2007年11月30日金曜日

Gmail vs Hotmail

普段はGmailを使っている。
Hotmailは前に使っていたが、やめてしまった。
最近はよくなったと聞いているので、また使ってみようと思い調べてみた。
しかし、どうもよくない。
Windows Live Hotmail(おすすめパック)の場合、
・アカウントの有効期限 120日
・受信メールの自動転送 Hotmailアカウントにのみ転送
・POPメール送受信 なし
のあたりが気にかかる。
Gmailから完全に乗り換えれば有効期限が120日でもかまわないが、両方使う場合期限切れになりそうだ。
また、HotmailからGmailに転送できないのでは使い勝手が悪い。
POPで受信できないとバックアップが取れない。
結論として、Hotmailは使わないことにした。

キオスク端末で仮想データセンター

ソフィア総合研究所がキオスク端末で仮想データセンターを構築するそうだ。
こういう発想は嫌いじゃない。
しかし、問題も山積みで大変だろうなと思う。
3つの特徴があるらしい。
(1) 従量制課金
これはAmazon EC2と同じで当然だろう。余剰資源を活用するので価格設定を低くできるはずだ。そうなら定常的に利用できるだろう。そうでなければ待機的な利用になるだろう。
(2) ディザスタリカバリ
基本的にはよいのだが、資源の割り当て方によっては全くディザスタリカバリにならないことがある。システムとしてディザスタリカバリに対応した割り当てをしてくれるのか、ユーザが指定するのかでだいぶ違う。この点に関しては少し疑問だ。
(3) グリーンIT
基本的にはその通りだ。余分な設備を新設する必要がなくなるのはよいことだ。ここまでは全く正しい。しかし、余剰資源を使えば、その分の消費電力が上がることは間違いない。だから単純にCO2が削減できるわけではない。
とはいえ、基本的な方向は正しいと思うので、がんばって欲しい。

2007年11月29日木曜日

バッテリー事故をなくせ

携帯で人が死ぬ。
ミステリー映画の話ではない。
本当に起きていることだ。しかも、最近多発している。
(韓国の事故は携帯によるものでないことが確認されました。)
バッテリーのシェアは日本が高い。
ということは、殺人バッテリーは日本製かもしれない。
中国の食品を心配しているどころの話ではない。
MJブランドの最大の危機となるかもしれない。
逆に、これを乗り越えてMJブランドでは事故が起きないことを証明すれば、価格が高価でも多くの需要が見込める。

2007年11月28日水曜日

指名されるタクシーへ

あんまりタクシーの応援をする気になれない。
その理由は、タクシーによくしてもらったことがないからだ。
タクシーは困ったときに使う。例えば、ひどい土砂降りの日や、大事な荷物をぬらさず出張したいときなどだ。
しかし、タクシーは時間帯によって来てくれないことがある。明け方の4~6時ごろが空白の時間帯になる。24時間サービスをうたっていても、看板どおりに応じてくれることはまずない。
そんなサービスを受けていると、応援する気がうせてくる。
結局、タクシー会社は自分で自分の首を絞めているわけだ。
自分が変わらなければ、周りも変わらないことに気づくべきだ。
優良企業はとっくに変わっている。
ただ、客待ちするタクシーでなく、ブランド力を強化して、指名されるタクシーにならなければだめだ。
つまり、携帯で連絡すれば、すぐさまその場に駆けつける、それが24時間できなければ十分なサービスではない。そのような社内体制を確立することが生き残る道だ。
また、タクシー会社は搾取が大きすぎる。
海外ではタクシーが便利だ。成田のように遠くないもの確かだが、空港からホテルまで直接送ってもらえる。極めて快適だ。見知らぬ土地に来た異邦人には大変心強い。同じく駅からどこへでも行ってくれるのがタクシーのはずだ。
しかも安い。それが成立するのは会社と運転手の間できちんとした取り分があるからだ。おそらく日本は無駄に経費を使いすぎるのだろう。日本のタクシーはハイテクのかたまりのように見える。本当にそれだけの投資が生きているのだろうか。
タクシー以外の交通機関が対応していないすべての交通需要がタクシーのビジネスチャンスだといえる。しかし、それらのチャンスを全く無視して、実入りのよいところだけで過当競争を演じている。
いくつかアイデアを上げておこう。重い荷物を運ぶサービス、身障者が移動するためのサービス、時間帯を選ばず移動するためのサービス、オーダーメイド観光などいくらでも思いつく。
経営者は何を考えているのだろう。どこを見て経営しているのだろう。客でもない、従業員でもない、ただ帳簿だけ見ているのだろうか。

ボタンのない携帯

携帯からボタンがなくなれば小型化がいっそう進むだろう。
しかし、なかなかなくならない。
iPhoneが登場しても、ボタンの便利さは捨てがたいということか?
それとも、そんなにボタンをなくすのが難しいということか?
個人的にはDS方式(2画面)でもよいと思う。そのほうがミスタッチは少なそうだ。

無料で本が読めない不幸

本、特に活字の本を読むことは知性を高める唯一の確かな方法だろう。
世界では書籍の電子化が進行している。
それに伴い著作権のない書籍が次々無料公開されている。
お金を出せば本は読める。それは当然のことだが、世界はその先へ進んでいる。
いつまでも著作権に固執し、無料で本を読ませないと、やがて先進国との間で知的格差が生じるかもしれない。
有料で本が読めることを幸福と考える時代から無料で本が読めないことを不幸と考える時代へ入ったのではないだろうか?

