書籍の整理のために、いわゆる自炊(スキャン)をしている。
お気に入りのスキャナーはCanon DR-2510Cだった。
しかし、もはや生産終了して入手できない。
代わりとなる製品がDR-C125だ。
機能的にはDR-2510Cの上位互換ともいえるが、同じように使うには少しコツがいるようだったので、紹介しておく。
個人的に、自炊モードは24ビットフルカラー、300dpi、両面を選択している。これが様々なビューワで閲覧するのにちょうどよい。
DR-C125の標準設定はかなり画質が悪い。おそらく白黒のビジネス文書を対象としているのだろう。
そこで、手動設定を行うのだが、上記のようにスキャナを設定しても常に画質がDR-2510Cに劣る。
この原因は出力時の高圧縮モードにあった。出力時設定で標準圧縮に変更するとDR-2510Cと同等の画質となった。
確かに高圧縮モードの圧縮率は高い。しかし、不可逆圧縮のようで、画質まで低下してしまう。そのような圧縮はあまり望まれないのではないだろうか。画質低下を許容するなら、最初から低解像度でスキャンすればよいのだから。
ちょっと腑に落ちないことだったので、メモしておいた。