2008年7月30日水曜日

超小型無線/PLCルーター

無線ルーターは多い。しかし、PLCルーターはほとんどない。しかし、家庭ではPLCは魅力的な選択肢だ。
いずれの方式でもよいが、ルーターはもっと小さくなるべきだ。できればコンセントにそのままさせるとよい。
そのような超小型ルーターを実現するには、現在の技術で十分可能だろう。ASICくらいは開発する必要があるかもしれない。

太陽電池のメモ帳

モバイルで行う仕事のほとんどは結局文字入力だ。メールにしても後で送信するなら、メモを取っているのと変わらない。ならばメモをできる限りエコに行えばよい。そこで太陽電池で動くメモ帳を考える。
電卓は太陽電池で動くので不可能ではない。問題はメモリだろう。しかし、メモリもICカードにもあるので、容量を限定すれば比較的容易だろう。

地図サイトの戦略

地図サイトはたくさんある。しかし、Google Mapより有名なサイトはない。
サービスは寡占する。Google Map以外のサイトは生き残りをかけて戦略を考える必要がある。
1つは物まねだ。Google MapそっくりのAPIを提供する。これによりサービス提供者は開発コストを削減できる。また、収入源を複数に分散できる。サービス提供者を囲い込ませないように対抗することができる。
このようなサービスブリッジはオープンソースにするべきだ。やがてAPI自体を国際標準にして公平な競争を確保する。

スパコンとクラウド

スパコンもクラウドも目覚ましく進歩している。どちらが速いのだろう。
1つのアプリケーションを動かすならスパコンだろう。しかし、複数のアプリケーションならクラウドかもしれない。スパコンの工夫の大半はボトルネックを解消することにある。クラウドではボトルネックが生じないアプリケーションだけを扱う。その意味では、クラウドはグリッドに近い。グリッドと対比されるクラスターはスパコンと同義といってもよい。しかし、広く資源を求めるグリッドに対して、クラウドは限られた資源を扱う。ただし、その量がけた違いに大きい。

食料自給率

食料自給率は重要な指標だ。100%である必要はないが、100%に近い方が安心できる。
日本の自給率は年々下がっている。米でさえもはや自給率100%ではない。その中で100%を維持しているものがある。鯨(クジラ)だ。これは冗談とも皮肉ともいえる。我々はもはやクジラを食べない。正確にはほとんど食べていない。そのため現在でも十分需要を満たせるということだ。このようなデータを前にして捕鯨再開と言えるのだろうか?もちろん鯨の用途は食用だけではない。しかし、食用でなければなおのこともったいない。捕鯨を再開すれば他の肉類を補うことができるのは確かだ。個人的には、子供のころの体験から、あまり鯨を食べたいとは思わない。
他の肉類では、鳥が70%、豚が50%、牛が40%といったところだ。戦略的には牛を減らして鳥を増やせばよい。特に鳥は鶏卵95%を伴う優等生だ。鶏肉を食べろと言われてもまずい物を食べる気にはなれない。なのでおいしい鶏肉料理が必要だ。幸い日本にはいろいろな鶏肉料理がある。まず、唐揚げだ。たしかにおいしいが、これは脂分が多いのであまりよくない。メタボリックが進行しては困る。むしろ、焼き鳥の方がよいだろう。適度に油も落ちる。串がもったいないので少し工夫したいところだ。竹串ではなく、鉄の串で再利用する方がよい。気分は出ないかもしれないが、そのくらいは我慢しなければ。
牛は肉より牛乳が重要だ。乳牛は増やした方がよい。肉としてもうまい乳牛の品種を改良することは重要だろう。
魚介類の自給率は65%程度とかなり低くなっている。乱獲して輸入するより、一定のコストを払って、養殖するべきだろう。
キノコ類も80%となかなか高い。すでに工業化しつつあるので100%を目指すべきだろう。
野菜は地産地消なので、これも80%と比較的高い。
致命的に低いのは、大麦・小麦、植物油脂だ。パンやケーキが日常化している中で、小麦の自給率が低いのはかなり問題だ。しかし、逆にいえば、それぐらいしか問題ではないともいえる。

オートマ帆船

原油高で帆船が復活するかもしれないという。日本でも鉄の帆を電子制御する船が試作されていたはずだ。完全な帆船ではなく、風を補助的に使っていたと記憶している。
その電子制御をもう少し進めて、車のオートマのようにはできないものだろうか?そうすればモーターボートのように気楽?に、ヨットを使える。
小型漁船に利用できるかもしれない。

