2012年5月27日日曜日

Ubuntu 12.04 serverをVMware Playerにインストールする

VMware Playerは4.0.3(当時最新版)を用いた。
他のOSをインストールするときと同様に、サイトからCDイメージ(ubuntu-12.04-server-amd64.iso)をダウンロードし、それを仮想マシンの設定でCDドライブに設定してから、仮想マシンを起動すればよい。
しかし、VMware Playerは少しおせっかいだ。他のVMソフトならこれだけでよいが、VMware Playerの場合、VMware Playerが知っているOSを簡単インストールしようとする。これによってインストールは確かに簡単になるのだが、後で設定を変更しなければならなくなることがある。
例えば、キーボードの設定だ。簡単インストールでは英語キーボードに決め打ちされてしまう。これを修正するには、
$ sudo aptitude install console-data
を実行する。キーボードの設定は、[Select keymap from arch list]-[qwery]-[Japanese]の順に選ぶ。キーボードの種類が違ったときは、
$ sudo dpkg-reconfigure console-data
として選択しなおす。

参考サイト
http://www.compnet.jp/index.php/archives/1282

追記
キー配置がなおったと思ったが、再起動したら元に戻ってしまった。
また、他のサイトではconsole-dataではなく、console-setupとなっていたが、console-setupにはキー配置に関する設定はない。
結局ベストの方法は簡単インストールを使わないことだ。仮想マシンを作成するとき、「後でOSをインストール」を選択すればよい。

2012年5月23日水曜日

カルボナーラうどん

川越マインの3F、讃岐うどんの店、讃岐路にカルボナーラうどんがある。
スパゲッティがうどんになっただけだが、うどんを国際化するためには実験的な作品だ。
しかし、残念ながら、大きな問題点がある。アルデンテでないことだ。讃岐うどんもコシが命だろう。しかし、洋風の調理法ではコシがなくなってしまう。もう少し手早く調理しないといけない。あるいは手打ちのもっと強いうどんが必要だ。
ちなみにこの店には他にも創作うどんがある。またの機会に試したい。

2012年5月21日月曜日

モンテッソーリ教育とクラウド

クラウドのスタープレイヤーにモンテッソーリ教育の影響が大きい。
グーグルのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、そしてアマゾンのジェフ・ベゾスらだ。
それぞれの企業の発展に彼らの個性の一部として教育の影響が垣間見える。
これはクラウドに限った話ではないだろう。蒔いた種からようやく実がなったというところだろう。他の分野でも教育の成果が出ているのかもしれない。

彼らはモンテッソーリ教育の生きた広告塔ともいえる。

青空文庫

電子ブック時代になり、コンテンツの少なさが問題となっている。
しかし、青空文庫を読破するだけでも一苦労だ。コンテンツの総数は決して少なくない。
青空文庫のコンテンツは時代に耐えたものばかりで、真面目に読めば、非常に読みごたえがある。しかし、どんどん軽量化していく時代にあって、これらのコンテンツはとても重い。これからも生き残るが、文化財のようなもので、日常的に使いたい(読みたい)ものではないだろう。
多量のコンテンツを読破するのにつまみ食いではわからなくなる。そこで作者ごとに読破することにしている。
井上円了
内村鑑三
海野十三
坂口安吾
坂本竜馬
福沢諭吉
夢野久作
エドガー・アラン ポー
などと読んできたが、年が変わるとどんどん追加されるので、結局まだ誰も読破できていない。個の読み方はあまりよくない。
iPhoneアプリで、読んだ本をマークできるようになっていると、いいのだが。

2012年5月10日木曜日

コンビニのくず餅

ローソンで売っているくず餅が食べにくい。容器いっぱいに詰まっていて、蜜や黄な粉をかける余地がない。
家で皿に移せばよいのだろうが、出先で食べようとして買った場合にはどうするのだろう。
コンビニの商品は基本的にどこでも食べられるようにパッケージ化してほしい。それがコンビニのサービスの一環だろう。
コンビニでは、箸やスプーンも付けてくれるし、お湯を入れてくれるし、あたためてもくれる。すべて、すぐに食べられるようにするサービスだ。
しかし、パッケージ商品の中には、そのコンセプトに合わないものもある。
もとより、すべての商品に期待するのは無理がある。しかし、予め考えられているかどうかの差は大きい。くず餅にしてもフォークがついているので、考えてはいるはずだが、抜けているように思える。

2012年5月7日月曜日

書き順マスターアプリ

こどもちゃれんじの教材は良くできている。
これと同じくらいのアプリがあれば、iPodでもっと楽しく遊びながら勉強できるだろう。
もう少しゲーム性が強くてもよいように思えるが、アプリができてから工夫すればよい。
漢字の書き順を勉強するアプリはあるようだが、ひらがななどもっと基本的なものは逆にないようだ。

