2009年4月14日火曜日

Mac OS X LeopardをWebサーバにする

いろいろなサイトでMac OS XをWebサーバにする記事が紹介されている。しかし、Leopard(10.5)に対応していなかったり、意外と手間取る。いろいろなOSでWebサーバを立ち上げたが、Mac OS Xはまだ使いこなしていなかった。今回、Mac OS XをWebサーバにするための基本的な操作をまとめておく。
Mac OS Xには最初からApacheがインストールされている。Leopardなら最初からApache2が入っている。Webサーバを起動するのは以下の通りだ。「システム環境設定」を起動し、「インターネットとネットワーク」の「共有」を選ぶ。「Web共有」のサービスをチェックする。これだけでWebサーバになる。
しかし、標準のWebサーバでは何もできない。最初から入っているコンテンツは/Library/WebServer/Documentsにあるものだけだ。
Mac OS Xでは基本的に管理者(root)で作業をするべきではない。そこで、ホームページもユーザごとに容易されている。ホームのSitesだ。Web共有を始めれば、最初からSitesも使えるようになっている。
しかし、ここにCGIなどをインストールするにはhttpd.confを編集する必要がある。ところがLeopard以前のOS Xでは、httpd.confが/etc/httpdにあったらしいが、Leopardからは/etc/apache2に移った。これがわからずにずいぶん探してしまった。
ユーザディレクトリの設定は/etc/apache2/users/ユーザ名.confで行う。ここに、例えばユーザディレクトリでCGIを使えるように設定しておけば、いろんなCGIをインストールできるようになる。

0 件のコメント: