既存の情報インフラは技術的にすべてインターネットで代替えできる。しかし、実際にはそうせず個別のプロバイダないしキャリアが料金を徴収している。
この料金が家計に占める割合はかなり大きい。プロバイダやキャリアでばらつきはあるが、ADSLで5000円/月、FTTHで7500、CATV込みで10000といったところだろう。さらにモバイルまで含めるとデータ定額6000円/月・台だ。
情報は無料で入手しているという意識の
人は少なくないと思うが、実際にはこれだけの経費を家計で支出している。これは無視できない額に達しているのではないだろうか。情報格差を助長しているように思える。特に複数の経路を確保するために過剰な料金を支払っている。それでいてそれぞれの経路は孤立し、代替えできない。これは意図的に重複徴収されているともいえる。
そろそろ公共的な情報インフラを考えた方がよいのではないだろうか。ラストワンマイルを無線にすれば、地デジに移行する経費だけで十分賄えるような気がする。ただし、公共的な無線はことごとく失敗しているのでよく考える必要がある。
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