統合型アプライアンスの問題点

システムを統合すると無駄をなくし、最適化できる。それによって競合他社より有利な特徴を持たせることができる。統合型アプライアンス製品メーカーはあらゆるソフト部品を自社で開発する必要がある。しかし、そのような統合型アプライアンス製品の最大の問題点はセキュリティだろう。
細かなセキュリティ問題は十分に枯れていると考えられているシステムでも頻繁に発生している。統合型アプライアンス製品は枯れてもいない。あまり普及していないために、攻撃されていないだけだ。攻撃されればあっという間に陥落してしまう可能性がある。リスクが大きいのだ。
日本は統合型システムの開発がうまいという。それは車を例にしているからだ。車の開発期間は情報機器に比べて極めて長い。そして利益率も高い。たっぷりお金と時間をかけるのでよい物ができる。トヨタに半年ごとに新車種をモデルチェンジさせることができるだろうか?たぶんできないだろう。同様に統合型アプライアンス製品は開発サイクルが遅くなるリスクもある。

2008年7月28日月曜日

GPGPUはスパコンを変えるか?

Roadrunnerは約13000個のCell BEを活用して1Pflopsを実現した。単純計算でCell BEの演算能力は0.1Tflopsといったところだろう。それに比べて、GPGPUとして知られるNVIDIA Teslaは0.5Tflops/GPUの性能を持つ。ということは、Teslaを使えば、5Pflopsは実現できそうだ。もちろんそう簡単でないことは承知しているが、不可能ではなくなったという程度の意味だ。さらに、ノード数を2倍以上に増やせば、10Pflopsも可能となる。
どこにも日本独自の技術はないが、それに固執しなければ、もう答えは見えているということだろう。本来は、これが日本の目指すべきパイプラインとスカラの融合する姿だったのかもしれない。

安全と安心

最近、「~の安全と安心」という題の講演が増えてきたような気がする。
「~」には「食」や「情報」などが入る。
このような講演の場合、特に情報系では、「安全=セキュリティ」という話題であることが多い。しかも、ほとんどの場合、それしかない。
言い換えると、「~の安全」という話しか聞かない。つまり、「安心」の話がほとんどない。安全と安心はいつから同義語になったのだろうか?
私の解釈では、安全とは脅かされても守られていることで、安心とは脅かされても気にならないことだ。安全は技術的に保障すべきだが、安心は心理的・社会的・制度的に保障すべきだ。
例えば、セキュリティ技術は安全を実現する。安全なら安心でもある。しかし、安全でない場合でも安心できる場合がある。例えば、保険だ。脅威によりお金を失っても、それを補てんしてくれるなら心配しなくてもよい。もっとも安易な安心は無関心につながるので、かえって危険かもしれない。少ない額でも安心を得るための対価を払うことが、関心を維持する上で重要だろう。

2008年7月24日木曜日

地震は2度来ると思った方がよい?

今日、未明、岩手地方で再び大規模な地震があった。現時点では詳細な情報がわからないので、地震に関してのコメントは差し控える。
しかし、ここで思い浮かぶのは新潟地震だ。新潟地震では、最初の地震の後、しばらくしてからもう一度大きな地震が来た。岩手地震の構図は新潟地震と同じだ。
たった2つの地震を比べただけで一般化するのは愚かなことかもしれないが、一度地震が発生した地方では再度地震が起きる可能性が高いという1つの証左ではあるだろう。
ここで、気になるのは地震保険だ。
地震が2度来るとわかっていると高い確率で保険が適用できることになる。つまり、地震が発生した地域で多くの人が地震保険に加入すると、次の地震の時、保険会社に甚大な損害が生じる可能性がある。その結果、倒産に至る保険会社が出るかもしれない。保険会社も自身のリスク管理をする必要があるだろう。

仮想化で企業内クラウドを実現する

仮想化の使い道は多い。
ここで、1つ提案したいのは導入コストの削減だ。
よくある仮想化の効用は、導入済みサーバの台数削減だ。しかし、これでは一度導入してしまったコストは取り返せない。
そこで、導入前に仮想化を行い、可能な限り導入自体を遅らせる方式が必要だ。これを企業内クラウドとここでは呼ぶ。
サーバが欲しい人は申請すればいつでも仮想的なサーバを与えられる。それを運用し、必要なくなれば停止すればよい。コストはかからない。
本格的な事業にまで発展した場合でも、仮想サーバを増やすだけでよい。