移動型データセンター

Googleが移動型データセンターの特許をとったという。
データセンターをコンテナに入れて移動するらしい。
しかし、コンテナ型データセンターといえばSunのProject Blackboxが有名だ。
両者の間で特許問題が生じるように思う。

2007年11月26日月曜日

IPの格差

格差社会になっている。
インターネットにもIPの格差がある。
IPv4が枯渇すればIPv6しか使えない。
しかし、IPv6はIPv4との相互運用にまだまだ課題がある。
そこでIPv4とIPv6のユーザの間にサービス格差が生じる。
これは早急に解決しなければならない問題だ。
そうでなければIPv6への移行も、インターネットの発展も望めない。

2007年11月25日日曜日

クラスタ、グリッド、そしてクラウド

並列・分散計算にクラスタ、グリッド、クラウドなどがある。
これらの違いとその進化の道筋を見定めよう。
高価な並列計算機から安価なPCクラスタへHPCの主流が変わった。これは圧倒的な価格性能比のためである。しかし、クラスタは共用が進まない。なぜなら、クラスタも決して資源を豊富に持つわけではなく、全資源を活用して計算するため、少なくとも一定時間は占有して利用することになるからだ。使いたいときに使えないのでは共用はできない。
グリッドは遊休資源の活用を基本理念とする。グリッドは共用に適している。しかし、クラスタより並列度が高く相互依存が少ない問題にしか向かない。しかし、自分の資産を他人に貸す心の広い人は決して多くない。そのため、対等の立場のもの同士の連携が必要になる。
そこで、ある程度の規模のクラスタを作成し、それをグリッドで結合して、全体として巨大なシステムを形成する。それがクラウドと考えている。これが両方の長所を活かすことになればよいが、両方の欠点を持つようでは困る。

Inbox 2.0

Yahooはメールを共有可能にし、SNS化することを考えているらしい。
メールをベースに共有化を進めるというのは悪い考えではない。
このブログでもメタメールという考えを示した。
ただし、メールはインターネットのレガシーである。メールの拡大はセキュリティ問題を先延ばしすることになる。その点だけ心配だ。

2007年11月24日土曜日

技術の継承と保存

ブラウン管テレビを作らなくなったメーカーは多い。
しかし、ブラウン管テレビに全く意味がなくなったのだろうか?
応用分野さえ考えれば、まだまだいけるのかもしれない。
また、熟成を極めてブラウン管テレビの技術が全くなくなると、それを流用した新たな技術革新が生まれない。
ぜひ、ブラウン管テレビの技術を残すために、テレビ以外の応用を考えるべきだ。

2007年11月23日金曜日

平和になったら技術はいらない?

第二次世界大戦において、文系の人は戦地に赴き、理系の人は内地で技術開発に勤しむという構図があった。
そのためか、敗戦後に理系を指向する人が増えたらしい。戦争に行きたくないという本音もあるだろうが、平和な世界では技術開発力が国力を左右するいう考えだ。
時代は流れ、平成は平和な時代となった。
しかし、もはや技術者になりたい若者はほとんどいない。
理系と文系の生涯年収の格差を放置して、若者にエンジニアになれとはいえない。誰でも幸せになる権利を持っている。
平和な時代になって、理系の人は戦地に赴き、文系の人は内地でビジネスに勤しむという構図になった。

バイオ燃料特区

バイオ燃料には食料を燃料に転用するという問題がある。
また、バイオ燃料の材料である農産物を生産できるのは農業従事者だけという制約がある。
さらに、バイオ燃料を給油できる設備の拡充が必要である。
これらを特区で解決してはどうか?おそらく既に提案されているだろう。
食料を流用するバイオ燃料ではなく、バイオ燃料のために農産物を生産する事業をエネルギー会社などが経営することを許す。
最初は生産コストが高いが、その消費地があれば事業立ち上げに有利となる。

グリーンな評価基準

コンピュータを性能で評価する時代は終わった。
スーパーコンピュータでさえ性能だけでなく価格を問題にする。
しかし、性能÷価格の時代も終わった。
スーパーコンピュータも消費電力を気にする。特に経常経費に直結するので大問題だ。
では、性能÷価格÷消費電力でよいのか?
この指標では性能が2倍になればエネルギーを2倍消費しても良いという意味になる。
しかし、CO2-6%を達成するには消費電力を下げることが絶対的に必要だ。
ならば、性能も価格も度外視して1/消費電力を基準にしても良いのではないか?
これはかなり思い切った決断だ。
価格は分母に組み込んでもかまわないが、性能が無視されると困ることがある。
ミッションクリティカルなビジネスには使えない。
妥当な線は消費電力の影響を強めることだ。
消費電力を自乗してみる。(性能÷価格÷消費電力÷消費電力)
対数をとれば、a×性能+b×価格+c×消費電力(c,b<0、|c|>a,|b|)となる。

ストーブのある暮らし

昔はストーブがあった。
ストーブの上にはやかんか金たらいを置き、いつでも湯気が出ていた。
その湿気で暖かさを感じていた。
しかし、ストーブは子供がやけどしたり、火事の元になったりと評判が悪い。
やがて、ファンヒーターとなり、エアコンとなった。
エネルギー効率の点では、それほど悪いことではないと思う。(本当かどうかわからない。)
しかし、この間の変化で湿度は忘れ去られていたように思う。
あげくに乾燥肌が問題になり、医薬品に頼る生活をしている。
もっと総合的に判断して効率の良い暮らしを考える必要がある。
かといって、ストーブを復活させるのは無理だろう。ストーブは問題があったからなくなったのだ。その問題が解決されない限り、復活することはない。
おそらく、エアコンが湿度も管理しなければならないだろう。エアコンのエア(空気)には湿度も含まれているはずだ。
しかし、そのためにはエアコンに水道を配管するか、大きなタンクを用意する必要がある。
タンクはメンテナンスが面倒だ。せっかく最近のエアコンは10年間メンテナンスフリーになったばかりなのに、もう一度メンテナンスしなければならないようでは売れないだろう。
しかし、配管はかなり難しい。
一つは燃料電池のように自然と水が副産物としてできる分散発電とエアコンを組み合わせることだ。しかし、ますますエアコンが大掛かりになり、高価になる。高価な製品はあまり売れない。

