正直、この分野は全くの素人なので、想像だけで考えている。もうすでに、このようなアイデアは存在するとしてもおかしくないと思いながら書いている。
インクジェットで印刷できる媒体は紙だけに限らない。紙以外に印刷する用途にインクジェット技術が使わることはある。また、インクジェットの解像度は他の印刷技術に対してかなり細かい。今のことろ最高精度の印刷技術といってよいだろう。これに加えてインク自体を変更することができれば、表題のような用途に利用できるのではないかと思う。
想定する電気回路は2種類ある。いわゆる基板と初期のICだ。要するに、現在のインクジェットの精度で実現可能な集積度をターゲットとするわけだ。ただし、ICといっても、通常のICよりはるかに広い面積を使うことができる。紙のサイズはA4であってもLSIの比ではない。しかし、そのままのスケールで拡大しても同じものを作れるわけではない。
紙は繊維であり、中身は空のようなものだ。そこにインクをしみこませて必要な性質を形成する。基本は、導体、絶縁体などだ。基板だけならこれだけでもよい。さらに抵抗など電気回路の基本的な要素も実現できればよい。いずれもインクの性質を変えるだけでよいはずだ。
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