2007年6月22日金曜日

計算機科学を学ぶゲーム(片手でいくつまで数えられるか?)

計算機科学を学ぶゲームを思いつくままに紹介しよう。ここでいうゲームには、コンピュータを使わない遊びも含まれる。

最初の話題は「片手でいくつまで数えられるか?」である。
5本の指を1本ずつ折りながら数える方法では、5つまでしか数えることができない。
1本の指は2つの関節があるので、関節で区切られた節を親指で抑えることで、12まで数えることが
できる。親指以外の4本でそれぞれ3つまで数えられるので12になる。
しかし、2進数を使うともっと多くの数を数えることができる。
指が折られていれば1、そうでなければ0を表すことにする。
5本指は5ビットになるので、0~31まで数えられる。
実際には特定の指(例えば薬指)だけ折るのは練習が必要かも知れない。
慣れないうちは親指で補助して4本だけ使ってもよい。
それでも15まで数えることができる。
以下に0~15までを0,1で示す。このパターンで指を曲げればよい。
0:0000
1:0001
2:0010
3:0011
4:0100
5:0101
6:0110
7:0111
8:1000
9:1001
10:1010
11:1011
12:1100
13:1101
14:1110
15:1111
この方法は何かにつけ、たくさんのものを数えなければならないとき便利なので、日常生活でも十分利用できる。

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