自然加湿

冬場は乾燥する。
加湿器が必要だ。
しかし、本来、水分があれば加湿は可能なはずだが、わざわざエネルギーを使って加湿するのは環境にやさしくない。しかも、財布にもやさしくない。
自然のエネルギーを使って十分な加湿をすることはできないものだろうか。

メールとRSS

最近テレビを見ない生活に慣れてしまった。
情報源はRSSだ。
一方、仕事をするときはメールのチェックを欠かすことができない。
情報の一元化を考えるとメールとRSSを合体するのは悪くないアイデアに思える。
しかし、詳細にチェックする必要のあるメールと流し読みするRSSでは性格が違う。
Google MailとGoogle Readerが違う点も理由の一つはここにある。
もちろん、メールは保存し、RSSは読み捨てるという違いもある。しかし、RSSをメモできるようにすれば極めてメールに近くなる。オプトインしたメーリングリストだ。
近い将来インターフェースの問題が解決すれば両者を統合することもできるだろう。

2007年11月21日水曜日

いよいよ始まるモバイル定額データ通信

auが月6000円で定額データ通信を始めるらしい。
当然の流れといえる。
詳細はわからないが、PC専用でドコモのようにプロトコルの制限があるのかもしれない。
安くなったのは進歩だが、制約があるのは問題だ。
しかし、この流れは正しいので、今後普及するのは間違いない。
さすがに、今度はSBMも追随するのか?

全商情報処理検定

全商情報処理検定は全国商業高等学校協会が実施する情報処理の検定試験だ。
プログラミング言語はCOBOLとVisual Basicだ。
商業だからやむをえないのかもしれないが、COBOLは社会保険庁でもレガシーだといわれているし、VBはWindowsだけだし、本当に役に立つのだろうか?
何でも基本情報技術者試験への登竜門とされているようだが、少なくともVBは役に立たない。
なぜ言語を合わせようとしないのだろう。

生物的暖房

SFの話かもしれない。
映画マトリックスでは人体のエネルギーが機械に利用されていた。
すべてのエネルギーが使えるとは思えないが、少なくとも人間が心地よいと思う程度の、あるいは冬でも20度くらいの温度を維持するための補助暖房として、生物の発熱が使えるように思える。
生物のエネルギー変換効率は高い。
廃棄物が発生するのはうれしくないが、トイレや下水で済ませることもできるだろう。
微生物で恒温動物のような制御ができるだろうか?

2007年11月20日火曜日

外国人の指紋採取

空港で外国人の指紋採取が行われているらしい。
人権団体が主張するようなプライバシーの問題はないと思う。なぜなら米国ではすでに実施されているからだ。もちろん日本と米国では法律が違うので直接比較はできないが、違法でないから実施しているのであり、その意味で問題はない。
むしろ、国益に反する可能性があることを懸念する。
これにより外国人の入国に時間がかかり、ハブ空港としての役割を他国に取られる原因となる。そうでなくても成田は不利だが、それに拍車をかけてどうするのだろう。
セキュリティは結構だが、日本でテロが起きたことがどのくらいあったというのか?知らないだけですべて未然にふさがれたとでも言うのだろうか?ありもしないリスクに過剰な投資をすることを無駄というのだ。
家計で保険の掛け金は真っ先にリストラされる。同じことだ。
ただし、テロはともかく単なる外国人犯罪となれば話は別で、確かに効果はあるだろう。
しかし、犯罪を犯すのは日本人も同様であり、むしろ総計は日本人の方が多いはずだ。それをいうなら日本人にも指紋採取を義務付けるべきだろう。
なお、指紋採取に余分な時間がかかる分、待ち行列は伸びるのだから、窓口を増やすサービスとペアで導入しなければならない。そのような配慮があるのだろうか?
いっそのこと得意のハイテク自動化技術で入出国管理のATMを作ればよい。そして手続き完了した人だけゲートを通れるようにすればよい。

Crayもすごい

Crayはスーパーコンピュータで有名な企業だ。元祖ともいえる。
2011年には20Pflopsを実現する予定だそうだ。
すると、日本のスパコンは完成しても時代遅れになりかねない。
もっと目標を上方修正する必要があるだろう。

All in Oneが必要

XAMPPはApache+MySQL+PHPのオールインワンパッケージだが、その他のパッケージと組み合わせようとすると設定(インストール場所など)の違いにより素直にできないことがある。
例えば、XAMPPにTomcat pluginを加えて、Eclipseと連携させるような場合は面倒だ。
XAMPPとEclipseを組み合わせたオールインワンパッケージが必要だ。
今後は、このような組み合わせにも応えてくれるパッケージが登場してくれることを期待する。

2007年11月19日月曜日

JavaScript Consoleでプログラミング入門

プログラミングの入門にはJavaScriptが適している。
元々、入門では特定の言語に依存しないほうが良い。
逆に言えば、どのような言語でも良い。
しかし、無料の言語が適している。
その意味でJavaScriptほど入門に適した言語はない。なにせ、ブラウザさえ使えればプログラミングできる。
しかし、HTMLを書かなければJavaScriptを実行できないという理由で、このアイデアは却下されることが多い。
しかし、iGoogleガジェットJavaScript Consoleを使えば、手軽にJavaScriptを実行できる。
もう少し入出力を工夫すれば、そのままプログラミング教育に使える。
新しい世代の予感がする。

BookmarkとNotebook

GoogleのBookmarkとNotebookを使っていたら、いつの間にかBookmarkがNotebookの中に入り、それを消したらBookmarkが消えてしまった。
誤操作なのか、誤動作なのかよくわからない。

2007年11月17日土曜日

野生動物との共存

野生動物による農業被害が拡大している。
もはや人間生活の存続すら危ぶまれるほどだ。
短絡的には駆除という道がある。
そうでない場合は共存の方法を考える必要がある。
一つの方法に、野生動物を捕獲し、センサーを付けて放逐し、その動物が人間の生活圏に侵入してきた場合センサーを通じて刺激を与え、生活圏に近寄らなくすることが考えられる。

日本は北朝鮮と国交正常化する気があるのか?

