2010年2月26日金曜日

Java RMIでAjaxを

Javaで分散計算をするときにはRMIを使うことが一般的だ。もっともRMIには様々な制約があり、使いにくいところもある。
一方で、Ajaxアプリケーションを開発するために様々なフレームワークが登場し、ますます便利になりながらもフレームワークの多すぎて混乱している。やがて淘汰されるだろうが、それには時間がかかる。また、リスクも大きい。
AjaxであるかどうかにかかわらずWebアプリの定番はJavaだ。PHPの方がもっと定番だが、あまりミッションクリティカルな用途には用いられていない。
そうなるとJavaの旧式な方法論でAjaxアプリケーションを作りたくなる。いろいろなフレームワークがあるが、Java RMIのプロトコルをそのままAjaxに変換できれば、とても都合がよい。オブジェクト指向開発論そのままにWebアプリを開発できるので、Webであることを意識する必要すらない。特に、GWSと組み合わせることができればさらによい。

2010年2月20日土曜日

MacのEclipse+Subversionでsourceforge.jpにアクセスするには

EclipseをMacで使おうとすると情報が少ないことに驚かされる。EclipseはJavaプログラミングが中心だとすれば、Java プログラマはWindowsユーザがほとんどだと言うことになる。Macのようにアプリケーション数で劣勢にあるOSがプラットホームに依存しないJavaを生かせないようではもったいない。しかし、実際にやってみるとMacには問題が多いことがわかった。しかし、その問題のほとんどは知識不足が原因だ。学べば改善できる。しかし、学ばなければならない時点でAppleの基本方針に反していると思うのだが。
Eclipseを導入すること自体は簡単だ。しかし、ダウンロードする時点でまよわせられる。バイナリにcarbonとcocoaがあり、どちらを選ぶかで知識が問われる。
次にEclipseを普通に使う分には問題ないが、subversionでsourceforge.jpにcommitしようとすると、エラーになることがある。まずほとんどの人がはまるだろう。
Eclipseでsubversionを使うには別途プラグインを導入する必要がある。Eclipse本体がSVNをサポートしていないこと自体が大きな問題だ。SVN用プラグインにはSubclupseとSubversiveが有る。Google で検索するとSubclipseの記事ばかり目立つので、ついついSubclipseを使ってしまいがちだが、Eclipseでは Subversiveの方が本命だ。
しかし、Subversiveでsourceforgeにアクセスすると、コミットができない。SVNを更新したり散々試行錯誤した結果、レポジトリのURLをhttpsにすればよいことが分かった。WindowsではSubclipseでhttpでも何の問題もない。OSの性ではないが、やはり整備の遅れと言わざるを得ないだろう。

自分でできる健康管理

高齢化社会の高齢者はなるべく自立する必要がある。高齢者にとって医療は重要な問題だが、なるべく病院に行かなくても済むようにする必要がある。そのためには自分で健康管理する必要がある。しかし、ダイエットのように強い意志が必要なやり方は続かないので、うまくいかない。なるべく楽に健康管理ができなければならない。
医者でなくても扱える健康器具は大きな市場だろう。昔はできなかった検査が今では自宅でできるようになってきた。それらはまだ間接的な指標に過ぎないが、それでも体調管理には役立つ。病気の早期発見には役立つ。まずはデータをとる機器を普及させ、習慣を作ることだ。次にそのデータをクラウドで診断することだ。クラウドの診断は医師ほど厳密ではないが、それでも見逃すよりよほどよい。

2010年2月12日金曜日

仮想化OSとしてのChrome OS

Chrome OSは小型Linuxだ。LinuxにできることはChrome OSでも基本的に可能だ。少し大きくなるだけのことだ。
Chrome OSを、その小ささを活かして仮想化OS、つまりドメイン0として動かすと相性が良いと思う。資源はほとんど使わないし、ゲストOSに自由を与える。
最初から、このような組み合わせで発売されるノートがないものか。

