2010年4月27日火曜日

Google Cloud Driveはいかが?

Google Cloud Printerができるなら、少し工夫すればGoogle Cloud Driveもできそうだ。
Googleがするかどうかは別として。
ここでいう、Cloud Driveとは、Cloud上にデータを保存するという意味ではない。Cloudを介してあらゆるドライブを結合するという意味だ。つまり、PCにUSB接続してPCだけからしか使えないのではなく、インターネットに接続してあるドライブをどこからでも使えるようにするというものだ。
アクセスなどセキュリティに関わる部分をCloudで処理する。
おそらくiSCSIなどを改良してCloudと接続できるようにすることになるだろう。
Cloudnoメリットである「手間なし」という利点はないが、少なくとも安くて便利なツールにはなるだろう。

2010年4月26日月曜日

Google Cloud Printer

Google Cloud Printer(GCP)は前々から欲しいと思っていた機能だ。詳細も見ないとまだ結論を出すには早いかもしれないが、大いに期待したい。
GCPが利用されるようになるとプリンタが便利に使える。ドライバが不要となるのはすばらしい。デバイスドライバはOSの機能の1つと考えられているが、長所というよりむしろ必要悪だった。いままでのOSの怠慢からユーザが不便を被っていたというべきだ。元々デバイスドライバはユニバーサルのもので十分で、かつオンデマンドであるべきだ。GCPになって、ようやくデバイスの悪夢から解放されるのかもしれない。
ここまでは現在の話だ。ここからが本番である。将来の話をしよう。
まず、GCPと類似のしくみがプリンタ以外にも広がるだろう。HDDなどはすでにユニバーサルであるが、加えてスキャナも統合されるだろう。これからはドライバレスがOSの標準機能になるだろう。
次に、プリンタに限って深く追求してみよう。プリンタを印刷機として捉えると、今回の改善の意義を過小評価してしまう。プリンタは広義の文書変換機能である。PDF作成やFAX送信などがすでにこのような使われ方をしている。この考え方を推し進めると、ほとんど何でもプリンタで処理できるようになる。例えば、単純なファイル単位の印刷だけでなく、複数ファイルをまとめた製本化も考えられる。宅配まで含めてサービスを構築できる。携帯からもPDFを介さず直接印刷できる。将来はGCPで雑誌や新聞が電子化して配信されるかもしれない。

飛行機の窓にソーラーパネル

長時間の飛行の間、iPhoneやPCを使うとバッテリーが不足する。交換バッテリーを用意してもなかなか足りない。そんなときソーラーパネルで充電できるとありがたい。AC電源のある飛行機はまだまだ少ない。特にエコノミーでは座席も限られる。そこで、窓にソーラーパネルをおいて使うことが考えられる。
携帯型のソーラーでは電力も限られるが、利用時間をわずかでも延長できるなら十分な意味がある。割り切ればよい。
機内では、通常は窓を閉めるように指示されるので、窓を閉めた状態でも使えるように工夫する必要がある。ソーラーとバッテリーが組み合わされた製品ならそのまま窓辺においておいてもよい。あるいは、充電しながら利用するなら、細い線で電気を取り出すようになる。今ある製品でもできない使い方ではない。

財布

財布はどこで買えばよいのだろう。
財布が壊れたとき、スーパーで探しても見つからない。100円ショップには、それなりにあるが、どれもあまり良いものではない。見た目が悪いというより、そもそもの機能が十分ではない。
財布の使い方は人によって異なるので、売られている財布が私のニーズに合わないだけのことではある。
私は財布に小銭、紙幣、カード、名刺などをかなりたくさん入れている。そのため、財布が膨れ上がりとうとう壊れてしまった。これらはどれひとつとして欠かすわけにはいかない。小銭と紙幣を分けると2つの財布を使い分けなくてはならない。なるべくカードで支払うようにしているが、やはり現金は必要だ。また、名刺入れを別にすると時々忘れることがある。特に日常と異なる服装をしているときに忘れがちになる。そのため、これらは1つにするべきだとだいぶ前から考えるようになっていた。
しかし、これだけ収納できる財布はめったにない。しかもコンパクトでポケットに収まるものとなると非常に少ない。

