2010年6月30日水曜日

シャーロック・ホームズはルパン三世

飛行機は映画館を兼ねている。
最近はアリスとシャーロック・ホームズを見た。
シャーロック・ホームズはBBCの作品が有名だが、新作はまるでルパン三世だ。
まずホームズに悪女の恋人がいる。まるで峰不二子だ。
助手のワトソンが拳銃を撃つわ、仕込み刀を振り回すは非常に活動的だ。まるで、次元と五右衛門を足して2で割ったかのようだ。
おまけにホームズは少々間抜けで倫理観が乏しい。
これをルパンと言わずしてなんと言おう。でも役者ははまり役だし、内容的にはとてもよい。

2010年6月23日水曜日

La Banchina

ジェノバの港に位置するレストランだ。こちらもレストランというよりカフェ・バーといった方が正しいだろう。
よいレストランの基準はいつも混んでいることだろう。その意味ではよいレストランといってよいだろう。
ここのオススメはfocacioだ。いわゆるフォッカチオだ。日本でもメジャーになっていると思う。ジェノバのフォッカチオは独特らしい。それをメインにしている店なのでハズレではないだろう。そもそも他の国に比べたらイタリアはどの店もうまい。その意味ではハズレを心配する必要はない。
人によって好き嫌いはあるだろうが、私は非常に好きだ。これをまずいという人はまずいないと思う。シャレではない。生地は日本のように厚くない。シカゴピザとイタリアピザの違いを思い浮かべてもらえばよいだろう。最初に皿を見た時はとても食べきれないと思ったが、生地が薄いので、それ程ではない。なお、ピザより生地が柔らかい。近い食感を探せばチジミだろう。値段は6-7ユーロで、 660-770円といったところだ。日本で同じようなピザを注文すれば倍になる。また明日も来てしまうかもしれない。
また、この店ではイタリアのビールをメインにしているようだ。ワインが続いているので、その点でもよい。

2010年6月22日火曜日

Covim

ジェノバの港にあるレストランだ。港を歩いているとかなり目立つ。立地が非常によい。だから料理もよいのかと思えば、まずくはないが物足りない。オーソドックスな料理しかないからだ。元々はレストランというよりカフェないしバーというべきなのだろう。バーの割には料理がレストラン並によいと考えるべきだろう。決して悪い店ではない。
個人的な希望を言えば、もっとシーフードを充実するべきだ。せっかく海の幸があるはずなのだから。
その後、街中でも見かけた。チェーン店のようだ。

ジェノバの海

港町という感覚がしない。町に十分な観光資源があるためだろう。あるいは観光自体に経済の軸足を置く必要がないのかもしれない。相対的に海の存在感が小さい。
その性か海が臭くない。日本の海辺の町はほとんど例外のないほど臭い。海にいろんなものが流れ込んでいるのだろう。これは海を活用していることの負の側面だ。よほど環境にこだわりがない限りうみは臭くなる。しかし、ジェノバの海は臭くない。これはジェノバが海から脱却していることの間接的な証であるように思える。

Munich airport

Luhthansaでミュンヘン経由でジェノバに行った。ミュンヘン空港で乗り換えの際に無料のコーヒーサービスがあることに気づいた。ファミレスのサーバより多くの種類がある。さすがだ。
日本のファミレスももう一工夫してはどうだろう。変わったメニューにはウィンナーコーヒーがある。

