N種類の方法で計算した結果を多数決などして集約し、高信頼性を実現する方式をNバージョンという。
Nバージョンを信頼性のためではなく、進化システムのために使うことができる。
その場合、バージョンを変えても結果が変わらないアルゴリズムを比較するより、ヒューリスティックを対象とする。
N種類のヒューリスティックを共通のデータ構造に適用して、その結果を共通の基準で評価する。その評価値の最も高い結果を採用する。
アルゴリズムとしてのヒューリスティックとデータ構造を分離することでNバージョンの構成が容易になる。
ヒューリスティックを、それが使用するデータ構造で分類することで複数のデータ構造を統合できる。前処理でデータ構造の変換を行う。また、共通データとオプショナルデータを分割し、オプショナルデータの生成も行う。
Nバージョン自体はよく知られているが、フレームワークやデザインパターンにまで発展したものがないようだ。
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