i-modeがガラパゴスな理由

iモード(i-mode)は先進的な試みで、個人的には高く評価している。少なくとも世界を席巻できるかもしれないという期待を抱かせた。残念ながら、実際には世界から取り残されてしまうことになったが。
世界の標準から大きくかけ離れて進化した技術を称してガラパゴスと呼ぶ。もちろん進化論を提唱したダーウィンがガラパゴス諸島で独自の進化を遂げた動物たちを発見したことにちなんでいる。
i-modeはガラパゴスだといわれる。残念ながらその通りだろう。日本では標準であるi-modeは世界では異端だ。では、auのEZweb(WAP)が世界標準かと言えば、こちらも対して流行っていない。それよりもPC用Webが圧倒的に多い。
今までPC用Webをアクセスできる携帯はスマートフォンに限られていた。しかも、必ずしも完全な互換性があるわけではなかった。しかし、iPhoneの登場で事情が変わってきている。
iPhoneでは、PC用Webをほぼ完全に再現できる。つまり、i-modeのような独自のWebではなく、インターネットのすべてのWebにアクセスできる。この差は決定的に大きい。そして、今後、世界はiPhone路線に追随する可能性が高い。その結果、i-modeは世界から取り残される。
なぜ、このようなことになったのかを説明するにはi-modeのしくみを説明しておいた方がよいだろう。i-mode以前にも携帯でWebをアクセスする方式がないわけではなかった。それはWAPだ。今でもEZwebで使われている。WAPは独自方式(HDML)なので、コンテンツを作成するのが難しい。コンテンツがないと利用者も少ない。つまり悪循環に陥る。そこで、i-modeではコンテンツを作りやすいようにHTMLでコンテンツを作成できるようにした。実際には、HTMLではなくサブセットのCHTMLでページを作成する。当時は、この割り切りが必要だった。HTMLを携帯で再現できる技術は存在せず、仕様を限定するしかなかった。しかし、技術が進歩し、それが裏目に出た。これはよくあることだ。本来は、CHTMLを年々拡張し、HTMLに限りなく近づける努力をするべきだったのだろう。事実していたのだが、不十分だったということだ。iPhone登場までに完全なHTML対応へ移行していなければならなかった。
CHTMLのおかげてi-modeのコンテンツは増えた。CHTMLのコンテンツは携帯のブラウザで直接閲覧できる。それが変換ゲートウェイを介さなければならないWAPとは決定的に違うところだ。しかし、変換ゲートウェイがないことが逆に問題にもなっている。例えば、変換ゲートウェイがあればHTMLをCHTMLに変換することができる。そうであれば、コンテンツ提供者はPCと携帯を区別せずにサービスを提供できる。しかし、実際には二重に開発しなければならない。
i-modeを正常な進化の道に戻すには、HTMLコンテンツを携帯でアクセスできるようにする必要がある。そうすればiPhoneと(ほぼ)同じことが携帯でもできることになる。そのために一番容易な方法は変換ゲートウェイを導入することだろう。今まで、サーバの設備費をかけずに安上がりに済ますことができたi-modeがNTTのコストを押し上げることになるかもしれない。また、二重にコンテンツを開発していた業者は少し複雑な気分になるかもしれない。携帯ならではのノウハウが次第に役に立たなくなっていく。
もう1つHTML化を妨げていたものはキャリア自身の料金体系だ。定額データ通信が前提でなければインターネットは成り立たない。これはキャリアが最もやりたくないことの1つだ。それを当然のように要求したところにiPhoneのすごさがある。しかし、手をこまねいている間に、iPhoneをきっかけとして、世界の携帯キャリアはデータ定額へ移行するだろう。本来は、技術的優位性を確保するには、日本のキャリアがいち早く先取りして移行していなければならなかったはずだ。

韓国海苔のおにぎり

韓国海苔は味付けしてあるのでうまいが、手が汚れて困る。
最近、コンビニのおにぎりで韓国海苔を使っているものが多い。
それらは、もう少し包装を工夫した方がよいと思う。
例えば、ハンバーガーの包装のように、紙を持って食べることができるようにしてはどうだろう。ライスバーガーというのもあるので、できなくはないだろう。
ただし、紙では中身が見えない。それが問題になることもあるかもしれないが、おにぎりの具はそもそも見えないことが多いので、大丈夫だろう。

2008年7月22日火曜日

Javaの問題点2

Jython, JRubyのように他の言語をJavaで実行することがある。余計な仮想マシンを使わずに合理的だ。しかし、Javaの実行系はそれほど優れたものではない。
(1)ライブラリの影響を受ける。仮想マシンが同じでもライブラリが異なれば実行できない。JREの違いはもっぱらライブラリに起因する。後方互換性を維持するオプションがほしいところだ。過去の記事「Javaの問題点」でもライブラリの問題点を指摘した。
(2)Tomcatの運用は問題が多い。JavaでWebアプリを作成するにはJSP/Servletを使う。それにはコンテナとしてTomcatも使う。しかし、その運用は難しい。まず、複数ユーザで共用することが難しい。互いに影響してしまう。Servletがプロセスでないことが裏目に出てしまう。かといって、ユーザごとにコンテナを起動するのも無駄が多い。頑健かつ負荷の低い実行環境が必要とされている。

公用車

国交省が公用車を削減するという。そもそも公用車が必要なのだろうか?
必要だとしたら、タクシーより安くなる場合に限られるだろう。それは走行距離から容易に算出できるはずだ。公用車の場合、車両代だけでなく、人件費もかかる。値上がりしてもタクシーの方がずっと有利なことが多いはずだ。
コスト以外の理由をいろいろ挙げる人もいるだろうが、それを許してはいけない。コストだけで判断する必要がある。

2008年7月20日日曜日

Rails 2.0?

