2007年10月14日日曜日

靴と帽子

新たな発想を生み出す方法のひとつに組み合わせがある。
簡単な例では、ラジオとTVを一つにした商品などだ。
(そういえば、今の時代だからこそ、TVでラジオぐらい聞けてもいいのではないだろうか?)
思わぬ組み合わせが新商品に結びつく。
新商品を考えるとき、まず真っ先に行うのは他の商品と組み合わせてみることだ。
組み合わせるものがあまりに違うとうまく組み合わせることができない。
しかし、よく考えれば組み合わせることができる。
そこで、靴と帽子を例にする。(本当は、あまりよい例ではない。)
靴と帽子は人間の体で対極に位置する。
そのため、通常の発想では組み合わせようとしない。
それをあえて組み合わせるとどうなるか考えてみよう。
いずれも外出のとき使用する。よって、両者が同時に使用されるシチュエーションがあることになる。これは幸先のよい出だしだ。
帽子は一番高い場所にあり、靴は一番低いところにある。つまり、人間に関するすべてのものが帽子と靴の間にある。
ここで少し新たな切り口が必要だ。
例えば、通信を考えると、人体通信なるものが応用できるかもしれない。人体通信は人体を媒体とする通信だ。帽子と靴でカバーできるすべての装着物とPANを構成できるかもしれない。
もう一つは、高い場所にある帽子は太陽光発電、足で踏みつけられる靴は機械発電というように微弱ながらも発電装置に使えるかもしれない。
ちょっと無理やりなところもあるが、考えようとすれば何かしら考え付くということだ。

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