COMET仮想マシン

今風に言えば、COMETは非実在CPUだ。:-)
情報処理試験の中でしか使われない、テストのためだけの存在、実用性ゼロのCPUだ。それを覚えろという試験もどうかと思うが、覚えるのは難しくないので、そのくらいは覚えろということだろう。要はCPUを理解するためのおもちゃだ。
しかし、玩具として使うなら、実際に遊べなくては面白く無い。COMETは物理的には存在しないが、仮想的に実在させることはできる。実際、多くのエミュレータが作成されている。これらを使えば、ある程度のことができる。しかし、ある程度のことしかできない。
今のエミュレータはあくまでもCPU単体(+メモリだが)でしかない。周辺装置がない。そこで、これを1台のPCとして利用できるまで拡張すれば、もっと遊べるようになるだろう。もしかしたらCOMETチップができるかもしれない。あまり早くはないだろうから、期待はできないが。

PCのキーボードが故障したら

とても不便なのでPCを買い換えたくなった。おそらく近々買い換えるだろう。しかし、先立つものが必要だ。それと、もうひとつ重要なものは、買い換えたいと思うような製品があるかどうかだ。正直、今買いたいと思わせるPCがない。それでもなにか買うことになるだろう。
今のPCはどれも積極的に買いたいと思えるものではない。よいPCは少ないが、高い。かなり割高に感じる。日本製が多い。安いものは、機能的にどれも見劣りする。バッテリーか重量かどちらかが不満だ。CPUの性能には昔ほどこだわらなくなった。PCには、まだまだ工夫の余地がありそうだ。問題は、PCの開発にメーカーがかける経費がかなり少なくなっていることだろう。つまりは、魅力ある商品を作る意欲が無くなっているということだ。
話は戻るが、キーボードが故障してもPCは使うことができる。1うはUSBキーボードを外付けすること。もう1つは仮想キーボードを使うことだ。USBキーボードを持ち歩くのは面倒なので、最近は仮想キーボードに頼っている。仮想キーボードはIMEに最初から備わっている。しかし、iPhoneの仮想キーボードに比べるとWindowsの仮想キーボードは非常に使いにくい。これは今後絶対に改善しなければならない点だろう。

Googleカレンダーにスレッドを

カレンダーにもスレッドが欲しい。なぜなら、関連するスケジュールがどの程度進行しているのか、ならなか把握できないからだ。スケジュールはすべてGoogleカレンダーに書いてあるので、カレンダー上で確認できるようになるのが一番便利だ。
例えば、毎週の予定などは基本的に一連のイベントとして管理されている。それに例外的な予定を組み込むこともできる。しかし、すれに設定されているイベントを削除したり、日付を変更したりするぐらいで、新たな予定を別のスレッドに加えることはできない。(と思う。)しかし、このような機能は必要だろう。

GoogleでLifelog

書類をPDFにしてDocsにアップロードしている。今ではGoogleをLifelogのメインストレージとしている。そのような中で、DOcsがPDFの編集機能をサポートしていると非常に助かると思っている。これはおそらく遠くない将来叶えられると思っている。そこで、その先を考えてみる。
次のステップはPDFからOCRで文字を取り出す過程だろう。DocsのOCRサポートが次の一手になるだろう。これは検索を容易にするので、Googleにとっても都合がよい。ユーザ自身がPDFを検索しやすいように修正してくれるわけだ。機械的な自動処理が難しい時にはツールを無料で提供することでユーザの自発的な行動を促すのが賢いやり方だろう。

Temporal URL

今のURLは現在のアドレスを指すものだ。その内容が変化してもアドレスが変わるわけではない。
しかし、時に資源を内容でさしたいことがある。そのような場合、コンテンツベースあるはテンポラルなアドレスが必要になる。両者は微妙に異なる。前者はコンテンツが等しい期間を指し、後者は任意の時間を指す。キャッシュの制御なら前者で十分だが、アーカイブを考慮すると後者が必要になるだろう。

