2007年10月5日金曜日

成田に空港ナカを造ろう

駅ナカが大ヒットしている。
移動する人にとっては駅から出ることより駅の中にいる時間の方が長い。当たり前といえば、当たり前のことだが、これに気づかず、あるいは気づいていても野放しにしてきたことは大きな失点だ。
駅ナカが成功するには、その駅が交通の要所、すなわち複数の路線が交差し、乗り換え時間(滞在時間)が長いことが重要だ。
これらの条件はそのまま空港にもあてはまる。むしろ、空港のための条件といえる。
今でも空港には店がある。しかし、繁盛しているかといえば決して繁盛しているとはいえないだろう。
特に成田は問題だ。
羽田は国内線でありながら活況がある。しかし、成田は国際線のハブを目指しているにもかかわらず貧弱だ。
そこで、提案だが、成田に巨大なショッピングモールを建設してはどうだろう。
ただし、このモールには建築上の興味深い使命がある。それは二重構造だ。つまり、国内の客と国外の客に両方サービスできなければならないという点である。
夜間に営業を停止する成田に商業的な魅力は少ない。国外の客だけでは十分でない。国内の客を呼ぶ必要がある。
羽田の場合、もし国際線の中継になるなら、わずかな時間で都内に出ることができる。わざわざショッピングモールを作らなくても困らない。

0 件のコメント: