2009年9月28日月曜日

政治制度

選挙の結果をみると間接民主制は必ずしも民意を反映しないように思える。別に民主党に意義があるわけではない。むしろ逆だ。しかし、選挙では争点があり、すべての政策が争点となるわけではない。そこに大きな問題がある。
争点がぼけるために仮説民主制では大雑把にしか民意を反映できない。より正確に民意を反映する必要がある。現在のインターネット技術は直接民主制を実現できる。もちろん課題は非常に多いが、少なくとも不可能とはいえなくなってきた。実際、国規模で直接民主制を実施している国もあり、それも徐々に増えると予想される。
ただし、直接民主制では相矛盾する政策が実施される可能性がある。そこが最大の課題だ。整合性は少数の専門家でなければチェックできない。その役割を持つのが議員だ。それゆえ議員は必要だ。ただし、いまほど多い必要はない。意志決定に必要な人数がいればよく、問題提起は国民自身がすればよい。
政治のスピードを上げるには国民自身が提言できなければならない。そのようなしくみとシステムを組み合わせると新しい時代がおぼろげながら見えてくるように思える。

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