拉致問題が原因で国交正常化がこじれている。
いま、この問題の球を握っているのは日本だろう。少なくとも北朝鮮からアクションを起こす必要は何もない。6カ国会議は日本を蚊帳の外において動き始めている。
日本がどう対応するかで相手の対応が変わる。
何かできるのにしないということは、本気で国交正常化する気がないのではないかとも思えてくる。
国交正常化したら補償問題が表面化し、その賠償額をどのように準備するかが問題となる。どう考えても日本が北朝鮮に与えた被害の方が大きいはずだ。拉致問題を考慮しても、日本側が支払う金額が大きい。
その支払いをまともにするだけの財政基盤があるのだろうか?
年金問題も大きい。国内の財政だけで手一杯で、損害賠償まで考えられないのではないか?少なくとも具体的な財源は議論されていないのではないか?
だから、球を握ったまま、どこにも投げずにいるのではないか?
そう思えてならない。

2007年11月16日金曜日

日式ラーメンは讃岐でいこう

中国は麺の本場だ。
しかし、中国のいわゆるラーメンは具で食べさせるもので、スープや麺は意外と淡白だ。
日本のラーメンがスープと麺で食べさせるとの逆だ。
その逆が受けているのか、中国でも日本式ラーメンが結構流行っているようだ。
しかし、具の種類に対してスープの種類は少なく、あっという間に真似されてしまう可能性がある。
また、具が少ないと腹持ちしなくて満足してもらえないかもしれない。
そこで、どういう具にすればよいかだが、スープの味を殺してしまっては意味がない。
そこで、思いついたのが讃岐うどんだ。
うどんもさることながら、いろんな具材を乗せて楽しむ。
その考えをラーメンに応用すれば楽しいラーメンになると思う。

MILK SEAFOOD

カップヌードルのミルクシーフードはいいかもしれない。
考えてみれば、チーズカレーと同じようなものだ。
ベースを変えずに、+αで付加価値を高める戦略だ。
シーフードだけなら100円ぐらいだが、ミルクを加えるだけで150円で売れる。
カレーだけなら100円だが、チーズを加えるだけで150円で売れる。
こんなおいしい話はない。
次は、味噌に生姜か葱かバターか?

Windows 7の機能リスト?

GIGAZINEに、Windows 7(Vistaの次のWindows)に搭載したい機能リストが流出したという記事が出た。
それによると、どうも細かなユーザインターフェースの修正が多いようだ。
いずれもどうでもいいような機能ばかりだ。
記事によれば早く欲しいという人もいるようだが、個人的にはその程度ではVistaの二の舞だと思う。
MicrosoftはOSの基本的な役割をもう一度考え直し、基本に戻るべきだ。
例えば、WindowsはLinuxに比べて無駄な仕事が多い。より多くのエネルギーを消費しないと同じ仕事ができない。これは大問題だ。
インストールに時間がかかりすぎる。Ubuntuのように1枚のCDに収めるべきだ。必要な機能はインターネットからダウンロードすればよい。あるいはアプリケーション用のDVDを別にしても良い。Microsoft自身がCloud戦略を進めるつもりなら基本OSはコンパクトにする必要がある。
そして仮想化だ。OSが仮想化をサポートしないで誰がする。
また、Microsoft純正アプリケーションがオープンソースに対抗できなくなってきている。集中と選択を行い、アプリケーションのOS依存をなくすべきだ。

AdSenseは無視してください

AdSenseとブログの内容が合わず、好ましくないAdSenseが増えてきた。
AdSenseを削除できないようなので、レイアウトを変更して、一番下へ移動しました。

2007年11月14日水曜日

openSUSEは出来が悪い

いろいろなLinuxをVMwareで動かしている。
最近ではFedora 8やUbuntu 7.10、openSUSE 10.3などを試した。
中でもopenSUSEは明らかに質が悪い。粗悪品という印象だ。
いきなりswapが作れないエラーが起きる。
フォントがビットマップらしくちぐはぐだ。
ちょっと使う気がしない。

