2009年7月29日水曜日

Remember The Milk

今日突然、Remember The Milkに知らない人の予定が表示されていた。
もしかしたらアカウントIDが衝突しているか、いずれにせよシステム的なエラーだと思う。
他の人が知らせたいと思っても、自分が承知していない予定が勝手に追加されるのはおかしい。
もともとあまり活用していなかったが、やはりRemember The Milkは使えない。

ストラップ兼用イヤホン

以前、iPhone用ストラップの話をした。そのときには、iPhone用ストラップは難しいかもしれないと述べた。
やはり、唯一使えそうな端子はイヤホンだけだ。だから、イヤホンをストラップにしてしまうのがよさそうだ。
ストラップ兼用イヤホンは別にむずかしくない。

CRT技術の保存

ディスプレイの話題が続いたので、ついでにブラウン管(CRT)についても語りたい。
CRTはもはや過去の技術とされ、製品自体が見かけなくなっている。しかし、どのような生命も絶滅するべきでないのと同様に、今不要な技術が将来必要でないとは限らない。したがって、どのような技術も失われてはならない。
しかし、メーカーがCRTの専門技術者を雇用しながら、CRTを作り続けるという技術保全策は現実的でない。そこで、使用していない技術は、いったん技術者の手を離れることになる。問題は、必要になったとき速やかに技術者を育成できるかどうかだ。
そこで、重要な技術は簡単な原理を示したメモ書きや完成品だけではなく、その技術習得の過程まで含めて保存するべきだ。これには教育機関で過去の教材もあるだろう。昔のテレビの本はCRTの説明ばかりだろう。そのような教材自体を製造技術に含めて保存するべきだ。

印刷する有機EL

有機ELは印刷で製造することもできると聞く。そしてまた一般的な回路も印刷技術で製造可能であることから、ディスプレイの巨大化には有機ELが一番有利なのかもしれない。
ただし、有機EL自身、明るさが原因で大型化に向いていないので、その欠点を補うことができればの話だ。

隙間なき液晶接続

液晶は大型化するほど歩留まりが悪くなり、高価になる。タイルディスプレイでよければずっと安価にできるだろう。ただし、タイルディスプレイの場合は制御装置も複数必要になるので、部品自体は多くなる。しかし、それらの部品も量産効果が見込めるので、それほど高くはならないだろう。機能が安定すればタイルディスプレイには利点がある。
しかし、タイルディスプレイでは、液晶パネルの間の隙間が目に見えるという問題がある。これはドットが欠けるレベルではないので大いに気になる。そこで、隙間を目立たせずに接続する技術が必要になる。
最初に考えつくのは液晶と同じ屈折率の液状樹脂でうめることだろう。ただし、それだけではその隙間に表示されないので、隙間にも表示する技術が必要になる。隙間を画素レベルに抑えることができればめどが立つかもしれない。

2009年7月23日木曜日

Reality awareness

一般的に仮想化は効率を上げる。しかし、効率化が一定の水準に達すると、今度は逆に仮想化が効率を突き詰める上で障害となることがある。つまり簡単な最適化には適しているが、本当の最適化には適さない。どのような最適化あるいは仮想化にもこのような閾値が存在する。

発電杖

杖を使う人は今後益々増えるだろう。その杖は、容易に機械的な発電機を組み込むことができるように思える。また、小型軽量であれば発電機が組み込まれていても、例え体の弱い人が使った場合でもあまり負担にならないのではないかと思う。そのような人はゆっくり体重をかけて移動するので、かなりの力を杖にかける。その力を効果的に発電へと変換できれば歩いているうちに携帯を充電するぐらいできるかもしれない。
具体的にはエネループのような充電池を充電させた方がよいだろう。杖のデザインもあまり変えなくて済む。もっとも杖をつくほど弱っていたら、いちいち充電する面倒など願い下げだろうが。これはあくまでアイデアの提案と言うだけのお話。

