NHKで報道されていたが、総選挙で多数の日雇い派遣をしているようだ。
一見、少しでも雇用が広がるようで悪い話ではないように聞こえるが、あまりよい話ではない。
なぜなら、中間搾取があるからだ。派遣者一人について1500円支払っても、派遣者の手取りは780円にすぎない。一方、アルバイトなら1000円支払って、1000円の手取りとなる。つまり、かなりの部分が派遣会社の取り分であり、労働者に還元されるわけではない。
にもかかわらずアルバイトとせず、日雇い派遣をするのは、受け入れ側の事務手続きが簡素化されるためだ。逆の言い方をすれば、手間を惜しまず事務手続きすれば、きちんとした雇用を行うことができるわけだ。すなわち、自治体の怠慢のために日雇い派遣を選択しているという言い方ができる。
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