USBでSANを作る話だ。
SANではFCやiSCSIが使われるが、USBは使われない。
答えは遅いからだ。
USB 2.0でも480Mbpsであるから、1000base(1000Mbps)より遅い。
それでも、SANを作る意味があるかといえばコストだ。
USB HDDは非常に安い。
よって、多少遅くてもきわめて安くSANを構築できる。
USBには仕様上127台まで機器を接続できる。
実際には、そこまで接続できる機器は存在しないが、作ろうと思えば比較的安く作れる。
1台約5万の1TB HDDを127台使えば、約600万で127TBのストレージを実現できる。
もちろん、そのままでは信頼性が低くて使えない。
しかし、可能だという意味は大きい。
性能はキャッシュでも補えるので、何よりコストが競争力を生む。
さて、このような製品ははたして登場するだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