美術品のWiki

絵画などの美術品は人類の共有すべき財産だ。もちろん所有権は否定しない。しかし、すべてが所有者に独占されているわけではなく。まして公共機関に所有されているものも多い。そうであれば、美術品の目録をWikipediaのように作成することは意義深いだろう。
デジタルアーカイブとして遺跡や美術品をデータとして保存しようという動きは昔からある。それが、どこまで成功しているかはわからない。わからないのは、データが公開されていないからだ。本来ならGoogleが真っ先に率先して公開するところだろうが、それをしていないところを見るとやはり権利の問題が大きいのだろう。
しかし、公共性という大義名分の下で少しでも公開へと進めば世の中も変わるかもしれない。

AndroidでiTunesを

AndoidでiTunesを動かせればiPhoneはいらないかもしれない。
iPhoneはApple特有の製品であり、価格はApple次第だ。それに対してAndroidはオープンなので、価格もオープンにできる。コストだけから言えば、Androidの方が優れている。
しかし、iPhoneの便利さはiTunesにある。iTunes+iPhoneの組み合わせに匹敵するソリューションがAndroidにはない。
そこで、単純な話、iTunesをAndroidに乗せてしまえば、iPhoneの差別化が無になる。しかし、iTunes自体はApple製品なので、そう簡単に移植されるはずがない。しかし、OSSのiTunes cloneならある。
そうなるとPCがなければ管理できないiPhoneより、Androidだけで完結できるシステムが構成できることになる。すると、短所が長所に変わる。

電子ブックと病院

病院内で電子機器を使うのはためらわれる。一般的に禁止されていることが多いからだ。
しかし、電子ブックなどが普及するにつれ、例え病院内でも読書などの日常作業のために電子機器を使う機会が増えるはずだ。題の電子ブックは一般的な電子機器の代表と思ってもらえばよい。
しかも、病院内で使える特殊な機器だけ許すというのでは問題だ。なぜなら、一般的な機器を禁止しては生活が不便になるし、特殊な機器は高価であるから患者の経済的負担も大きい。まして病院に行くとなれば治療費がかかるのだから経済負担は最小にすべきだ。
そうなると合理的な判断として、他の電子機器にたやすく影響されないような医療用機器を充実させる方向へむかうべきだろう。
今、病院とその他の場所では極端な格差があるように思われる。携帯のような電波はやっかいだし、騒音に近いおしゃべりも問題だ。しかし、あまり問題にならない機器まで禁止しているような状況は改善が必要だと思う。

メモリカードのリサイクル

メモリカードはいわゆるフラッシュメモリを用いており、長く使うと、やがて使えなくなる。また、大容量の製品が次々登場し、低価格化しているので、買い換えも早い。小容量のメモリカードをたくさん持つより、大容量のメモリカードを少し持った方が便利に決まっている。
このような使い方をしていくと、メモリカードがどんどん消費されていく。しかし、メモリカードは歴としたハイテク製品だ。これをリサイクルしないと貴重な資源が失われてしまう。しかし、メモリカードを回収しようという話はあまり聞かない。小さな電子部品の分別回収について自治体で考えていく必要があると思う。

百貨店は通販窓口へ

百貨店の売り上げが減少している。その対策が必要とされている。しかし、百貨店がスーパーや専門店の真似をしてもしかたない。百貨店は富裕層がターゲットであり、値下げすることなく付加価値で勝負するべきだ。その意味ではコンビニに近い。しかし、コンビニとの違いは店舗面積を生かした品揃えだ。しかし、コンビニよりは広くてもモールよりは狭い。単純な品揃えではかなわない。モールは小さな専門店の集合にすぎないので、当たり外れがある。したがって、百貨店は当たり外れがない品揃えを中規模の店舗で実現しなければならない。そのためには通販で品揃えを確保して、店舗で確認できるようにすることだ。また、国際展開し、世界中の優れ物を集めることだ。何でも手に入ると納得させる品揃えを在庫なしに実現するべきだろう。

FTTHより余暇

家庭のIT環境を整備するのはなかなか難しい。要は対費用効果の問題だ。
しばらく前のADSLからFTTHに変えた。確実にネットワークは早くなり、便利になった。それに伴って費用も増えた。
最初は、費用分ぐらい使うだろうと思ってたが、今までの利用実績を見るとそれほどでもない。実は、仕事の仕方自体が年齢相応に変化していることが問題だった。つまり、だらだらと仕事をしていられるほど仕事量が少なくなく、質より量をこなさなければならなくなった。
質より量というとネットワークの利用時間は長くなるように思うかもしれないが、実際にはネットワークを使っていられる時間すらなくなってきたというのが、実態だ。もう徹夜できる年でもない。そのため、家庭でのネットワーク利用が極端に少なくなっている。
光に変えれば、VoDでも楽しめるかと思っていたら、全くそんな余裕がない。逆に、これならもう少しADSLを続けていてもよかった。遅いが、モバイルよりは遙かにましだし、しかも安い。今更戻す気はないが、不況の時代ではライフスタイルをよく考えて投資する必要があるという一例だろう。