ハンバーガーの地方版

マクドナルドのテキサスバーガーやニューヨークバーガーは新機軸だ。アメリカには多くの地方版ハンバーガーがあり、食文化となっている。その多様性をそのまま商品開発に結びつけている。
すぐに思いつくのは日本でも同じような地方版を考えることだ。東京バーガー(思いつかない?)、大阪バーガー(お好み焼き入?)、名古屋バーガー(味噌カツ?)、九州バーガー(地鶏?)、北海道バーガー(チーズたっぷり?)、沖縄バーガー(黒糖味?)などができるだろう。

ScanSnapのWindowsドライバ

ScanSnapはお気に入りのスキャナーだった。過去形だ。
気に入らなくなったのは、Windows用ドライバソフトがダウンロード出来ないことがわかってからだ。
Mac用ドライバソフトはダウンロード出来るのに、Windows用ができないとはおかしな話だ。
そもそもWindows用ドライバは付属のCD-ROMに入っている。正規のユーザーならそれを使えば問題ない。私も正規ユーザだが、てっきりWindows用ドライバもMac用と同様にダウンロドできるものと思い、CD-ROMを処分してしまった。それが取り返しのつかないことだと知ったが、それこそ後の祭りというものだ。
このようなリスクのある商品は長く使う気になれない。それ以来、ScanSnapは敬遠するようにしている。

ブログからデジタルサイネージ

ブログを掲示板のように使うことがある。そのような場合、ネットで閲覧できるし、検索も容易だ。
しかし、実際には物理的な掲示板の方がよく使われる。やはり視認性がよい点がなによりだ。
ブログは検索しないと掲示の有無すらわからないという問題がある。
すべての掲示をブログでできるようにすると多くの利点がある。まず空間の利用効率がよくなる。また検索も可能となる。
しかし、同時に欠点もある。すべて電子化しなければならない。情報が多くなると視認性が悪くなる。
そこでブログをサイネージとして掲示する際、視認性のよい方法を考える。思いつくのは単純だが、Googleリーダーのようにタイトルと本文を分ける方法だ。ただし、リーダーは一過性だが、掲示の場合は何度も繰り返す必要がある。

カード払いの駐車場

駐車場を利用する際、料金が時間制になっているため、100円単位で細かくなる。大抵の駐車場では、1万円札など高額紙幣は使えないことが多い。そのような場合、支払いができなくなることがある。わざわざ両替のためにコンビニ(自販機でも高額紙幣が使えないため)までいって小物を買うようなことをしなければならない。とても面倒だ。
最初からクレジットカードで支払えるようにしてあればよい。もちろんSuicaでもよいが、クレジットの方が安心だろう。支払業務をセンターで一括して行えるようにしてあれば、面倒な手続きも必要ないだろう。企業規模によっては資金的な問題があるかもしれないが、利便性を向上させることで差別化にもつながる。

2010年2月9日火曜日

リコール問題

トヨタが大量のリコールを行っていることは国際的なニュースだ。いよいよ国内のプリウスにも飛び火している。
私自身はトヨタに乗っていないので、実際のところどの程度のトラブルなのか実感できない。しかし、プリウスのクレームは、ハイブリッド特有のものというよりABSそのものの味付けに由来しているように思える。ABSは、タイヤがロックすることによる摩擦の減少を意図的にロックを解除することで復元する技術だ。飛行機やモータースポーツでは当たり前だし、最近の車はほとんどすべてABSを導入している。
しかし、初心者にとってABSというのは油断のできないものだ。私自身はホンダに乗っているが、そのABSも時々ひやりとさせられる。同じように、凍った路面でブレーキを掛けてもなかなか止まらないからだ。ブレーキをいくら踏んでもずるずると滑っていく時には肝が冷える。ABSだから短く止まるかといえば、どうもそうではないらしいと思っている。低速の時はかえって止まらないような気がしている。
もしホンダのブレーキも同様であるなら、トヨタだけでなくホンダもリコールするだろう。逆に言えば、日本のほとんどの車はリコールしなければならないだろう。
それは大変なことだが、リコール隠しの三菱がどうなったか知らないものはいない。だから、リコールするなら、断固としてしなければならない。
今後は、逆にABSをはずすオプションが登場するかもしれない。