Google Money

Googleがまだ手をつけていない市場がマネーだろう。Adsenseなどで実際には金のやり取りを行っているが、個人の資産管理まで立ち入ったサービスはない。一方のマイクロソフトはすでにMoneyで市場を支配している。Moneyは言い換えれば家計簿のようなものだが、経済活動では相手の資産を知ることはカードゲームで相手の手の内を知ることに等しい。ごく限られた情報を活用するだけでも広告の精度が高まる。例えば、年収によって推奨させる商品の価格帯が変わってくる。
問題はプライバシーをクラウドに提供することだろう。これには本人の許可が必要なことはもちろんだが、それでも必要最小限でなければならない。そして、その見返りにそれ以上のサービスを提供することで納得して貰う必要がある。例えば、金融機関が提供しているオンラインバンクを統合して、複数の金融機関にシングルサインインできたり、利率などを比較できるようなサービスはがどうだろう。踏み込みすぎだろうか。

待たせるコールセンター

コールセンターは普通は待たせないことを目標とするものだ。しかし、逆説的かもしれないが、必ずしも待たせることが悪いこととは限らない。待たせなくても担当者が変わる度に同じことを説明する方が問題だ。交代する前に前任者とのやりとりを聞き直す時間をとることも時に必要なことだろう。

Google図形を使ってみた

Googleドキュメントに図形が加わった。かなりWordの図形描画に近いもので、ますます便利になった。
しかし、まだまだ頑張らなければいけない点も多い。
1つは線を図形と連結させることができないことだ。(出来る方法があるのだろうか?)この機能がないと図形を移動するのが非常に面倒だ。
もう1つは簡単な定型図形を手軽に作る機能だ。例えば、マインドマップなどが有力な候補になるだろう。マインドマップが作れるだけで、多くの生産的な活動をサポートできる。そして、マインドマップを作成するには第1の条件を満たす必要がある。

2010年4月8日木曜日

日本型携帯がiPhoneに勝つには

iPhoneを使っているが、もう普通の携帯には戻れない。もちろん、逆の人もいるだろう。iPhoneでは今まで通りの使い方ができないので、以降できないという人は少なくないはずだ。しかし、ガラパゴス問題を解消しない限り、日本の携帯に未来はない。そのうちiPhoneやAndroidがi-modeを駆逐するだろう。そうなる前に日本企業も手をうつべきだ。
iPhoneが世界的に成功し、日本型i-mode携帯が失敗したのは訳がある。i-modeはインフラの力で携帯にインターネットをアクセスさせる。WAPはもっとそうだったので、もっと普及が難しかった。しかし、iPhoneはインフラなしでもインターネットにアクセスできる。その違いは定額データ通信ではなく、WiFiをサポートしたかどうかにある。WiFiならば無料で高速にインターネットにアクセス出来るのだから、i-modeはいらないことになる。もちろんiPhoneがOSまでPCに近いものであることも重要だ。普通のSafariが動くのだから、この違いは決定的とも言える。しかし、SafariもWiFiなしでは宝の持ち腐れだったろう。つまりはWiFiサポートがポイントだと思う。
ならば日本の携帯もWiFiをサポートし、SafariのようにPC級ブラウザを使えばよい。これで欠点を減らすことができる。その他の欠点も克服できる。
例えば、インターフェースもiPhoneを真似すればよい。マルチタッチで、仮想キーボードにする。しかし、これだけではモノマネなので、もっと強みを活かす。例えば、ワイドスクリーンを採用する。これはiPhone HDで並ばれるかもしれない。
次に、アプリだが、iPhoneアプリは非常に豊富で太刀打ち出来ないように思えるかもしれないが、i-modeのアプリは数こそ少ないが採算の取れるビジネスになっている点でむしろ進んでいるとも言える。少数精鋭のiアプリを世界展開できるようにするべきだ。それにはi-modeで閉じたiアプリのままでいるのではなく、Iアプリ、つまりInternetアプリになる必要がある。携帯側がIアプリをサポートするのは簡単だ。アイコンにしてデスクトップ?に並べればよいだけだ。
次に、音楽プレイヤーとしての機能だ。残念ながら日本メーカーではiTunes Music Storeは作れない。よって、音楽配信のサービスは最初から諦めるか、Amazonと提携するべきだ。しかし、高品質の音楽を再生することならば負けない。着うたフルのようなサービスを世界展開すればよい。
これでようやく肩を並べることができる。次は反撃だ。
まず、WiFi+3Gは決して十分とは言えない。やはりWiMAXを追加するべきだ。これで携帯としても安価で高速なデータ通信が可能になる。キャリアとしても3種の組み合わせなら課金しやすい。3つの合計より低ければ納得して値上げに応じるユーザが多いだろうから。
次に、得意のデジカメで高画質の写真やビデオ撮影を可能にする。microSDHCをサポートして、長時間録画を可能にする。また、QRコードの認識も必須だ。高速度撮影機能なども取り入れればよい。
microSDHCはデータを扱う上でも必須だ。PCとのデータ連携がずっとスムーズになる。カーオーディオとも連携しやすい。車では携帯より音質の良いステレオに再生を任せればよい。
大切な点は、PCなしでほとんどのことができるようにしておくことだ。日本メーカーはPCも売りたいかもしれないが、そこは我慢しなければならない。なぜなら、PCではiPhone+Mac連携に及ばないからだ。むしろPCがなければ使いたいと思うユーザを取り込むことを考えるべきだ。
最後になったが、電子マネーも当然取り込む。
これだけの機能を世界標準からはずれないように安価に提供できれば、iPhoneに負けることはないだろう。