のど飴は龍角散

咳のひどい風邪に難儀している。そのようなときのど飴が欠かせなくなる。もともとのどが弱いようで、ちょっとしたことで嗄れやすい。
のど飴の中で龍角散ののど飴がよく効くようだ。いろいろ試して、いまのところ一番よく効く印象がある。ビタミンCの有無や様々な果実系よりずっとましだった。もっとも単に一番強いだけかもしれない。
薬と比較すれば、薬の方が効くだろう。それは確かだが、入手しやすさと価格を考慮すれば、かなり優れていると思う。
もっとも薬ではないので、それで根本的に治療されるわけではない。しかし、風邪の薬など市販のものはどれも気分程度だし、免疫に直るまでの間保てばよい。そう割り切れば悪くない。

借金大国への道

中国の景気がV字回復しているという。一説には、中国が行った大規模な景気対策が原因らしい。
景気対策は必要だが、予定外の支出であることは間違いない。カンフル剤として一時的に大量に手当てすることで回復できればよし、そうでなければ小出しにして結局回復しないまま支出だけが増えていくパターンに陥る。前者は今回の中国であり、後者は日本、そしてもしかすると今のアメリカもそうかもしれない。ただし、中国の回復は、もともと体力があったからという理由も考えられるので、同じ対策を日本やアメリカが行っても十分と言えたかどうかはわからない。
ここまでは序論に過ぎない。今回は、国が借金体質に陥っていく第一歩が予定外の支出、すなわち今回のような財政出動になるのではないかという疑念を示したい。
中国が今回支出した分を、将来的に税収で補うことができれば借金は帳消しになる。また、過去の資産を活用することで支出したのなら、それも問題ない。しかし、年度会計を考慮すると後者はあり得ないだろう。よって、将来的に帳尻を合わせることになる。
経済が好調なときは、その足を引っ張る政策を選択することが難しい。また、経済が不調なときには、なおのこと難しい。よって、増税などの政策は常に難しいことになる。福祉などの理由で増税する場合、借金返済に回すより新しい目的に使われてしまう。
このように不定期に起きる財政出動が積み重なり、ほとんど常にすべての国が借金大国への道を歩むことになる。この点で、中国がいつ先見の明を示して赤字を解消しようとするかが今後の鍵となるだろう。すでに中国は世界経済の柱の一つであり、自国の都合だけで簡単に経済政策を変更することは難しいだろう。景気を刺激する役割を果たすためには、借金を返す余裕は次第になくなっていくと思われる。

