世代により仕事の仕方が違うと思う。
私より上の世代ではパソコンを使えない人も珍しくない。あとからパソコン操作を習ったため、どことなくぎこちない。もちろん例外はあるが、あくまで例外だ。しかし、最終的に仕事は立派いに成し遂げる。それは決して否定できない。もちろん個人差はある。ここでいう仕事の差とは方法の違いであり結果の違いではない。
私の世代ではパソコンが当たり前だ。上の世代とは仕事のレスポンスが大きく違うようだ。上の世代はやはり紙と鉛筆が中心でじっくり考え最後にパソコンで清書する。つまり、バッチ的な処理をしている。それに対して私以降の世代はパソコンそのもので仕事をする。すぐに成果物ができるので、作業途中でも成果物を渡すことがある。その結果、スループットが高まる。最終的な結果にはあまり差はない。
私より若い世代は、さらにそれが極端に進んでいる。モバイルの世代だからだ。パソコンもモバイルなら、携帯も当然モバイルだ。モバイルならいつでも好きな時に仕事ができる。電車の中でもメールを書ける。学生の中には電車の中でレポートを仕上げる人もいる。私自身はそれほど携帯を使わない。というより使えない。携帯での文字入力は苦痛だ。その差が世代差と言える。若い世代はもっと細切れに仕事をするようになり、もっとスループットが向上するだろう。しかし、細かく分断された作業は、結局後でまとめる必要がある。今後、ビジネスで必要とされるのは複数のソースに分断された情報を統合するツールかもしれない。
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