インストールマニアックスは、Windows Server+IISにどれだけ多くのWebアプリをインストールできるかを競う大会だ。プログラミングコンテストのように特殊なプログラミング技能を必要としない分、多くの人が参加しやすい大会だ。しかし、プログラミング技能は必要ないが、計算機管理の知識は必要になる。情報処理技術者の技能としては、それぞれレベル2,1に分類されるため、やはり一般向けであることは確かだ。
今回のインストールマニアックスではHyper-Vが必須となった。ただし、これは無理やり課されたルールだ。なぜなら、Webアプリとは全く関係ないからだ。
しかし、Hyper-Vのインストールにはかなり問題がある。Hyper-Vを稼働させるには、サーバ本体の他に管理PCを必要とする。サーバ自身はインストールマニアックス事務局から配布されるので問題ないが、管理PCは自前で入手する必要がある。
どんなPCでも管理PCになるならよいが、Vista/7 Homeより上のエディションでなければならない。このようなPCの入手はすぐにはできない。Vistaはそもそも敬遠されているし、7にしてもネットブックならHomeだろう。よって、条件を満たせず、最初のハードルをクリアできない参加者が続出するように思える。
このレギュレーションには疑問を持たざるを得ない。
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