自然エネルギーを用いた発電装置がいくつも考えられている。太陽光、太陽熱、風力、小水力などである。
これらが生み出す電力エネルギーは決して無視できないが、大きくはない。下手をすれば、その発電装置を製造するために要するエネルギーの方が大きいかもしれない。そうなると、その世な装置を作らない方が省エネだと言うことになる。
よって、自然エネルギーに基づく発電装置は特に、エネルギー的な減価償却とでもいうべき、製造エネルギーに対する発生エネルギーの比率を十分に小さくする必要がある。
減価償却では経済コストだけで評価するが、それだけでは不十分だろう。もちろん、長期間使えばやがては償却できる。しかし、使う間にはメンテナンスのためにエネルギーを消費することもある。そのエネルギーも自分でまかなうものとして計算する必要がある。
また、結局減価償却できないことがわかったとしても無意味ではない。エネルギーを平均化することには有効であるからだ。つまり、一種の電池のように作用するわけだ。
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