RoRに再注目している。明らかに新しい動きが活発なので「2.0」とつけてみたが、まだ本物かどうかわからないので「?」も付けておく。
RoRに関しては、個人的にまだ成熟していないと結論付けて放置していた。最大の課題は実行系でFastCGIは問題外だった。しかし、いろいろなエンジンが登場している。中でもPassenger(mod_rails)は期待大だ。しかし、Windowsで動かないのが、個人的には致命的だ。あと一歩で使えそうな段階に来ている。やはりフレームワークはまともに使えてこそ意味がある。開発が速いだけでは不十分だ。
また、Gears on Railsまで登場するに至ってはうれしい限りだ。

2008年7月17日木曜日

マシンの次に仮想化されるもの

仮想マシンは、物理マシンの稼働率を高めるために有効な手段である。忙しい人に仕事を集中した方が効率よく仕事してくれるという、実世界にも適用可能な、ある意味皮肉な教訓を示している。
もちろん仮想マシンの目的は稼働率向上だけではない。物理マシンがないときに性能を落としても仮のマシンを提供してくれる。WindowsでLinuxを動かしたり、Max OSでWindowsを動かしたりするのがよい例だ。
しかし、データセンターなどで仮想マシンが使われるのは専ら稼働率を向上させることが目的だ。それによって物理的なマシンを削減することができる。
本来は仮想マシンなど使わなくてもシステムを作りなおせば、最適化されたシステムを構成できる。その方が効率は良い。しかし、その開発コストはばかにならない。その意味では、仮想マシンはレガシーを延命する手段でもある。
仮想マシンを使うとマシン自体を大きなソフトウェアコンポーネントとして扱うことができる。特にWebシステムはOSに依存しないので、無料のLinuxを活用し、いくらでもコンポーネントを生産できる。しかし、このような巨大コンポーネントには無駄が多い。せっかく仮想化しても無駄を残したままではもったいない。そこで、次の仮想化はマシンからアプリケーションサーバへ焦点が移るものと考える。
仮想アプリケーションサーバとは、WebアプリケーションからはApacheやIISのように見えるが、実は異なるというシステムだ。アプリケーション間の相互依存性を極力排除し、安定した動作を、スケーラブルな性能を両立することが目的になる。
このような仮想アプリケーションサーバが登場すれば、ホスティングサービスもかわるだろう。仮想マシン上に仮想アプリケーションサーバを配備し、いくらでもアプリケーションを増やすことができる。

出張のCO2

出張は面倒だし、疲れる。仕事時間外の観光でもなければ望んでいきたい人は少ないだろう。
出張を減らすことでCO2を減らすことができる。これは出張を避ける立派な理由になる。
具体的にはWeb会議にすればよい。
そのためには出張に行かないことでどれだけCO2を削減できるかきちんと把握しておく必要がある。
交通手段に応じて1kmあたりの移動に伴うCO2の排出量が算出されているようだ。
 自動車 0.0839kg・CO2/人・km
 バス  0.0615kg・CO2/人・km
 鉄道  0.0329kg・CO2/人・km
 航空機 0.186kg・CO2/人・km
これに人数と移動距離をかければよい。
CO2を大幅に減らすには出張を抑えるしかない。出張をWeb会議に切り替えることによるCO2削減は、数あるグリーンITの中で最も効果が高い。一番大きなところから手をつけるという戦略上の常とう手段を採用すれば、出張をなるべく減らすことこそ重要だ。
旅行業界には耳の痛い話かもしれない。
なお、公平のためにWeb会議のCO2排出量も0ではないので、示しておく。
 通信  0.0025kg・CO2/MB

2008年7月16日水曜日

アプライアンス製品の価格不等式

アプライアンス製品が高すぎる。そのため全く価格競争力を発揮できていない。機能的に優れているのは当然?としても、コストが安いことが売りの一つのはずにもかかわらず、導入コストは非常に高いことが多い。管理コストが目に見えて低いかと言えば、決してそうではない。
アプライアンス製品を売るためには、その価格が、普及品のPCを使って同じ機能を実現した場合に比べて安くなければならない。この不等式が成り立つ製品こそ、真の価値あるアプライアンス製品だ。
しかし、残念ながらそのような製品は、枯れたルーターのような普及品以外には見当たらない。ほとんどのアプライアンス製品はその価格の高さを説明できないでいる。

2008年7月14日月曜日

紙のCO2

ちょっと役に立つ情報があったので、メモしておく。
紙生産のCO2原単位は1.28kg・CO2/kgだそうだ。
A4用紙1枚が4gぐらいなので、N枚では4/1000x1.28xN kgとなる。
自分の紙の使用量からCO2を逆算してみるのに使える。