子どもとiPod

新しいiPhoneを購入したので古いiPhoneが余った。携帯としては使えないのでiPodになる。
このiPodをかねてから興味を持っていた子供に与えたところ喜々として使っている。
そもそも、iPodは子供でも簡単に使える。逆にPCの画面を押そうとして困るくらいだ。まだ、英語は知らないのでキーボードも打てない。それでも画面を触るだけで適当に操作できてしまうところがよいところだ。
今のお気に入りはカメラだ。カメラで連続写真をとってアニメーションにする。クレイアニメとはいかないが、おもちゃが動くアニメなどを作っている。子供でもここまでできるのかと感心してしまう。

2012年5月3日木曜日

Browser based Grid

従来のグリッドは何らかのミドルウェアを必要としていた。
しかし、ブラウザ自身をプラットフォームとするグリッドを実現すれば、グリッドの可能性が大幅に広がる。
ここでは、グリッドをPCグリッドとWebサービスに分類する。Webサービスのグリッドは、Browser as a Serverの記事で基本的な仕組みを述べた。ここではPCグリッドについて述べる。
ブラウザでグリッドを行うには、JavaScriptでPCの負荷を把握する必要がある。これには実行時間を調べて負荷を判定する方法もある。この方法なら正確な負荷でなくても、PCが重いことは判断できる。
ブラウザの拡張機能を利用する方法も考えられるが、グリッドのサイトをホームページに指定することでも同様の効果を得ることができる。


Browser as a Server

ブラウザをサーバにできるのではないだろうか?
ブラウザではJavaScriptのアプリケーションが動作し、HTML5にはストレージもデータベースもある。これはプラットフォームといってよい。
まず、サーバとなるブラウザがサイトに接続し、プールされる。
サイトはロードバランサのような役割となる。
クライアントからの要求に応じて、サイトはサーバブラウザにアプリケーションを配信する。サーバブラウザは処理した結果をsubmitする。サイトはその返信をクライアントに転送する。同一セッションであれば、同一ブラウザにフォワードされる。
実を言えば、こればブラウザベースのグリッドでもある。ただし、特別なミドルウェアを不要とするグリッドである点が従来のグリッドと大きく異なる。

スマートテレビについて考える

日本がスマートテレビの国際標準を考えると聞くと不安になる。
スマートテレビは決して中途半端なものであってはならない。中途半端な標準は百害あって一利なしだ。Feature Phone(と言い換えても「ガラ携」)が負の遺産に苦しむように、下手なFeature TVは決してSmart TVにはなれない。後世で別の名称に改められるだけだろう。
何が中途半端かといえば地域性や著作権の問題だ。
誰が考えてもエコのためには、すべての放送は誰かが一度録画すればよく、それを共有できない方がおかしい。録画というより発信時にVoDであるべきだ。共有と課金は別の問題だ。また、通信と放送の垣根がなくなる時、放送の規定で通信を縛ることも望ましくない。正しくは放送がなくなり通信が残る。その時、国境もなり、地域性もなくなる。言い換えれば地域放送が即グローバルになる。言語の問題はコンテンツの問題であり、通信自体の問題ではない。
理想のスマートテレビはおおよそ明らかになっている。それが実現できないのは既得権益の問題だ。
放送は通信としても有効だ。しかし、ブロードキャスト通信の一種として考えるべきだ。そのコンテンツを勝手に再利用することは犯罪であり、問題外だ。しかし、ユーザが個別に録画する意味は全くない。録画は利用者の意思を示すだけでよく、センターで録画すればよい。ユーザは後で自由に録画したコンテンツにアクセスすればよい。おそらくすべての人がすべてのチャンネルを録画することを選択するだろう。記録容量は重複排除すれば問題ない。逆に重複排除できないアナログ的なノイズや時間差を可能な限りなくすべきだ。録画コンテンツの保存のためにオンラインストレージを用いて、使用料をとることは許される。アクセスすなわち再生にも利用した帯域分の使用料を徴収してもおかしくない。Amazon S3でも似たような課金モデルが採用されている。
一方、リアルタイムの放送はなるべくそのまま表示できるようにするべきだ。BCASは国際標準に向かない。クラウド式のオープン認証にするべきだ。
テレビはクラウド家電になるべきだ。メーカーはテレビを開発する前に、テレビクラウドを開発するべきだ。メーカーの壁を越えてオープンにできればよいが、サービスの競争を奨励するために、メーカーごとに個別に開発し、オープンなプロトコルで連携できるようにすればよい。テレビとクラウドのメーカーが違っていてもよいことにする。そのための国際標準だろう。
同じメーカーのアカウントであれば、機種が変わっても同じサイトにアクセスすればよい。録画や基本操作はすべてサイトで行えるようにする。また、そのAPIを公開し、iPhone/Androidアプリでリモコン操作を行う。そろそろリモコンもいらないだろう。スマートフォンに統合した方がよい。