2010年2月3日水曜日

iTunes専用Mac

Appleの製品はiPod, iPhone, iPadのいずれもiTunesが必要になる。マシン自体はWindowsでもよいが、Macの方が親和性は当然高いだろう。
ならばiTunes専用機となるMacがあってもよいだろう。HDDを目いっぱい積んで、最低1TB、そしてフォーマットなしに容量を増やせる。そのようなデータ/メディア管理マシンがあれば、うれしい。
汎用的な操作をする必要はないので、それこそiPadに+αで実現できればよいのだが。

タグとキーワードによるファイリング

iPadもNetbookもクラウド時代の申し子と言ってよい。データはサーバに置き、必要に応じて(可能ならダウンロードせずに)使う。
しかし、一般的な作業をするとなれば、従来通りのファイル操作ができた方が汎用性が高い。CUIからGUIに移ったが、今再びCUI(Cloud UI)に移行すべきなのかもしれない。
Google Docsがファイル管理機能を強化したのは嬉しい。しかし、従来通りの(フォルダのように見える)タグによる管理だけでは不十分だ。人による分類の他に機械的な分類が欲しい。検索を使えばよいが、いうなれば「よく使う検索」だ。すなわちキーワードをそのままフォルダに見せればよい。
クラウド時代では、制限の多いUIで大量の文書から目的の文書を探す必要がある。肝心の仕事の前に、それだけでつかれてしまう。例えば、iPadのUIは優れているのかもしれないが、アプリケーションごとに画面が変わり、操作が変わると、そのたびにファイルを選択する必要が出てくる。これは仕事の効率を著しく低下させる。もっと素早く目的の文書にアクセスできる方法が必要だ。

iPad

iPadはよいと思う。少なくともiPhoneでは苦しいブラウジングも快適にできるだろう。
しかし、MacBookやNetbookに大きく劣る点はビジネス向けでないことだ。もっともiPhoneでビジネスが出来るという人には全く問題ない。
一般的にビジネスを行うには文書作成が欠かせない。ぜひMicrosoftのOffice for Macチームに期待したい。きっとOffice for iPadを出してくれるだろう。なぜなら、Microsoftには競合製品がないからだ。
次に、VGA出力が欲しい。しかし、これはI/Fに固執するAppleには期待できない。おそらくプロジェクターの方がWiFiに対応しなければならないだろう。ぜひiPadでプレゼンテーションをしたいものだ。

と書いてからiPadのキーノートを見たらどうやらプレゼンはできるらしい。iWorkを使うのは妥協できる。しかし、どうやってプロジェクタとつなげるのかよくわからなかった。みたところ、それらしいI/Fはなさそうなのだが。

2010年2月2日火曜日

携帯で受診時間連絡

病院では非常に長く待たされる。それが当たり前になっていて、誰も疑問を感じない。
待つのは仕方ないにしても待合い室で無意味に過ごすより、喫茶店でのんびり待っていた方がよい。重い症状の人はそれどころではないだろうが、全員が重病人という訳ではない。
そのような場合、受診間近に呼び出しをかける方法が必要になる。専用機を配布するとコストが高い。TVに移すだけでは見過ごすことがある。そこで携帯にメールしてくれるサービスが有望だ。携帯メールなら病院外へも届く。
自動受付機で、受診番号を発行する時に、パスワードも発行する。携帯でサイトにアクセスし、受診番号とパスワードで認証し、メールアドレスを入力する。必要のない人は何もしなくてよい。