2011年8月29日月曜日

7notes

iPhone/iPadに手書き文字認識のアプリ7notesが加わった。これが子供の字の勉強に役立つ。元々の7notesは学習用アプリではないので、使いにくいところもある。いずれそのうち7notes kidsなるアプリが登場することだろう。

2011年8月6日土曜日

スマートグリッドのキラーアプリ

スマートグリッドによってエネルギーと情報が統合され、インターネットを超えるネットワークが生まれると考える人がいる。しかし、それにはキラーアプリの存在が必須となる。
少なくともキラーアプリは今ない。将来出てこないとは言えないが、その芽を見つからないのは不思議だ。これは間接的にキラーアプリが存在しないことを示している。
インターネットは通信すなわち情報を扱う。それに対してスマートグリッドは基本的に電力しか扱わない。電力だけで娯楽が考えられるだろうか?娯楽でなくてもよいが、キラーアプリには娯楽的な要素も必要だろう。皆が積極的に参加したいと思わなければキラーアプリにはならない。
スマートグリッドの使い方としては、家庭で生産した電力を自由に売買することがある。これは金融商品に似ている。金融商品にはさまざまな種類があるが、利率だけで人を魅了することはできない。実際、世の中に金融商品は数多いが、それほど多くの人が購入している訳ではない。ごく一部の人に限られる。これではインターネットと比べようもない。
また、娯楽性の強い金融サービス?といえば、宝くじやパチンコ、カジノなどが考えられる。このようなある種の不公平な再分配が娯楽的な要素となる。
しかし、このようなサービスのいずれもキラーアプリとはなりえないだろう。よって、スマートグリッドにはキラーアプリが存在しない。スマートグリッドの普及は決して熱狂的には進まないだろう。逆に、クールに、政策として進めるしかない。

韓国海苔に学ぼう

家電製品、ドラマだけでなく海苔も韓国の独壇場になっている。韓国海苔は味付け海苔であり、それ自体は日本にもある。しかし、その売れ行きの差は大きい。日本の海苔には寿司や海苔巻き、おにぎりなどの手堅い市場はあるが、一般的な食事の中で占める位置が低下している。それに対して韓国海苔の需要は伸びている。海苔の味をもっと工夫することで様々なセグメントを開拓できるはずだ。例えば、ご飯の友なら味噌味はどうだろう。カレー味もよい。甘くすれば小さな子供にも受けるだろう。このような工夫をもっとすべきだ。そして国際的に通用する商品とするべきだ。