1TBのHDDが1万円で買える時代にクラウドの料金はかなり高い。1TBが1万円なら1GBは10円だ。これはAmazon S3の月額使用料と等しい。つまりAmazonは毎月HDDを買い換えることのできる料金を徴収している。現代のHDDの耐久性はMTBFで100万時間と言われている。もっともこの値はオーバーだ。しかし、徴収し過ぎていることは確かだし、その上通信料まで徴収するのだ。どちらかと言えば容量は最大値が変わる度に一度だけ徴収すればよいはずだし、むしろ通信料に加算した方が合理的だ。
確かにサーバのコストはHDDだけではない。しかし、AmazonはEC2も行っているので、それぞれに徴収すればよい。
逆に言えばライバルは通信量で課金するビジネスモデルでAmazonを超えることができるだろう。通信や電力及び原価償却はすべて容量より利用時間に比例させた方が合理的だ。その代わり容量加算は初期割当時に少し高目に課金すればよい。
利用時間に基づく料金にはホスティングサービスで月額500円程の固定料金でも運営している例がある。ましてや本業の傍で行っている副業のパブリッククラウドならもっと安くてもおかしくない。
おそらくクラウド技術が普及すれば価格破壊が起きるだろう。優に1桁は下がるはずだ。
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