自動化ゲート

あまり知られていないようだが、成田空港には自動化ゲートがある。自動化ゲートを使うと入出国の長い行列に並ばずに済む。経験した人にはわかるが、入出国の行列で待たされるのはかなり苦痛だ。それがほとんど待たずに入出国できるのでとても便利だ。しかし、あまり使われていない。私も使っていない。なぜなのか、問題点を指摘しておこう。
自動化ゲートを利用する手続はあまり知られていないが、とても簡単だ。当日空港で手続できる。しかもその場でできる。ゲートの脇に係官がいて申込用紙に記入すれば手続きできる。基本的には住所と旅券番号だけなので、何も特別な情報は必要ない。それならいっそすべての窓口で勧誘してはどうかと思うのだが、混雑するので、それはしないようだ。しかし、呼びかけてもよいとは思う。パンフレットを配れば良いだけなのだ。
これだけなら使わない理由にはならない。使えない理由の一つは8:00-17:00しか手続きできないことにもある。手続きだけでなくゲートも使えないかもしれない。これはその時間帯が混雑していないからなのか、それとも御役所仕事の決まりなのかは定かでない。
しかし、これも使えない理由としては小さい。個人的には最大の問題点は、入出国スタンプを押してもらえないことだ。業務として出張するときは、証明が求められる。スタンプを証明とする会社は少なくない。それがないと出張では使えない。
これを解決するには2つの方法がある。1つは別の証明書を印刷するサービスだ。もう1つはスタンプ以外で証明する制度の変更だ。後者の方が抜本的で長期的には正しい対応だが、短期的には全く効果がない。やはり経費をかけても印刷するべきだろう。少なくとも印刷機を別途用意して出国後や入国後に有料で証明書を発行すれば、経費の問題は生じないはずだ。利用者は、その経費を会社に請求すればよい。

Google SVを用いたドライブシミュレータ

ドライブをするとき道に迷うと不安だ。それを助けるのがカーナビだが、その指示はあてにならないことが多い。対向車とすれ違えない細い道を通らされたり遠回りさせられたりすることがある。そのような場合に実際に自分で下見の運転ができると便利だ。Google SVを使えばドライブシミュレータを実現できるだろう。
現在のSVは歩行者目線であるように思える。運転者目線の視野が欲しい。そのデータは既に収集されているはずだ。さもなければ画像の更新の際に前方画像も加えて欲しい。交通標識もチェックしたい。車速に応じて所要時間も計算できるようにしたい。

組み込み機器の多言語化

日本が世界に通用する製品を作るには国際化が欠かせない。それにはユニバーサルな製品の製造が必須だ。なかでも組み込み機器の多言語化は重要だろう。
日本の製品は、少し気がきいたものでは日本語と英語のバイリンガルに過ぎない。中には英語メニューのないものもある。しかし、これからは二カ国語対応だけでは不十分である。多言語化が必要だ。

予約受付にクラウドを使おう

iPadに続きiPhone 4の予約が順調のようだ。サーバがダウンするほどのようだ。iPhone 4については2年縛りがあるので、それほど急ぐ必要がない私としては予約しようとは思わないが、落ちるシステムが蔓延している現状に憂いを感じる。
クラウドがもてはやされている今日で予想以上のトラフィックが集中したと言ってサービスを停止するようでは、クラウドを利用していないか、あるいはクラウドが不十分であるかのいずれかだろう。おそらく前者だと思うが、後者の可能性もある。1つはリアルタイム性、ないしレスポンスの素早さだ。緩やかにトラフィックが変化する場合には現状のクラウドでも十分対応可能だろう。しかし、素早いレスポンスは実現できない。新しいノードの起動に時間がかかるからだ。今のところ予測しながら制御するしかないだろう。しかし、開始時点では予測すら困難だ。これはクラウド側の重要な課題の一つだろう。
一方で、多くの場合は事前に予算を確保することも含めて準備がおろそかなせいだ。クラウドなら実際に利用された分しか支払う必要がないのだから、予想より多くサーバを用意してスケールを下げる方法も検討すべきだろう。

2010年6月10日木曜日

レガシーとなる圧縮ファイル

LZHの開発が終了するらしい。
世の中にはLZHで圧縮されたファイルがかなり多く出回っている。やがてLZHをサポートしたプログラムがなくなると、これらのファイルはただのゴミになる。
今のうちにもっとメジャーな圧縮形式に変換しておかなければならない。これからは圧縮ファイルがレガシーとなる時代になったようだ。
しかし、圧縮ファイルはめったに使わなくなったデータを保管するために使っているので、それをわざわざ整理しなおすのは非常にめんどうだ。
このような場合、クラウドに圧縮データを預け、引き出すときに別形式でダウンロードできるとよい。仕掛けとしては、アップロードの時にZipなどのもっとメジャーな形式に変換してしまう。
クラウドにデータを預ける方が長期間の信頼が得られるという時代が来るかもしれない。