数の論理

数の論理とは、多数=勝者の正義というに等しい。
数が多ければ、過半数を占める。半数以下を押さえることで政治を支配できる。半数の中で最大派閥を構成すれば、半数未満でも政治を支配できる。これが数の論理だ。
これを積極的に実践したのが田中派である。しかし、もはや田中派はないに等しい弱小派閥に転落している。
ここに数の論理の問題点がある。
つまり、数の論理とは、力の論理そのものであり、少数の者=弱者を力でねじふせる方法だ。この方法では遺恨を残す。
強いアメリカが世界から必ずしも尊敬されない理由も同様だ。むしろアメリカは軍事力以外の部分で尊敬されている。イラクを例に取るまでもなく、軍事力の行使は遺恨を残す。これが戦争の教訓だ。
つまり、数の論理とは戦争の論理であり、これを乗り越えることこそ真の成長だ。
では、本来あるべき論理は何の論理なのか?
それはやはり数の論理だ。しかし、ここでいう数とは多数派のことではなくデータのことだ。
データに基づく論理は相手を納得させることができる。一般的に具体的なデータを示すことは難しい。しかし、それをすべき段階にきている。
また、未熟な聞き手は論理的な話についてこられない。おそらく論理とは人間の本質的な思考法ではない。だから、特別に教育を受けない限り論理が理解できるようにはならない。
そこで、話すほうはわかりやすい説明を心がけ、聞くほうは真摯に聞くことを心がける。そのような討論のマナーを守ることから始めなければならない。
しかし、マスコミの討論?番組は、相手の話の腰を折ることばかりで、おもしろおかしく見せることしか考えていない。そのような番組を見て育った人が、きちんとした討論をできるわけがない。むしろ、討論とは大きな声で相手の邪魔をすることだと理解するだろう。これもある意味では大声=力の行使である。

2007年11月13日火曜日

Androidについて

以前、このブログでGoogle版Outlookが必要だと主張した手前、Androidについても何かコメントしておこう。
とはいっても、現時点ではAndroidで何ができるかよくわかっていない。
そこで、AndroidでOutlookの欠点を克服できるか考えてみる。
Android Phone自体もOutlookは必要だ。直接Googleカレンダーを使えるのはオンラインのときだけだからだ。しかし、Gearを使えばカレンダーをオフラインで利用できるかもしれない。
とはいえ世の中の大半を占めるWindows PhoneではOutlookなしに勝負できない。
AndroidのSDKが提供され、よいソフトには11億円の懸賞金が出ているようだ。
このSDKを使って、PCと同期するソフトを開発すればよい。しかし、Android側だけ作成しても無駄だ。PC側の同期アプリが必須だ。
これができれば11億もらえるかな?誰か作らないかな?
Androidで安価なスマートフォンができれば、ぜひ使いたい。その意味では、成功を祈りたい。

やっぱりBlueGeneはすごかった

スーパーコンピュータのTop500が入れ替わった。
相変わらず1位はIBM BlueGene/Lで約500Tflopsである。
以前、「SX-9はすごい」の記事で、「512ノードのSX-9はBlueGene/Lの3倍になる」と述べたが、現時点でBlueGene/Lが2倍に伸びたため、下手をすれば近いうちに(SX-9が512台も構成しないうちに)あっさりと抜かされるかもしれない。
やはりコストが決め手ということか?
消費電力で勝負する手はないのだろうか?

大連立は下策

世間では大連立について話題が絶えないようだ。
しかし、大連立は下策だ。
誰が考えたにせよ、ろくに考えもしなかったに違いない。
世論調査でも大連立を支持している人は少ない。国民の中に2大政党を待望する気持ちが熟成されてきた証拠でもあろう。
自民にしろ民主にしろ危うく共倒れするところだったといえる。
大連立が構想された背景には、衆議院と参議院のねじれがある。これにより全く法案が通過しないという懸念がある。
しかし、実際にはそのようなことは起きるはずがない。
なぜなら、衆議院で2回採決すればよいだけの話だ。確かに審議時間が大幅に伸びて通過する法案が減る可能性はある。しかし、そのような法案はいずれにせよ廃案になるべき中途半端な法案だということだ。
数で押し切ろうという論理は子供のけんかを髣髴とさせる。それが老獪な頭脳から生まれたものだとすれば旧時代の発想はもはや通用しないという証明だ。
それでは大人の論理ではどうなるのか?今こそアメリカの議会を見習うと良い。アメリカでは議会にねじれが生じて久しい。しかし、政策が停滞することなど全くない。
これは感情論や反対のための反対などで票が投じられることがないという民主主義の基本原理が守られているからだ。
つまり法案ごとに個別に冷静に議論して、互いに賛成すべきときは賛成するという、大人の関係になるということだ。面子や体面、地元の利益などの一切を捨て、国民のために論理的な議論をする。それこそ新時代の議員だ。
そうなると政治の舞台は国会から委員会へ移る。委員会には自民も民主も参加し、議論する。ここで強行採決を行うようでは、廃案となる可能性が高い。よって、委員会で両党の言い分を盛り込んだ妥協案ができる。これに反対する理由は両党ともない。こうして法案は次々成立する。
問題は国会はTV中継され、国民の監視が行き届くが、委員会は必ずしもそうではないということだ。よって、マスコミは委員会中継を主張するべきだ。これからは委員会ですべてが決するようになる。それを中継しなければ意味がない。

FirefoxとAcrobat

Firefoxで大きなPDFを見るとき、Acrobatがハングしたようになる。
Acrobatが重いだけかも知れないが、非常に不便だ。

テキストベースのUML

UMLは標準化されているが、描画ツールを使わなければ編集できない。
図はわかりやすい反面、入力が面倒なので、実際には好んで使いたい人はいない。
そこで、UMLと同等の図をテキストで表現する方法を考える。
基本的にはYAML形式でよい。
要素間のつながりを直感的に理解しにくいが、どこでも手軽に設計できるメリットは大きい。

