新婚旅行で買ったベネチアングラスを食器棚にしまい込んでいた。
久しぶりに取り出してみると金模様が指でなぞっただけでとれてしまった。
せっかくきれいなグラスなのに、10数年しか保たないとは、残念だ。
それにしても耐久性が悪い。ガラス自体はまだまだ使えるが、模様が落ちるようでは価値が半減、どころかほとんど無価値といってよいだろう。
おそらく紫外線に当たっていた影響だと思うが、別に日向に置いておいたわけでもない。どちらかといえば暗い場所にあった。
ベネチアングラスは、よい観光土産だと思うが、それがこの程度の品質では顧客を維持できないだろう。これも現代のイタリアを象徴しているのかもしれない。
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