スマートグリッドは、グリーンニューディールのかなめと言える。
どうせ新しい送電線を作るなら、インターネットの特性を可能な限り模倣したらどうだろう。
例えば、インターネットではIPアドレスだけで目的地に到達できる。これを送電線に例えるなら、契約者だけに電気を届けることになる。もし、電力の伝送を、送電線自身が制御可能ならまったく新しいサービスを考えられる。
このようなシステムでは電力+情報を送信することになるだろう。PLCに近い考え方になるかもしれない。しかし、すぐにPLCが光ファイバを駆逐できるわけもなく、PLCならではの使い方を考えていくことになるだろう。
各家庭にスマートグリッドのアドレスを割り当て、送電線を共有しながら、どのような経路でも送電できるようにする。しかも、送信側で電力使用量を測定でき、必要に応じて購入できるようになれば、無駄な電力消費も発生しないし、電気代も節約できる。
このようにネットワークのような送電線ができると、よりよい時代になりそうだ。
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