Processingという言語がある。Javaで実装されたLogoあるいはBasicという雰囲気の言語だ。ようするに初心者向けにグラフィックスが使える言語だ。しかし、本格的に使えばアートにまで消化できる潜在的な能力を持っている。
これをJavaScriptとcanvas要素を使って実装したのがProcessing.jsだ。本家よりこれに注目している。
Processing.jsではJavaの変数宣言のキーワードintなどがそのままつかえるようだ。ただし、実装を見るとintやfloatを単純にvarに変換しているだけだ。しかし、エラーを起こさないことが重要だ。
これをもう少し修正するとProcessingだけでなく、Java自身をProcessing.jsで動作させることができるかもしれない。そうなればJavaアプレットがJavaScriptだけで動作するかもしれない。
また、Javaと似た文法の言語なら何でもよくなると、Cも実行できるようになるかもしれない。細かなセマンティクスは完全に再現できないだろうが、初心者教育には十分使えるものになるだろう。
このような将来性を考えてProcessing.jsには注目している。
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