iPhoneアプリは、現在もっとも開発が活発なソフトウェア市場かもしれない。そこでは優秀なソフトが数多く開発されており、そのようなiPhoneアプリをPCでも利用したいと思う人は少なくないだろう。なんと言っても世の中の大半のPCはWindowsなのだ。
PCでiPhoneアプリを開発するツールなどはそろってきた。開発面では問題がなくなってきているが、しかし利用面ではまだまだだ。
本質的な問題点はマルチタッチというiPhone独自のインターフェースにある。iPhoneアプリは、このインターフェースを生かした設計がなされている。しかし、そのように作成してしまうとマルチタッチでないPCでは使えない。
キーボードと組み合わせてエミュレーションする方法も考えられなくはない。それでもOSへの設定が必要だ。やがて、Windowsにもマルチタッチが導入され、APIが整理されるだろう。それまで待つと、現在の勢いを失ってしまうかもしれない。
現実的な対応は、マルチタッチでなくても使えるようにiPhoneアプリを設計することだろう。
もし、iPhoneアプリがPCで動けば、それこそ小型ネットブックの時代が到来するかもしれない。
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