2008年10月24日金曜日

10Gから100Gへ

ネットワークの将来像は仕事柄注目している。
ITproの記事によると10Gビットイーサの市場規模が2008年に95億ドルに達するらしい。しかし、金額だけみても、どこまで普及するのかわからない。2008年現在10Gイーサは基幹以外には使われていない。1Gイーサが既に普及品となっているのに比べるとまだまだだ。すなわち、95億ドル市場とはその程度のものだということだろう。
この記事には続きがある。100Gは2013年頃に手頃になり、それまでは40Gが必要だとある。しかし、40Gが普及するといわれる2011年頃でも現在の10G同様に基幹以外には使われないだろう。だとすれば、100Gが普及するのを待って切り替えるというのも悪い方法ではない。
あまり根拠のない予想だが、10Gが一般ユーザレベルの普及品になるのは、早くても世代交代の進行する2011年だろう。2013年まで遅れても驚きはしない。
それからしばらくは10G時代を続ける必要があるので、末端と基幹の比率が1G-10Gと同じ、10G-100Gとなるまでは大きな変化は起きないだろう。中途半端な投資はあまり意味がない。

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