2010年4月6日火曜日

DropBoxの利点と欠点

前の投稿でDropBoxを導入したことを述べたが、その後しばらく使い続け、DropBoxの長所や短所がみえてきた。
DropBoxは普通のいわゆるオンラインストレージではない。例えば、SkyDriveと比較すると、SkyDriveにあるファイルを編集するにはダンロードとアップロードを行わなければならない。しかし、DropBoxのファイルはそのまま直接編集出来る。これはファイルの実体がローカルのドライブにあるという意味だ。同時にリモートのサーバにもある。つまり、ローカルとサーバの両方にコピーがあり、それを同期するサービスがDropBoxだということだ。
このため、ローカルドライブの容量を超えるようなファイルを収容することはできない。ローカルのノートPCの容量が4GBだとすれば、それ以上は増やせない。まだ試していないが、容量の異なるノートPCでDropBoxを使うと、最小サイズに合わせる必要がある。さもなくば同期できないというエラーになるだろう。初期のEee PCのようなディスク容量が4GBしかないようなマシンではまともに使えないだろう。
しかし、それ以外の点では非常に便利だ。ダウンロードとアップロードの手間もかからず、オフラインでも使える。Gmailへの添付もローカルディスクそのものの操作だ。
つまり、DropBoxとSkyDriveは使い分ける必要がある。SkyDriveのような大容量?のオンラインストレージに安全にファイルを保管して置いて、必要に応じて現在よく使うファイルだけを選んでDropBoxに入れる。これで、どこでも作業ができるようになる。
ちなみにDropBox Portableというものもあるので、USBだけでどこでも作業ができる。しかし、このDropBox Portableは曲者で、すでにDropBoxをインストールしたマシンでは動作しなかった。他のマシンでも果たしてまともに動くかどうか怪しい。

2010年4月1日木曜日

DropBox

DropBoxは便利だと聞いていたが、容量が少ないので使う価値がないと思っていた。
しかし、10GBに容量がアップされるという話を聞いて、使い始めた。
使ってみたら、便利さに驚いた。他のストレージサービスが使いにくく感じる。特にSkyDriveなど容量が大きだけしか取り柄が無いストレージは、今後使わなくなるかもしれない。Google Docsはタグで情報を整理するのに使い続けるだろう。
SkyDriveが生き返るにはMicrosoftがDropBoxを買収すればよい。容量+機能の最強コンビになるだろう。