コンビニ7-11は米発祥のビジネスモデルだったが、それを成功させたのは日本のイトーヨーカドーだった。ビジネスモデルをきめ細かく微調整する技は日本のお家芸かもしれない。
米Yahooは瀕死の状態にある。逆に日本のYahooは大成功をおさめている。とはいってもYahoo単独での勝利ではない。PCだけでなく携帯も含めてようやく得た勝利であり、しかもまだ確定していない。
PCではMicrosoft, Googleが熾烈な競争をする中で、Yahoo自体はその競争から一歩遅れている。しかもMicrosoftもGoogleも携帯市場を確実に狙っている。Yahooの市場は徐々に消えつつある。
日本のYahooが検討しているのは、検索以外のサービスを充実させたことだ。特に娯楽の段階まで達していることが大きな利点だ。このようなサービスはインフラが整備されないと難しい。インフラ整備はMicrosoft, Googleにとっても価値がある。インフラが整備され次第、攻勢を強めてくるだろう。特にGoogleにはYouTubeがある。
日本でYahooが生き残っているのは、PC時代にISPとして、携帯時代にキャリアとして、それぞれ顧客を囲い込み、その顧客に対してYahooを全面にサービスを展開したためだ。同じ戦略を世界中にはとれないだろう。
現Yahooの勝利はlocalizationの勝利ともいえる。これはinternationalizationの対極にある。
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