ニュースで、Googleが中国で無料の音楽配信を始めると聞いた。
何でも音楽を検索し、それを無料でダウンロードできるサービスらしい。しかもワーナーなどの有料数十万曲を合法的に無料で配信するという。
おそらく中国国内では法的にも問題ないのだろう。しかし、中国のネットに接続できれば誰でもこのサービスを受けられることになる。
中国のVPNに接続してもよいし、実際に渡航してもよい。ホテルからアクセスすれば区別はできないだろう。
とすれば、これは事実上の無償提供を意味しないだろうか。
日本では著作権団体が頑なに権利を主張しているが、中国はもとより米国を始め著作権価値の見直しが時代に合わせて始まっているように思える。日本が著作者とともに時代から取り残されるかもしれない。著作者はそれでも国内のみから利益が得られるのでよいだろうが、メーカーは輸出できなければ生き残れないだろう。さらにいえば、メーカーは完全に国外に出てしまえば、いくらでも生き残れるが、。売れるものを作れない工場を継続でないために、労働力を吸収してはくれないだろうと言うことだ。著作者の権利を過剰に保護するとワークシェアの効果も無に帰す可能性もある。
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