年金を税金にすべき理由

多くの人が年金に関心がある。次の選挙の政策として年金問題が取り上げられることもあるだろう。既存の年金が破綻しかけているのは周知の事実だ。ここで、年金を継続するなら、その方法を模索する必要がある。
年金には大きく3種類の考え、自己責任、世代扶養、税金などがある。
自己責任は各人が自分の年金を積み立てる方法だ。ただし、銀行の預金のように簡単に出し入れはできない。国が管理する定期のようなものだ。この方法では、収入による格差が大きい。以前のような一億総中流なら問題ないが、大多数が下流の時代には十分と言えない。また、何かと理由を付けて目先の利益のために年金の原資を消費してしまう可能性がある。自己責任は個人の判断で行うべき保険で国の政策とは言えない。
現在の年金は世代扶養とも言える。若年層が老年層を扶養する仕組みだ。この場合、老年層はただ乗りしていることになる。よって、最初は問題ないが、人口が減少してくると大きな問題となる。特に、世代格差による不公平が大きい。結局、税金で資金を補充することになる。
税金方式では年金の福祉と位置づけ、国が保証する。富の再配分の一方式となる。老人層が多ければ多くの税を課し、少なくなれば少しの税を課す。
おそらく少子高齢化傾向が続く限り税金方式しか道はないだろう。しかし、これには否定的な側面だけでなく、肯定的な副作用もある。
扶養者が多い間は多くの税金を使用することは確かだが、そのピークを越えると税率を下げることができるようになる。老齢人口のピークは団塊の世代であるから、平均余命を考えても今後20〜30年が山場だ。この間は税金を年金に大きく配分するのはやむを得ないだろう。しかし、それを超えると年金のための税収入は支出を超過することになる。この期間は長いようだが、実際にはもっと短くなるだろう。医療技術が進歩しても平均余命が簡単に延びるとは思えない。延びたとしても緩やかに延び、やがては死亡率と交差する。むしろ今の壮年層は欧米型食生活やストレス、運動不足などであまり長生きできそうな気がしない。
また、年金を安定的に支給することにより、老齢層が市場を形成する。その結果、老人向けサービスが充実し、それが雇用を生む。しかし、それもやがて老人が減少するにつれ減少し、他の分野へ移る必要が出てくる。このような人的資源の流動性が市場原理に基づいて行われることは理想と言える。一番の問題点に税金を投入することは妥当だろう。

Portable Eclipse

PortableAppsにJavaやEclipseも含まれるようになった。
Javaの方はJREなのでそのままでは開発に使えない。
Eclipseの方も最新版でないし、インストール直後はworkspaceの指定がおかしいようだ。正式版とは思えないできだ。
日本語化も問題だ。通常の方法で日本語化できるかどうかの情報もない。ちなみに通常の方法とは、Eclipse Babelを指す。
結論としては「使えない」だ。むしろ、他のブログなどを参考にしながら普通のEclipseをインストールして、eclipse.iniを編集した方が確実だ。

2009年7月16日木曜日

Portable Blender

PortableAppsにBlenderが加わった。日本語も対応している。
ただし、日本語を選択したときには日本語フォントを選択しなければならない。しかし、その日本語フォントは同梱されていないので、別途入手する必要がある。
USBのトップにおいておけばよいようだが、気を付けないとドライブ番号が含まれたままデフォルト設定を保存してしまうかもしれない。そうなるとUSBのドライブ番号が変わるたびに設定し直さなければならなくなる。最初にドライブ番号なしでフォントを指定するのがコツだろう。
正式版とはいえ、まだベータ版といったところだろう。

デジタルレントゲン

先日病院にいったら、朝早く言ったのに、昼まで待たされた。おそらくレントゲンの現像を待っていたのだと思う。今の時代にレントゲンのシステムが合わなくなっているように思う。
写真がデジタルに変わり非常に便利になった。レントゲンがデジタルになれば診療もスムーズかつ安価になるだろう。市場が小さいが早く開発できればシェアを確保できる。
デジタルレントゲンを実現できる技術は、もう十分にあるように思える。解像度も十分だと思うが、万一足りなかったとしても1〜2年待てば十分な解像度の素子が登場するだろう。問題は、レントゲンを確認するためにわざわざ現像するやり方だろう。レントゲンデータが自動的に電子カルテに挿入され、オンラインで確認できれば、診療を大幅にスピードアップできるはずだ。
回転率も上がり、手軽にレントゲンを使えるようになるので、安易に多用されるかもしれないが、病院にとっては投資の回収が容易になり、継続した収益も見込める。逆に、保険料は見直されるだろう。それまでが稼ぎ時となるだろう。

自己フォローだが、後日歯医者にいったところデジタルレントゲンが導入されていた。Compurayという製品らしい。デジタルレントゲンは思ったより普及しているのかもしれない。しかし、少なくとも周辺の病院はまだのようだ。

