第1次産業である農業は最初にして最後の基盤産業である。
フラットな世界では工業はどこで行ってもよい。
サービス業はかなりの部分をアウトソーシング可能だが、人と人が対する部分はできない。
農業も輸入可能だが鮮度や種が違う。健康のためには地域に根差した食品が望ましい。
つまり農業は比較優位の原理に沿っても十分生き残れる可能性がある。
それを再生するのは農学部だ。
農業の後継者に農業技術を教えるだけでなく、むしろ技術以上に農業経営を教えるべきだ。
自立した農家を育てられるかどうかに今後の農業がかかっている。
そのために、まず農学部のカリキュラムを変えることから始めるべきだ。
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