プリンタのターゲット広告

「タダコピ」(http://www.tadacopy.com/)は裏面に広告を印刷した紙を使った無料印刷サービスだ。広告の裏紙で印刷するサービスと考えてもよい。裏紙は固定化されているので適切な広告とならないことがある。そこでターゲット広告が必要になる。
実現は比較的容易だ。プリンタで裏面印刷すれば好きな広告を挿入できる。個人の嗜好は印刷物の内容から判断できる。コピーだけではターゲットを特定できないが、印刷まで拡大できればターゲットを特定できるだろう。

花畑牧場の生キャラメル

北海道に行ってきた。それほどしばらくぶりというわけではないのに千歳空港の変貌ぶりに驚いた。千歳空港には生キャラメルブームが起きているようだ。
特に人気があるのは花畑牧場の生キャラメルだ。売り切れ続出で、仕入れ時間の前に長蛇の列ができている。人気アトラクションさながらに整理券をくばるべきだろう。
そういえば近頃、千歳空港だけでなく、日本全体でもキャラメル味の商品が増えているように思える。私が知らないだけだったのかもしれない。このブームも生キャラメルが起源なのだろうか?
花畑牧場の生キャラメルは入手困難だが、他の生キャラメルはいくらでも手に入る。そんなに味が違うとも思えないので、花畑牧場はブランドと引き換えに機会を損失しているともいえる。しかし、そう簡単に手作りを放棄するべきではない。機械化すれば、ブームが去ったのち、負債を抱えることになる。それより自分のできる範囲のことを努力すればよい。正しい戦略だと思う。
花畑牧場の製品でいえば、生キャラメルそのものではないが、生キャラメルクリームというジャム?を買った。これは常温保存できるので、持ち帰りにも便利だ。味も生キャラメルの雰囲気を十分満喫できる。このような周辺商品もそろえることは重要だ。
このブームを「キャラメル」という視点ではなく「生」という視点でとらえてもよい。生チョコレートは昔から人気が高い。他にも生でない商品を生で提供できれば驚くようなブームになるかもしれない。生バターとかもおいしそうだ。

PCは変圧器

最近のUSBはもはや充電器といってもよいかもしれない。あらゆる機器がUSBで接続され、電気を供給されている。おかげでUSBの充電器があれば携帯やiPodはまかなえる。このままUSBがACケーブルの代わりになるだろうか?
USBの仕様から、あるいはエネルギー効率から、USBをAC100Vに再変換することは望ましくない。しかし、省電力機器だけならUSBだけで十分ACケーブルの代わりになるだろう。必要な電力に応じてケーブルを使い分けてもよいのかもしれない。
海外では電圧が違うので変圧器が必要になる。しかし、PCの電源がユニバーサルで変圧器を含んでいる。さらにUSBで分配できるので、最近では海外でも変圧器を使うことが少なくなってきた。
しかし、中にはAC100Vが必要な電気製品もある。サービスコンセント付きのアダプタがあれば、そのようなニーズにも対応できる。本体以外の工夫でPCを差別化できる。

コンビニのエコでない商品

コンビニの営業時間が規制されるかもしれないという。そこで、この時期にコンビニは何らかのアクションを起こす必要がある。コンビニは24時間営業しているのが問題視されている。無駄な電気を使ってるのでエコでないというのだろう。もっとも誰にとっての無駄なのか議論の余地がある。また、無駄と利便性のトレードオフを考える必要もある。
ここは視点を変えてみてはどうだろう。営業時間より商品に問題があるのではないだろうか。たとえば、売れ残りの生鮮食品、使い捨ての充電器など、とてもエコとはいえない。これらの無駄をなくせば、照明や空調代くらいに匹敵するかもいれない。

中国にエコ製品は向かない

トヨタのプリウスも中国では売れていないらしい。それによって、中国ではエコの意識が低いという。
それは確かにそうかもしれないが、かつての日本もそうだったはずだ。
つまり、中国庶民の意識では経済発展が何より優先されるということだ。エコにお金をかける余裕もあまりないのが、実態だろう。まず、生活に必要なもの、そして生活を便利にするものを買う。
そのような中国でニーズにあわないものが売れるはずもない。エコ製品を売るにしてもエコというだけでは売れない。節水や節電の他に機能やデザイン、ブランドというおまけが重要だ。
無理にプリウスを売る必要はない。燃費のよい、それでいて安いリッターカー、おまけに家族で乗れるセダンが一番適している。中国の道路はそれほど悪くない。だから車が小さい必要はない。しかし、燃費は重要だ。ある程度大きくても燃費のよい車であれば十分エコになる。プリウスの出番はその次だろう。まず、車が行き渡ることだ。
それでは遅いと思い人も多いだろう。しかし、無理に買わせようと思っても買うものではない。買いたいものを作ることこそ重要だ。
ちなみに道が平坦なので電動アシスト自転車はあまり売れないだろう。

