2009年3月13日金曜日

成功が約束されているWindows 7

Vistaの不振を払拭するために、Windows 7が時期を早めて投入される。
Vistaの失敗で、いまだにXPが現役を続けている。Windowsにしては軽いので、ネットブックにも適しているのは事実だ。しかし、その機能はもはや見劣りする。
Windows 7は待ちに待った本命だ。しかし、実際には本命というほどの機能があるわけではない。不必要な機能を取捨選択できるが、それによって特に軽くなったり、早くなったりする訳でもなさそうだ。あくまでもVistaよりましというところだろう。
それでもVistaによって低迷したOS需要を7は喚起できるだろう。したがって、過去最大の販売実績は確約されている。しかし、それを成功といってよいものか。あえていうなら消極的な成功だろう。
マーケットは先を読むという。おそらくWindows 7の成功は織り込み済みだろう。しかし、Windows 7の評判が芳しくなければ、過去最高の収益を上げても株価は下がるかもしれない。

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