DSでWiMAX

任天堂DSはWiFiをサポートしている。最初はゲーム機とは思えない選択だと思ったが、実際にはそれほど無理のない選択だったようだ。事実、多人数プレイなどで有益に使われている。とはいえ、WiFiが果たしてベストだったのかという疑問は残る。
ここでは、DSがWiMAXをサポートしたらどうなるかを考察してみる。
もっとも異なるのは収益モデルだろう。WiMAXを行うと言うことは通信事業を行うに等しい。ゲーム機の販売で利益を得るのではなく、ゲームの通信料で利益を得るようになる。また、ゲームのパッケージを販売するのではなく、ゲームの使用量を徴収する。つまり、一定の固定費の他に使った分だけ課金するようになる。
従量部分に目を奪われやすいが、少ない固定費でも多くの機器から持続的に得られる収益は大きい。ユーザの利用スタイルも容易に把握できる。
大人の立場からいえば、パケット代が無制限に高くなるのは許し難い。そこで、そのような大人の事情も考慮して、月額の利用時間が制限されるようになるだろう。プリペイド方式のようにしてもよい。これなら親にもある程度受け入れられる。
また、携帯を学校に持って行けなくなる現状と照らし合わせて、DSで携帯の代用を狙えるかもしれない。Skypeがあれば、携帯と同様に使える。また、音声通信ができなくても、GPSで見守りも可能だ。親にとってはGPSさえ付いていれば特に不満はないだろう。
DSが、これらの機能を実現しなければ、今後ゲーム市場はiPhoneに移行していくかもしれない。今のところ人気タイトルをそろえているから有利だが、徐々にiPhoneアプリが浸透すればDSの牙城が脅かされる可能性もある。

リソースフォークとしてのzipファイル

Zipファイルに複数のXMLなどをまとめて収納し、ひとつのファイルに見せる方法は広く使われている。OpenOfficeやMS-Office2007などが代表だろう。しかし、このような方法は他のアプリケーションにも広まりつつある。今後は一般的な方法になるだろう。そうなったときどのようなことが起きるか考えてみる。
Macにはかつてリソースフォークという概念があった。これはファイルのデータに付随する資源をデータとは別に管理しながら、それらを一体的に扱う方法だった。悪いアイデアではないが、ファイルシステムレベルで実現されていたため問題点が多かった。いまのMacではもうない。 しかし、zipを使えばアプリケーションレベルで簡単にリソースフォークが実現できる。
昔の有効だったが不十分だったアイデアをもう一度見直すと、現在では十分に有効であることもある。今後は、ZIPリソースを管理するためのライブラリが整備されると一気に加速するかもしれない。

政治家の仕事

法案に賛成か反対を投票するだけなら誰にでもできる。極端な話、直接投票でもよい。代議士の仕事は民意の代弁として法案を立案することだろう。
三権分立の建前では立法権は国会にある。したがって、法案を作成しない代議士は仕事をしていないことになる。
これでは議員の数を減らせという議論につながりやすい。それ自体は反対ではないが、それだけで解決できる問題ではない。どれほど議員を減らそうと決定権に関与できない議員は存在する。それも減らそうとしたら最後は一人になる。
おそらく投票でしか政策決定に関与できない議員は減らすべきだろう。しかし、立案できる能力を持った議員まで減らすべきではない。
問題は議員自身が立案したものか、官僚がまとめただけのものかを判断することだろう。
委員会に参加しただけで法案作成に関与したというのでは不十分だろう。

USBハブ内蔵HDD

外付けHDDを使っているとUSBポートが足りなくなることがある。かといって別途USBハブを持ち運ぶのもかさばる。そこで、外付けHDDにUSBポートを付けてしまったらどうだろう。
外付けHDDはそうでなくてもかさばるので、オールインワンであると他の機械を持ち運ぶ手間が省ける。
できれば、USBハブだけでなくメモリカードリーダーも兼ねているとなおのことよい。

2009年7月15日水曜日

選挙が妥当な政策を反映しない場合

高齢化により選挙権を持つ年金受給者の割合が高まっている。それにともない、選挙の争点が景気回復より年金等の福祉政策にシフトしている。この傾向は、やがて各党のマニフェストに反映していくだろう。
しかし、福祉政策は財源なしに実施できない。無駄を省くだけで解決できる問題ではない。次の選挙は民主党の真価を問われるものになるだろう。
仮に福祉政策を実施するとして、年金を税金負担に変えるとして、景気の支えなしに実現はできないだろう。これは昔から言われていることだが、単なるアンケートは政策としての妥当性を欠いている。それを妥当な政策に転換することが代議士の仕事だろう。どちらが与党になるかより、今後の大系を考えて政策を打ち出して欲しいものだ。

