成田空港に着いてパスポートを持っていないことに気づいた時にはもう遅い。何もできずに帰るしかない。それは大変残念なことだ。そのようなことがないように行政サービスを改善してはどうだろう。
そのためには成田で即日パスポートを発行できなければならない。しかし、個人を特定する様々な書類は簡単には用意できない。そこで、住民基本台帳ネットワークを活用し、少なくとも1つの身分証からその他の必要な情報の保証を与えて、簡易パスポートを発行できるようにすればよい。
しかし、原理的には可能であっても、まだまだ多くの問題がある。それは、いったんこのようなことが許されると皆がこのサービスを使い始めてしまい、対応が間に合わなくなる可能性がある。通常、海外旅行では、2時間前に到着することになっている。これは座席予約などを含めたチェックイン、出国のための時間である。これにパスポート発行を含めると、パスポートは遅くとも30分で発行できなければならない。りっぱなパスポートは無理かもしれない。今のパスポートには、5年(黒)と10年(赤)の2種類がある。1年くらいの簡易版を加えて、発行を簡素化した方がよいかもしれない。あるいはA4専用用紙1枚の簡単な印刷物で代用してもよい。
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