日本では既にPCより携帯を使う人の方が多い。インターネットにしても携帯で十分にできる。もっとも、その「十分」という意味は人によってかなり違うかもしれない。
IBMの調査では、米英中でも日本同様にPCより携帯でインターネットにアクセスしたいという人が半数に上ったらしい。これは日本からみれば「いまさら」という感じもする。しかし、日本はガラパゴスと揶揄されるほどの携帯先進国だ。他の国は日本の後ろ姿を見ているともいえる。もっとも、ガラパゴスは大きなリスクと裏腹だ。進化の方向を間違えると袋小路に入り込む。
しかし、今回の調査で、米英中の市場が日本同様にインターネットを志向する携帯を求めているなら、日本の携帯が活躍する余地はある。
ただし、米英中の市場が求めているのは、日本の携帯ではなく、特定のブランド、例えばiPhone, Androidかも知れない。その場合は、日本の携帯はやはりガラパゴスといわれたまま終わってしまうかもしれない。
どちらに転んでも損がないのは、携帯サイトかもしれない。サービスは携帯に依存しない。ただし、これも日本のサービスはかなり携帯に依存しているように思えるので、国際展開は望めないかもしれない。
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