2007年9月18日火曜日

大学がすべきアウトソーシング

大学には様々な業務がある。
授業に限ってもアウトソーシング可能な業務は多い。
(1) 成績のデータ入力
 用紙に記入する場合データに変換する必要がある。本来はデータ入力システムを開発して、直接入力するべきだ。その開発をアウトソーシングすることもできる。
(2) テストの採点
 マークシート式テストの場合に限られるが、採点を依頼することができる。これも本来はスキャナと採点システムですますべきだ。
(3) 入試問題の作成
 入試問題の作成を予備校に依頼する大学は増えている。大学が学生を選ぶ時代から学生に選ばれる時代になった。学力で判断する入試そのものが不要になってきている。むしろ適正を判断する必要がある。
(4) 情報システム
 学習管理や業務管理などあらゆるソフトはSaaSでよい。同じようなことを教えている大学がなぜ個別に情報システムを構築する必要があるのだろう。それが競争力につながっていればよいが、多くの場合関係ない。ならば、大学は協力してフラットな標準を作るべきだ。それが完成すれば、大学の統廃合がスムーズに進む。銀行が合併するときのように大学の名前が変わるだけで、預金者すなわち学生には何の不利益もない。
最後のテーマだけアウトソーシングからはずれたかもしれないが、SaaSも広い意味で外部に依頼する形態と考えた。

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