2008年7月12日土曜日

再帰による場合の数

以前、「多重ループによる場合の数」において、場合の数を入門的なプログラムで表現する場合のコツを書いた。これはプログラムによる問題解決の基本中の基本なのだが、なかなか授業でも真面目に取り上げられることがないので、あえてブログで紹介したものだ。
しかし、その際紹介した書き方は一般性がなかった。つまり、数え上げたい場合の数に応じてプログラムを変更しなければならなかった。記事では、あくまで初心者が理解しやすいことを目指したので、そのような制約があった。今回は、もう少しプログラミングスキルを持った中級者に向けて汎用的に使えるプログラムpermを紹介しよう。
permはr個(0..r-1)からc個とる順列・組合せをすべて表現できる。
void perm(int r, int c, boolean dup, boolean comb) {
permrec(r, c, new int[r], 0, dup, comb);
}
なお、Cではbooleanの代わりにint true=1, false=0を使う。ここで、combは組合せを示す真理値である。組合せのときtrue、順列のときfalseを指定する。dupは重複を許すかどうかを示す真理値である。重複順列または重複組合せのときtrueにする。
permは補助関数としてpermrecを使う。このpermrecは再帰関数である。再帰関数は多重ループより記述能力が高い。再帰を使えば任意の多重ループを表現できる。
void permrec(int r, int c, int[] a, int n, boolean dup, boolean comb) {
if (c == n) {
found(a, c);
return;
}
for (int i = ((comb && n > 0) ? a[n-1] : 0); i<r; i++) {
if (! dup && is_duplicated(a, n, i)) continue;
a[n] = i;
permrec(r, c, a, n+1, dup, comb);
}
}
ここで、dupとcombの使い方に注意してほしい。これらが順列の差を生んでいる。
permrecは補助関数としてis_duplicatedを使う。
boolean is_duplicated(int[] a, int n, int e) {
for (int i=0; i<n; i++) if (a[i] == e) return true;
return false;
}
permrecは数え上げるべき場合を発見したときfoundを呼び出す。foundの本文は解きたい問題に依存する。多くの場合、単純に表示すればよい。また、この例では0..r-1の順列しか生成しない。それ以外の値を使う時にはfoundで写像する。

P2P vs Cloud

このブログでは「P2Pのたそがれ」と題して、P2Pを取り巻く環境が変化してきたことを述べた。
今回は、P2Pとクラウド(Cloud)を比較してみたい。
P2Pはサーバを小さくし、その分クライアントを活用する技術だ。それに対してクラウドは、クライアントを小さくし、サーバを拡充し、それを活用する技術だ。世の中全体の流れはクラウドに有利に向かっている。
P2PではPCがクライアント兼サーバになる。よって、P2Pでは上りだけでなく下りにも十分な帯域が必要になる。FTTHならば問題ない。しかし、ASDLでは不十分だ。携帯ではHSDPAでも不十分で、HSUPAが必要になる。これはネットインフラ全体の底上げが要求される。つまり、P2Pはサーバのコストを減らした分、クライアントだけに転嫁するのではなく、ネットワークにも転嫁しているわけだ。
もっともネットワークに負荷をかけるのはクラウドも同じだ。しかし、クラウドの場合、圧倒的にダウンロードの比重が高い。これは現在のネットワークモデルに適している。
クラウドの問題点は、クラウドプロバイダの信頼性(trust)と攻撃に対するぜい弱性だ。プロバイダを信用できないか、事業継続を最優先するならP2Pも考慮する必要があるだろう。

2008年7月7日月曜日

後期高齢者医療制度

これは様々な批判がある制度だが、残念ながら詳しくないので、どちらの意見が正しいのか判断するには至ってない。しかし、医療費の増加が問題となり、無駄な医療費を削減しようという基本的な考え方は間違っていない。医療費が増加しても、それを上回るような経済発展を期待することもできずないし、無駄とはいえない必要な医療費が削減されることのないような配慮はしたうえでなら十分理解できる。
後期高齢者医療制度にも激変緩和措置があり、またそれを過ぎても平均すれば3000円くらいの増加と予想されている。この程度の額なら問題視する必要はほとんどないだろう。もっとも個人差は確かにある。
医療費は上がるだけかと言えば、一方で薬の価格は下がる。いわゆる後発医薬品が推奨されるようになったからだ。その効果は驚くべきものだ。私の場合は、薬代が半額になった。もっと多くの薬をもらう後期高齢者なら優に3000円以上節約できる。
そう考えれば、決して後期高齢者の医療費は高くなるとは限らない。