2007年11月11日日曜日

サッカーより料理か子守

RoboCupはサッカーを競うロボットの祭典だ。
しかし、これは日本と韓国でワールドカップが開催されたことに便乗して提案された目標に過ぎない。
実際には、ロボットにサッカーをさせても大した意味はない。
そこで、最近では災害救助などを目的にする競技部門も現れた。
災害救助はサッカーよりはるかにましだが、日常の中にロボットが入ることには貢献しない。
それではロボットの商業化は成功しない。
ロボットを介護に使う応用はある。こちらの方が数倍ましだ。特に高齢化社会のニーズにマッチしている。
しかし、同じ状況でまだ手付かずの分野があるように思える。それが料理や子守などである。
料理ロボットは必ずしも人型である必要はない。また、レトルト食品の工場を巨大なロボットと考えれば、すでに実現されているともいえる。しかし、ここでは原材料から直接料理をするロボットのことだ。
また、子守をロボットにさせる親はいないという人もいるだろう。しかし、逆説的に子守を任せられるくらいのロボットは非常に良くできたロボットだということになる。
これらは、これからの高齢化社会(逆に言えば少子化時代)に必要な女性の社会進出を後押しする。

黒糖黒蜜アイス

ハーゲンダッツに黒糖黒蜜が登場した。
最近は黒糖ブームなのだろう。様々な黒糖味の商品が発売されている。その流れに乗ったものだろうと、あまり期待しないで食べてみた。
すると、これがかなりうまい。
個人的には黒糖はあまり好きではない。にもかかわらず今回の黒糖黒蜜アイスは好みの味だった。黒蜜のソースが効いたのかもしれない。
この製品をみてハーゲンダッツの商品開発力を改めて見直した。商品としての価値を高めるのが、実にうまい。

心理検索

キーワードから文書を検索するわけではない。
文書中に見られる心理的傾向などを検索技術により転出する。
具体的には、感情的表現の発露、頻度、語調などを手掛かりに分析する。

Google版Outlook

Googleはメールとカレンダーを持っているが、オフラインで使えない。
それ自体は対した問題ではない。
なぜならGoogle Gearがあるからだ。GoogleはGearで十分と考えているかもしれないが、そうだとすれば失策だ。
なぜならGearだけではPDAの同期ができないからだ。
Googleはモバイルにも力を入れている。特に、PDAと携帯の融合であるスマートフォンを狙っている。Androidもその一環だ。
しかし、PDAの最大の機能はスケジュール管理だといってもよい。これができなければ欠陥戦略である。
しかし、現在のGoogleにはOutlookのようなカレンダーを同期する機能がない。Gearでは難しい。
Picasaのようなクライアントを配布する必要がある。
もっともGoogleはスマートフォンならオンラインでカレンダーが使えると思っているかもしれないが、それはGear戦略と矛盾する。

ディヴィッド・エディングス

ディヴィッド・エディングスはファンタジー作家だ。彼の作品の特徴は勧善懲悪、ハッピーエンド、ユーモアあふれる人物描画などだ。私の好みにぴったりはまる。
彼の作品は早川文庫で見られる。
最近、表紙や挿絵を刷新して再販されている。
新しい表紙はアニメ調だが、それもよい。
たとえば、ベルガリオン物語などはハリウッドで実写化されてもおかしくない。
私のイメージでは実写に適した作品だと思う。
しかし、映画では時間が短すぎる。2時間程度ではものたりない。
それなら、アニメ化されて長く続けた方がよい。
挿絵がアニメ調ならアニメになったときのイメージが沸きやすい。
その意味でよい挿絵だと思う。

2007年11月8日木曜日

自分のボーカロイドがあれば

初音ミクが話題になっている。
初めて聞いたときは衝撃的だった。
その音質ばかりか、マスコミの対応をめぐって、何かと話題が続いている。
その技術をボーカロイドと呼んでいるらしい。
ところで、声優の声でボーカロイドができるなら、そのチューニング自体をソフト化して、自分の声でボーカロイドを作れないものか。
おんちな人でも歌手になれる。
赤ちゃんに母親の声で子守唄を歌える。
海外ではCMソングをそっくりさんが歌うというが、同じことができる。
様々な応用が考えられそうだ。

AmazonとDell

どちらもオンラインショッピングの雄である。
しかし、取り扱う商品の違いから微妙なビジネスモデルの違いがある。
Dellはカスタマイズが売りだ。カスタマイズのためのオンラインショッピングといっても過言ではない。もちろん、店舗を構えるつもりは今後もないだろうが。
一方、Amazonは豊富な品揃えが売りだ。これは正当なオンラインショッピングの手法だといえる。書籍にカスタマイズは必要ないので当然だが、付加価値を与えるサービスはない。ただし、在庫情報を公開するなど別の視点から付加価値を高めている。
Dellは在庫を減らす戦略、Amazonは(ロングテールのため)在庫を増やす?戦略を採用している。
どちらがよいとは一概にいえないが、Dellの方がカスタマイズという付加価値を与えやすい。しかし、その分複雑になり、単純に品揃えを増やすことができない。その点が、Dellモデルの欠点かもしれない。
Dellは豊富なカスタマイズで自由度がありそうに見えるが、実は少品種多量生産の見本のようなものだ。いわばスターバックスか?

OSSでモールを

ECサイトを構築するOSSは結構ある。
しかし、複数のECを同一サイトで運用できるモール用OSSはない(と思う)。
ここでは、EC用OSSで無理やりモールを作るとどうなるか考える。
前提として1つのサイトにインストールするものとする。
WebサーバとDBMSサーバも1つだけだ。
店舗ごとにフォルダを分け、OSS1式をコピーする。
ここで、無駄なファイルがたくさんできる。設定ファイル以外はリンクで済ませたいところだ。
逆に仮想アドレスで振り分けておいて、アドレスで設定ファイルを切り替えてもよい。こうすればかなり無駄を減らせる。
ただし、データフォルダは共有できない。DBも店舗ごとに作成する。まぜてprefixで分けるより楽だ。
しかし、ここまでだ。問題も多い。
まず、客は店舗ごとにアカウントを作成する必要がある。これでは買う気が失せる。
トップページでプロモーションもできない。せいぜいサイト内検索をつけるくらいだ。
それでは、モール用OSSに必要な機能はなんだろう。
まず、統一された顧客管理機能だ。しかし、問題もある。買い物していない店にまで個人情報が流れてはSPAMを誘発させかねない。もっともオプトインなら問題ない。
トップページのプロモーションはモール管理者の力量が発揮される。共通の話題で多様な季節ものに誘導する。機能としては単純なページ編集にすぎない。
もちろん検索は必要だ。

