2022年9月29日木曜日

無人店舗 open vs close

 労働者人口の減少に伴い。様々な対策が必要になっている。中でもコンビニの省力化は重要である。コンビニでの雇用が減少することで不利益を被る人もいるが、コンビニ経営自体が足り立たなくなると本末転倒である。コンビニは社会インフラとなっている。

無人店舗には様々な方式がある。ここでは視点を変えてopen、closeと分類してみる。

open型とは、店舗が人に対して解放されている形態であり、人が店舗に入る。いわゆるウォークスルー型だ。Amazon Go, TOUCH TO GOなどの事例がある。入口ではスマホで客を認証し、店内ではカメラやセンサーで客がどの商品を手に取ったかなどの行動を認識し、出口では決済する。この方式は、実店舗に近く、馴染みやすい。状況によっては、入口での認証を省ける場合もある。

close型とは、店舗が人に対して解放されていない形態であり、人が店舗に入らない。いわゆる自動販売機型だ。auミニッツストアなどがある。アプリで注文し、店舗で受け取る。この方式は、ロボットなどを必要とするため、設備投資が大きくなる。しかし、防犯対策や在庫管理などに有意性がある。

私は、かねてよりコンビニで予約購入をしたいと考えていた。店舗に行くと欲しいものが売り切れていることがあるからだ。予約時に決済まで済ませておけば、確実に購入できるはずだ。もっとも配送スケジュールにもよる。Amazonなどの配送を参考にすれば、前日に予約すれば翌日には確実に入手できるはずだ。このような予約購入に適しているのはclose型である。


2022年1月2日日曜日

理系プログラミングと文系プログラミング

受験生はやむなく理系か文系かを選択しているが、理系と文系の区分は本来あいまいなもので、あまり決めつけは良くないと思っている。プログラミングを理系と文系に分類するのも不本意ではあるが、他に適切な呼び名を思いつかなかった。

プログラミングに2つの流れを感じる。理系プログラミングと文系プログラミングだ。いずれも、ここで名付けたものなので一般的な概念ではない。

理系プログラミングは、競技プログラミングに代表される問題解決のためのプログラミングだ。ここでの問題解決は、社会的な問題の解決ではなく、出題された問題を解くことだ。しかし、正しい答えを出すだけでなく、計算時間等様々な制約を満たす必要がある。そのためにはプログラミングの技法を極める必要がある。

文系プログラミングは、実際に役立つアプリケーションを開発するためのプログラミングだ。アルゴリズムよりライブラリやAPIなどの知識が重要である。

どちらも重要であるが、1つの科目で両方を目指すのは難しい。理系プログラミングはアルゴリズムなどのCS系科目で学ぶことができる。しかし文系プログラミングは応用分野により異なる。それぞれの専門科目(必ずしも文系科目ではない。むしろ理系科目)で学ぶ必要がある。

理系・文系の命名は不適切かとも思う。理系は深さ、基礎などを意味し、文系は広さ、応用などを意味する。適切な語を思いついたら、紹介したい。