2008年7月6日日曜日

Firefox 3

Firefox 3はダウンロードのギネス記録を更新しそうだ。
私も協力者の一人になるのだが。
Firefox 3の評判を聞くと、速くなったという人が多い。Safari並みだという人もいる。個人的にはそれほど速くなった気がしない。
困ったのはアドオンだ。いち早く対応したアドオンもあれば、なかなか対応しないアドオンもある。
del.icio.usもなかなか更新されないアドオンのひとつだ。最近ではGmarksばかり使っていたので、この際削除してしまった。どうも老舗ソーシャルブックマークも店じまいという感じがする。
(記事を書いた直後、del.icio.usアドオンが新版となりGmark同様の機能を持つことがわかった。まだまだ、健在なようだ。しかし、Gmarkと変わらなければdel.icio.usを使う意味もないので、あいかわらず使わないだろう。個人的には、階層型キーワードの扱いがうまい方に転びたい。)
場合によってはdel.icio.usより深刻なのはFirebugだ。これが使えないと開発がストップすることもある。
これほどアドオン開発が遅れたのはなぜだろう。ベータ版が先に公開されていたはずなのでアドオン開発者はベータ版で動作確認できたはずだ。また、Firefoxのシェアは拡大しつつあるので対応しないという手もないだろう。アドオンAPIに大幅な変更があったのだろうか?確かにFirefox 3のメモリ使用量は少ないと聞いた。この辺の事情がAPIに反映されたのかもしれない。

セルロース系エタノール

エタノールの問題は、このブログでも過去に取り上げている。
やはりというか、当然というか、食料問題とのからみで問題視されるようになってきた。
そこで、セルロース系エタノールが注目されている。
セルロース系エタノールは食料としない茎などの部位でエタノールを製造しようというものだ。
これはかなり効率が落ちる。エタノールでさえ、むしろCO2は増えているとさえ指摘する報告もある。ましてやセルロース系エタノールは研究段階の域を出ず、おそらく実用段階にあってもそれほどCO2を削減しないと思う。
しかし、石油に代わる代替エネルギーとして、石油文明の延命にはかなり力になるだろう。それでも総量が全く足りない。
食料でない物を畑や田んぼで生産すれば、それだけ食糧が減る。そもそも減反政策自体が食料問題と矛盾している。その矛盾を解消することから出発する必要がある。
わずかな光明はIYグループが農業に進出したことだろう。ユニクロの轍は踏まないだろうから期待できるかもしれない。

2008年7月4日金曜日

中国残留孤児

最近ではニュースなどでも注目されることがほとんどないが、かつて中国残留孤児という問題があった。しかし、これは過去のことではなく今でもまだあると思われる。
ただし、今の時代であれば、やっと慣れた中国からわざわざ日本に帰国する人はほとんどいないかもしれない。もっとも人の気持ちは経済発展だけでは推し量れないので何とも言えない。
残留孤児が中国から日本に来ること自体は特に問題ではない。それよりも日本に戻ってきた残留孤児が家族を伴ってきている場合が多く、その家族がどう生活しているかが気になるところだ。かつての日本は景気がよく中国は決してよくなかった。だから日本に来ればそれだけである程度の成功が見込めた。しかし、いまや日本と中国の経済力は逆転し、日本の円資産はどんどん目減りしている。それに対して中国の元資産はどんどん増えている。つまり日本に来るより中国にとどまっていた方が結局のところよかったのではないかと考える帰国孤児も少なくないかもしれない。
そして、その考えはおそらく間違ってはいない。確かに金銭的な損得だけでいえば損をしたことになる。日本人との間の交流がうまくいっていなければ、誤った選択をしたと考える人もいるだろう。当時の情勢からは予測がつかなかったとはいえ、二重のハンデを負うことになったのかもしれない。
しかし、まだ最終的な結果が出たわけではない。日本の経済力、技術力も捨てたものではない。そして、他力本願ではなく自分で機会を作るという積極性が常に尊ばれる。

SDカードスロットでSDHCカードが使える

3分LifeHackingの記事「ただのSDカードスロットでSDHCカードを使えるかもしれない方法」では、ソフトの変更だけでSDHCが使えてしまうという内容だ。
記事では、ThinkPadで実験していたが、私が使うLet's noteにもSDカードスロットがある。いままで、このSDカードスロットでSDHCが使えなかったために、わざわざカードリーダーを買って、使っていた。この記事が本当なら、大変な損をしていたことになる。
そこで、試してみたところ本当にSDHCカードが使えるようになった。以前は確かに使えなかったので、ソフトだけで使えるようになったということだ。
最初は喜んでいたが、そのうち疑問がわいてきた。それでは今までの不自由はなんだったのだろう。本来は使えるはずのハードウェアをわざわざソフトで制限していたということだろうか?
まあ、互換性の問題などがあるので、一般的に適用できるわけではないのかもしれないが、それで困ることもないように思える。これはXP SP3が条件になるので、もしかしてSP4が出るなら、標準で含まれているのかもしれない。もっともSP4までXPが残ることはないだろうから、幻の機能で終わるのだろう。
なお、購入してしまったカードリーダーは他のPCで使っている。

