携帯キャリアは戦略を変えつつある。
既にドコモは販売台数が減少しても利益を増加させている。携帯が飽和し、買い替え需要が低下しているため、携帯そのものを販売することで利益を上げることが困難となっている。
これに続きパソコン市場も飽和しつつある。すでに売れ筋は低価格ミニノートに移っている。これは2台目重要だ。つまり、1台目需要は一巡してしまったということだ。
時を合わせて、新たな市場の担い手になる子供たちへは携帯やパソコンを使わせない方がよいという議論が教育再生会議で進んでいる。そもそも若い世代の方が人口が少ないので、市場規模も小さい。
これからはパソコンも単純な販売戦略から脱却する必要がある。しかし、携帯のようにキャリアで稼ぐことはできない。もっとも多くのメーカーはプロバイダーを兼ねている。キャリアで稼ぐ道がないとはいえない。しかし、大した規模ではない。
残された道はサービスしかない。AppleのMobileMeに該当するサービスだろう。しかし、PCで同じサービスをするならMicrosoftに勝てるはずがない。
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