前の投稿でDropBoxを導入したことを述べたが、その後しばらく使い続け、DropBoxの長所や短所がみえてきた。
DropBoxは普通のいわゆるオンラインストレージではない。例えば、SkyDriveと比較すると、SkyDriveにあるファイルを編集するにはダンロードとアップロードを行わなければならない。しかし、DropBoxのファイルはそのまま直接編集出来る。これはファイルの実体がローカルのドライブにあるという意味だ。同時にリモートのサーバにもある。つまり、ローカルとサーバの両方にコピーがあり、それを同期するサービスがDropBoxだということだ。
このため、ローカルドライブの容量を超えるようなファイルを収容することはできない。ローカルのノートPCの容量が4GBだとすれば、それ以上は増やせない。まだ試していないが、容量の異なるノートPCでDropBoxを使うと、最小サイズに合わせる必要がある。さもなくば同期できないというエラーになるだろう。初期のEee PCのようなディスク容量が4GBしかないようなマシンではまともに使えないだろう。
しかし、それ以外の点では非常に便利だ。ダウンロードとアップロードの手間もかからず、オフラインでも使える。Gmailへの添付もローカルディスクそのものの操作だ。
つまり、DropBoxとSkyDriveは使い分ける必要がある。SkyDriveのような大容量?のオンラインストレージに安全にファイルを保管して置いて、必要に応じて現在よく使うファイルだけを選んでDropBoxに入れる。これで、どこでも作業ができるようになる。
ちなみにDropBox Portableというものもあるので、USBだけでどこでも作業ができる。しかし、このDropBox Portableは曲者で、すでにDropBoxをインストールしたマシンでは動作しなかった。他のマシンでも果たしてまともに動くかどうか怪しい。
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