東京都の情報教育

東京都が都立学校に100%LANを普及させるという。
よい話だが、おそまつな内情が見える。
ICTを活用すると学習到達度が向上するという。この前提は受け入れたとして、肝心のICTを指導できる教員がいない。
ICTを指導できる教員とは情報の教員を意味すると考えられる。
しかも、東京都では情報だけの教員は採用しない。それだけハードルを高くしていれば増えるはずがない。情報の資格など持たなくても採用はされるのだから、情報の資格を取る必要はないと皆考えるだろう。
これほど矛盾した政策も珍しい。お金さえだせばLANは整備されるが、それだけでは誰も使えない。

世代による仕事方法の違い

世代により仕事の仕方が違うと思う。
私より上の世代ではパソコンを使えない人も珍しくない。あとからパソコン操作を習ったため、どことなくぎこちない。もちろん例外はあるが、あくまで例外だ。しかし、最終的に仕事は立派いに成し遂げる。それは決して否定できない。もちろん個人差はある。ここでいう仕事の差とは方法の違いであり結果の違いではない。
私の世代ではパソコンが当たり前だ。上の世代とは仕事のレスポンスが大きく違うようだ。上の世代はやはり紙と鉛筆が中心でじっくり考え最後にパソコンで清書する。つまり、バッチ的な処理をしている。それに対して私以降の世代はパソコンそのもので仕事をする。すぐに成果物ができるので、作業途中でも成果物を渡すことがある。その結果、スループットが高まる。最終的な結果にはあまり差はない。
私より若い世代は、さらにそれが極端に進んでいる。モバイルの世代だからだ。パソコンもモバイルなら、携帯も当然モバイルだ。モバイルならいつでも好きな時に仕事ができる。電車の中でもメールを書ける。学生の中には電車の中でレポートを仕上げる人もいる。私自身はそれほど携帯を使わない。というより使えない。携帯での文字入力は苦痛だ。その差が世代差と言える。若い世代はもっと細切れに仕事をするようになり、もっとスループットが向上するだろう。しかし、細かく分断された作業は、結局後でまとめる必要がある。今後、ビジネスで必要とされるのは複数のソースに分断された情報を統合するツールかもしれない。

2008年7月2日水曜日

turn it inの日本語版

turn it in(turnitin.com)は論文やレポートのコピーを検出するシステムだ。
その日本語版が秋にも登場するという。
良い点はMoodleなどにも対応していること。Moodleでレポートを提出すれば、それをturnitinで判定できる。
悪い点は有料なので、どれほど効果があるのか、手軽に試すわけにいかないことだ。
多くの場合、コピーレポートはwikipediaと他人のレポートを参照している。wikipediaだけなら、このようなシステムを使うまでもない。また、他人のレポートは、Moodleと併用していなければ、このシステムでも難しい。
学生のレポートより学会の査読に有効かもしれない。もっとも検出されるのは同じ作者の論文だけのような気がするが。

2008年7月1日火曜日

DS Phoneはいかが?

個人的にはiPhoneは多分買わない。
しかし、iPhoneが革新的だということは十分理解できる。
Appleに携帯を変える力を感じる。これはAppleが異業種だからだともいえる。
そこで、Apple以外に携帯事業に参入できそうな会社を探してみると、思いつくのは任天堂だ。
ファミコンでコンピュータ業界?に参入して以来、大成功を収めてきた。その発想力で携帯事業に参入したらまったく新しい携帯ができるのではないだろうか?
第一弾としてDSを携帯にしてはどうだろう。
既に大変な発売台数に到達しているDSが携帯になるなら大幅なコストダウンが期待できる。あとは通信機能だけ追加されればよい。その後、携帯らしいデザインに変わっていけばよい。もしかしたら、DSの次はDS Phoneかもしれない。
DSユーザのほとんどは子供だ。子供でも安心して使える携帯でなければならない。それは誰でも使えるユニバーサルデザインだということだ。それもよい。

6月のまとめ

毎月、1日1アイデアを目標に記事を書いてきたが、先月その目標を達成できなかった。
どうやら6月は忙しい月らしい。
昨年の記録を見ると、ブログを本格的に始めたのがちょうど6月だった。それから1年してなんとなく周期のようなものが見えてきた。
継続は力なりというが、過去の記録が残るといろいろ面白い分析ができそうだ。

携帯で通訳

Willcomが在日外国人に携帯による通訳サービスを始めたと聞いた。
詳細は知らないが、オペレータが通訳するようだ。
以前、このブログでは観光ナビゲータを提案したが、人手によるサービスなのでコストがかかる分、細かいところまで配慮が行きとどく。
この種のサービスは外国語の苦手な日本人にも有効だ。海外でもグローバルなサービスとして行ってもらいたい。正直、中国や韓国ではとても困る。タクシーで道を指示することもできない。国際電話でもよいので欲しいところだ。