2007年12月6日木曜日

テキスト文化対決

テキスト文化にはエディタ文化とワープロ文化がある。
歴史的にはエディタ文化の方が古いが、ワープロ文化の方が日常的だ。
ワープロはWYSIWYGを原則とする。つまり、我々が日常的に用いている書き方で書けばよい。
それに対してエディタ文化はワープロ以前のCUIから育まれた文化である。よって歴史は古いが、人よりコンピュータの都合に合わせている。
エディタ文化はroffやTeXにさかのぼる。
これらでは、段落を空行でわけ、一文で改行することもある。
このようなテキスト文化は今日でもメールやブログに生きている。しかし、正式な文書で使えない書き方であることは自明だ。
しかし、このようなテキスト文化が異質であることを疑いもせず、正式文書に使う人も少なくない。特にパソコンメールに慣れた人に多い。携帯メールでは逆に改行しない人が多いのではないだろうか。

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