2009年7月13日月曜日

エスプレッソマシンでココア

ドルチェグスト(Dolce Gusto)に新味が出たので試してみた。
今度はココア系で、チョコチーノとモカだ。味はココアそのものだ。
ココアは嫌いではないので、この変化は個人的には大歓迎だ。
また、最近コンビニでドルチェの扱いが小さくなってきたので、注文は通販に頼らざるを得なくなってきている。そのような状況下では、まだ企画が進行中なのだということは安心感を与えてくれた。
一杯の単価は安いものの、エスプレッソマシンそのもののコストを考えると何年も使わないととても消却できない。そのくらいは、新たな味の企画を進めて欲しいものだ。
次の企画を予想してみよう。
おそらく、コーヒー、ココアとくれば次は紅茶だろう。もっと一般的にお茶といってもよいかもしれない。抹茶ラテなどが本命かもしれない。そのまま〜ラテシリーズなら、フルーツ系も考えられる。しかし、長く楽しむためにはあまり甘さに偏重しない方がよい。むしろ甘さ控えめでどんどん飲める紅茶がよいのではないかと思う。

2009年7月6日月曜日

VirtualBox 3.0

VirtualBoxは数少ないオープンソースの仮想マシンだ。仮想マシンは商用製品が多い中、オープンソースであるVirtualBoxは貴重な存在だけにがんばって欲しいと思っている。しかし、なかなか難しそうだ。この記事でもよい点を書きたかったが、実際には悪いことしか書けない。というのも全く使えなかったからだ。
まず、WindowsではWindowsそのものをインストールできなかった。さらにMacではWindowsをインストールできたが、更新でフリーズした。また、Macの場合Windowsのインストール時に必要な半角/全角キーに対応するキーバインドがないという問題がある。擬似的に実現されていないとインストールは難しいかもしれない。もっともWindowsでインストールした仮想マシンをMacに持ってくればよいのだが。しかし、いずれにせよ全く使えない。
せめて遅くてもよいので使えると大幅なコストダウンが行えるので、前向きに導入を検討できるのだが。このままでは無理だ。

2009年7月2日木曜日

エルピーダメモリはGMか?

日本唯一となってしまったDRAMメーカーのエルピーダメモリに資本が注入される。この対処法をGMと比較すると、その差が興味深い。そして、疑問を感じる。
日本人としてはエルピーダにがんばってもらいたい。しかし、無原則に税金で救済するのは考え物だ。アメリカがGMをつぶしたのは、そのままでは再生が困難だからだ。そのままで再生が困難であるのはエルピーダも同じだ。したがって、エルピーダはアメリカならつぶされていただろう。それなのに日本が資本注入して、はたして回復できるものなのか?それは大いに疑問だ。
GMの場合は、会社自身に問題があった。自動車産業自体が衰退するという懸念はあるもののトヨタなどは好調なので、産業自身の問題とは言い難い。よって、一度白紙の状態からスタートできれば、回復できる可能性は皆無ではない。
しかし、半導体産業の場合、DRAM自身が極めて厳しい状況にある。誰もが作れるのでコスト競争が激しい。日本が対抗できる可能性は低い。この状況を克服してからでないと、資本をいくら注入しても無駄だろう。
それではどうするかというと、台湾企業との提携などで規模とシェアの力をつけ、ある程度市場をコントロールできるようにする必要がある。また、日本の各所にDRAMを製造可能な半導体工場はあると思われるので、広く委託してはどうだろう。在庫をなるべく少なくし、一時的な流動性の変化には自前の資源でなく契約で賄う。つまりDRAM調達のワンストップとしてビジネスモデルを再構築する。
素人考えでは、この程度が精いっぱいだ。

Google Mapでハザードマップ

国土地理院が活断層の地図を公開したそうだ。国土地理院の地図の有用性は疑いないが、我々が日常的に使うものではない。大切な情報だからこそ日常的に使うツールで閲覧できたほうがよいだろう。そうなると、Google Mapに集約することが考えられる。
一私企業であるGoogleにすべてを委ねるのは危険かもしれないが、保険をかけた上で利便性のために利用するのは悪くない考えだ。この場合の保険とは、Google以外の地図会社への提供などが考えられる。