2007年11月11日日曜日

サッカーより料理か子守

RoboCupはサッカーを競うロボットの祭典だ。
しかし、これは日本と韓国でワールドカップが開催されたことに便乗して提案された目標に過ぎない。
実際には、ロボットにサッカーをさせても大した意味はない。
そこで、最近では災害救助などを目的にする競技部門も現れた。
災害救助はサッカーよりはるかにましだが、日常の中にロボットが入ることには貢献しない。
それではロボットの商業化は成功しない。
ロボットを介護に使う応用はある。こちらの方が数倍ましだ。特に高齢化社会のニーズにマッチしている。
しかし、同じ状況でまだ手付かずの分野があるように思える。それが料理や子守などである。
料理ロボットは必ずしも人型である必要はない。また、レトルト食品の工場を巨大なロボットと考えれば、すでに実現されているともいえる。しかし、ここでは原材料から直接料理をするロボットのことだ。
また、子守をロボットにさせる親はいないという人もいるだろう。しかし、逆説的に子守を任せられるくらいのロボットは非常に良くできたロボットだということになる。
これらは、これからの高齢化社会(逆に言えば少子化時代)に必要な女性の社会進出を後押しする。

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