2009年10月19日月曜日

脳のキャッシュ

人間は書物に知識を記し受け継いできた。書籍の役割がインターネットに変わったとしても基本的な仕組みは変わらない。書籍より手軽にアクセスできるため、ずっと便利に使える。このことに批判的な人も少なくないが、大部分の人にとって恩恵であることは否定できないだろう。ネットのない時代に逆戻りしたい人はいない。子供が副作用を心配されているくらいだ。
脳に記憶してしまえば、それがもっともよいが、ネットの知識は膨大であり、その知識をすべて覚えることはできない。そこで、ネットと脳の中間的な記憶が必要になる。いま、携帯やPDAがネットの知識の一部をメモするために使われている。いわば脳のキャッシュである。この役割は本来メモ帳やノートが行っていた。今でもメモ帳やノートに書く混む人も少なくない。しかし、これらの知識はわかりやすいように定期的に整理されなければならない。そうなると再利用可能なデータであることが重要になる。

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