SDカードを複数つなげるUSB

USBメモリの容量が頭打ちになっている。
技術的な問題というより価格的な問題だろう。
順調に容量を伸ばしているのは少容量のSDカードだ。特にminiやmicroが元気よい。
これらを組み合わせて大容量化するUSBがあってもよい。
複数のストレージを連結するとファイルシステムとしての一貫性が問題になる。ディスクならフォーマットすればよいが、SDだとやっかいだ。RAID化するにはコストがかかりすぎる。
しかし、コストだけなら、それが一番簡単な解決法だ。

白物家電のカスタマイズ

Dell方式を白物家電に応用することを考える。
白物家電は出来合いのものを買うことが多い。しかし、冷蔵庫や洗濯機などPC以上に高価なものもある。PC以上に愛着が沸く製品であってもおかしくない。
白物家電はPCほど部品化されていない。それがカスタマイズを困難にしている。もう少し標準化を考えるべきだろう。
具体的にカスタマイズしたいのは、色・模様、サイズ、扉の開き方、内装、付属品などだ。考えてみれば結構な数に上る。
メーカーが直販すると既存代理店に影響を及ぼす。なので、実際の納品は近所の代理店に委託する。大きな白物家電は個人で運搬できないものも多い。宅配業者では無理だ。
代理店の側からみれば客の獲得をメーカーがしてくれるわけでおいしい話だ。

コンビニか宅配でクリーニングを

クリーニング店があちこちにあるが、多くは客の集まるスーパーなどに併設されている。住宅街付近に店舗を構えていることもある。
これらの店舗は基本的に接客と配送の役割を担っている。ここにはコストダウンの余力がある。
具体的には、コンビニでクリーニングを受け付けるか、宅配で直接集配する方法が考えられる。
いずれの場合も素人が受付するため、サービスを単純化する必要がある。
例えば、きれいにするというサービスではなく、洗うという単純作業に切り替える。洗い方を指定してもらい、きれいになるかどうかは利用者に任せる。
サービスの質は低下するが、価格は下がるので競争力はある。
既存のクリーニング店とは棲み分けができる。

公共施設を集約しよう

小さな自治体なら、役場、病院、図書館、学校をわざわざ分ける必要はない。全部まとめてしまえばよい。
病院の待ち時間を使って、手続きを済ませたり、本を読んでもよい。学校でけがをしても安心だ。
学校では大人の目が行き届く。
駐車場も一つでよい。
銀行や郵便局、コンビニも併設するとよい。

秘書付き携帯

VIPに携帯を売り込むとき、秘書サービスを付けて売り込む。
VIPにとっては携帯の必要性はあまり高くないかも知れない。しかし、社内外との連絡は非常に重要だ。常に身近に秘書はいても出張中ではデータにアクセスすることもできない。また、経費もかかる。
そこで複数のVIPで秘書グループを共有する。呼び出し音1回で必ずつながるサービスを保証する。秘書グループは複数の顧客で共有し、もちろん秘密は厳守する。秘書専門会社をまるごと雇うようなものだ。共有することでコストを抑えることができる。
VIPも様々だろう。豊富な秘書を抱える豊満経営もありえるし、少数精鋭の秘書を構成する会社もある。後者の場合には、このようなサービスが役立つだろう。

産業はアートへ

格差社会では富裕層をターゲットにした方が効率がよい。
富裕層には時間消費型サービスを売り込むことが難しい。むしろ、時間節約型サービスが望ましい。さらに、時間に依存しないサービスが理想だ。
例えば、DVDをいくら集めても鑑賞する時間がない。車を買っても運転する時間がない。使うより所有する喜びに訴えた方がよい。
例えば、運転しなくてもフェラーリを買いたい人はいる。フェラーリには所有する喜びがある。
その典型は宝飾品や絵画だろう。どちらも実用性はなくても需要はある。このような産業へシフトした方がよい。

分煙から封煙へ

分煙は喫煙場所を分けるだけのもので、意味のないことが多い。
例えば、建物を禁煙にしても、入り口で喫煙すれば、全員喫煙したことになる。また、座る場所だけ分けても煙は囲い込めない。
そこで人を分けるより煙を封じ込めることを中心に設計することを、ここでは封煙と呼ぶ。すでに他の呼び方があるかもしれないが、知らないので仮称とする。
極端な例では、同じ席に座っていても気流を制御できれば封煙と呼んでよい。仕組みは焼き肉と同じだ。
もちろん、分煙よりコストがかかる。しかし、今の分煙では逆に非喫煙者の支持が得られず、売上が落ちる可能性があることを念頭に入れるべきだ。

2007年11月7日水曜日

YahooコミックはFirefox未対応

気になるコミックがあったのでYahooコミックで立ち読みしようと思ったら、Firefoxに対応していないそうだ。
YahooほどのサイトがFirefoxに対応していないとは、残念だ。
IE立ち上げてまで読む気がしないので、他をあたってみよう。
Yahooは手を広げすぎて開発が追いついていないのではないかと思う。
コンテンツ保護はもちろん重要だが、それならFlashなど無難なものを使ったほうがよい。
ブラウザに依存するとは、特殊なJavaScriptでも使っているのだろうか?まさか、IE専用プラグインとか?
だとすれば、最初の開発コンセプトの段階で間違っている。

CO2市場はねずみ講にならないか?

