2009年11月2日月曜日

SD Floppy

SDメモリは広く普及した。2GBなら千円くらいで手に入る。
いまSDメモリは価格維持のために大容量化を目指している。しかし、それが人々の希望する方向だとは限らない。
かつてフロッピーディスクというものが使われていた。1.44MBというSDメモリの1/1000の容量しかない。しかし、今日のSDメモリは、かつてのフロッピーの役割をすべて果たしているわけではない。
例えば、フロッピーは100円で買えた。この程度なら惜しくもなく他人に渡すことができる。例えば、郵送でデータを渡すときなどフロッピーを使うのが一般的だった。MDは高く、CDは大きい。同様にSDは只であげるには高すぎる。そうなると返送手段も考慮しておかなければならない。この程度を面倒と考えるかどうかは人によって違うが、100人くらいからデータをもらう立場だと面倒で仕方ない。
そこで、SDのもう一つの進化形が考えられる。小容量かつ安価な使い捨てメディアになることだ。使い捨てというのは一方通行と言うことで、もちろん再利用はいくらでもできる。
このようなメディアにするには徹底的に標準化して、枯れた設備を活用することだ。容量的には、FAT32の最大ファイルサイズ限界の4GBあたりが妥当だろうと考えている。そのためには、もう少し製造技術が枯れてくるのを待つ方がよいかもしれない。

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