Windows Azureを使ってみた。といってもチュートリアルのままだが。
インターフェースはすばらしい。Amazon EC2がコマンドライン中心(最近GUIもできたが、基本的にはまだベータ)なのに対して、完成度の高いWebベースGUIを備えている。
アプリケーションのdeployも、開発用のstagingと本番用のproductionの2通りある。このあたりはRailsの発想に近い。EC2では自分で使い分けなければならない。また、EC2には特にdeploy用のツールがあるわけではない。
気になったのはstagingで生成されるテスト用のWeb Site URLになかなかアクセスできなかったことだ。単に混んでいるせいだったようだが、本番に向けて環境面での性能改善が欠かせないようだ。productionではスムーズに表示できた。テストに時間がかかるのは少々困る。テストでは時に本番以上にアクセスすることがあるからだ。
EC2と比較すると、使いやすさの点ではAzureが勝っていると思う。問題はアプリケーションの開発がVisual Studioに限定される?ことだ。開発言語が制限されるのは、あまりうれしくない。ライブラリを含めて大規模な移植になってしまうからだ。
Azure開発に必要なWindows Azure Tools for Microsoft Visual Studioは、Visual Web Developer 2008 Express Edition with SP1で動作するが、IIS7(つまりOSはVista SP1 or Server 2008以上)を必要とする。手元にXPしかないので開発までは評価できなかった。
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