市販のWiFi基地局は少人数を前提にしている。せいぜい30名がよいところだ。20名あるいは10名以下でなければまともな通信はできないという話も聞く。製品によっても用途によっても異なるだろうが、これでは不便だ。
イベントなどでは多数の参加者をできるだけ少ない基地局で賄いたい。最低100人はサポートしてほしい。できれば300人くらいまでサポートしてほしいところだ。
しかし、100人くらいなら複数のチャンネルを使い分ければ、なんとかなるかもしれないが、300人となると基地局の問題だけでなく、WiFiの仕様も問題となる。もう少し制限を緩めると、同じハードであればデバイスドライバを入れ替えてもよいことにする。それなら独自プロトコルを利用できるので、耐性の高い新たな方式を模索できるだろう。
このような用途は、市場として小さいかもしれないが、確かに存在する。ぜひ、企業の方はそのような市場にも目を向けていただきたい。
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