2007年12月24日月曜日

GoogleとWiki

なぜGoogleはWikiを提供しないのか?
考えてみれば、これは不思議なことだ。なぜなら、今のところGoogleはありとあらゆるサービスに手を伸ばしているからだ。Bloggerでブログを提供したなら、次に無限ともいえるストレージを利用してWikiを始めてもおかしくない。
最近になってGoogleがWikiを始めるというニュースがあった。具体的にはJotspotというWikiホスティングの会社を買収しているらしい。また、KnolというサービスでWikipediaに対抗するらしい。これからGoogleのWikiに注目したい。
話を元に戻すと、なぜGoogleはWikiへの対応が遅れたのかという疑問が残る。買収するのに適切な会社がなかったか、まわせる資金がなかったという単純な理由かもしれない。
しかし、技術的な問題もあるのではないかと考える。Googleはサーチエンジンがメインの会社だ。その中ではPageRankと呼ばれる仕組みを使う。PageRankでは参照関係を解析する必要がある。Wikiのようにあらゆる語をリンクするとPageRankに相当の負荷がかかることが予想される。WikiはPageRankの天敵ともいえる。そのため、最後に回したのではないだろうか?
手遅れにならない程度に遅れて市場に参入できればよいと考えたのだろう。

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