正確に言えば、もちろんCO2市場はねずみ講ではない。
CO2市場は、温暖化対策のためにCO2排出権を取引する市場として提案されている。
削減できたものは排出権を売り、削減できないものが買う。
しかし、全員が削減できたら、排出権の目減りは避けられない。
最初は、排出権が高値で取引されるため、景気よく投資できるが、やがて値下がりしてバブル?がはじける。
問題は、全員が削減すれば当然このようなシナリオが成立することを承知の上で、市場を設立しているという点で、ねずみ講に似た構造を持っているということだ。
ねずみ講は必ず損をする人が出る。それゆえ禁止されている。
同様の理屈をCO2市場に適用すれば、最後に損をすることが確実なのに推進するのはおかしいことになる。
しかし、個人的には、皆が経済的に損をしてもCO2を削減することは皆の利益になるのだから、問題ないと思う。
今回は、あえて問題提起という意味でコメントした。

2007年11月4日日曜日

Gmail容量増でGspaceが便利になった

GspaceはGmailをストレージとして使うためのFirefoxアドオンだ。
Gmailはつい最近まで約3GBを上限としていたが、その上限を撤廃し、可能な限り容量を増やす方針に転じた。
ちなみに現時点では約4.5GBになっている。
これは十分高価なSDHCに匹敵する。
それをインターネット経由とはいえ無料で使用できるのだから、普及品フラッシュメモリの存在価値が否定されかねない。
少なくとも容量的な優位性はいえないので、データ転送速度やセキュリティなどを売りにするしかない。
このような状況でGspaceのようなツールは非常に便利だ。
携帯で利用できれば、SDカードを内蔵する必要がないのではないだろうか?

2007年11月3日土曜日

山中温泉

石川県加賀市山中温泉に行った。
仕事だったので、まったく観光できず、特に報告することがない。
温泉は無色無臭で普通の風呂のようだ。
温泉自体に特徴がないので観光振興が難しいように思える。
町並みは統一されていて、観光への配慮がなされている。
しかし、今回泊まったホテルには自動販売機もなく、湯上りに何か飲みたいと思ったとき、わざわざ外出しなければならない。もう少し商売っ気を出してもらったほうが宿泊するほうにもありがたい。
土産は小松空港に揃っている。
今回、赤福の例があったので、あんころもち系は避けた。しかし、あいかわらず人気があるらしい。個人的には、嫌いではないが、特に好きというわけではない。いずれも肝心な餡が物足りない。どうも餡の趣味が人と違うようだ。

空港価格

観光地価格というものがある。観光地では100円の缶ジュースが150円になったりすることだ。
同じように空港価格がある。空港のレストランは軒並み無意味に高い。
どう考えてもサービスに対する対価としては不当だ。
一部のチェーン店は全国と同じ価格で提供しているだけに質の低さが目立つ。
しかも、きまって高級店をきどっているのでなおさら悲惨だ。高級店で冷凍食品を食べさせられるようなものだ。
もちろん業者の言い分も理解できる。どうせ空港に搾取されているのだろう。その上で精いっぱいがんばっているのだろう。
しかし、結果がすべてだ。
好景気であったり、もの珍しいうちはよいが、落ち目になるのは早い。
それからが本物との差が現れてくる。

正しいユビキタス

ユビキタスとは、どこでも計算機を使えるという意味だ。
モバイルと混同されることが多いが、元々はまったく逆の意味だ。
過去、N人が1台のコンピュータを使った。
現在、1人が1台のコンピュータを使っている。
将来、1人がN台のコンピュータを使うだろう。
そのような未来では人はコンピュータに囲まれて生活するため、人の行くところには必ずコンピュータがある。
だから、複数のコンピュータの使い方を考えなければんらない。それが本来のユビキタスだ。
つまり、モバイルでなくても既に存在するということだ。
しかし、多くのコンピュータはデスクトップPCより小さいので持ち運びもできる。そのためモバイルとの混乱が生じた。
実際、専門家でさえ明確に区別しない。あるいは区別する必要性を感じていない。
しかし、モバイルでないコンピュータのユビキタスは、今後非常に重要だ。
モバイルが成熟し、一人立ちした今こそ、ユビキタスを本来の意味に戻し、ユビキタス-モバイルとして改めて考え始めるべきだ。
動かないユビキタスでは、ネットワークが不可欠だ。mた、ハードが動かないからこそ、ソフトが動かなければならない。ときに人自体をメディアにする必要もある。
ある意味では、センサーネットこそユビキタスの正当な継承者なのかもしれない。
しかし、センサーネットは人との関係が希薄である傾向がある。人知れず支援するが、積極的に関わろうとしない。その点では十分とはいえない。
今はユビキタスが提唱されたときより、そしてそのとき予想したより多くのコンピュータが存在する。もっと目に見えるユビキタスがあってもよい。

内部アドレスを利用したワーム対策

アドレス帳などを利用したワームが主流になっている。
アドレス帳を使わないことが有効な対策になる。
アドレス帳はオンラインのものを使った方がよい。

テストベッドの流行

ソフトウェアにバグが多い。これはテストが不十分であることを示す。
テストケースが膨大になるため、テストには多大な計算資源が必要である。
このような計算資源を誰もが持てるわけではない。
よって共用テスト環境が必要になる。
クラスター、グリッド、オーバーレイネットワーク、センサーネットなど様々なテストベッドが開発されている。
これらは日本で1つや2つでは不十分だ。
それぞれの研究機関に1つずつあってもよい。
当分テストベッド開発が流行するかもしれない。
これらは規模によって数が決まる。
10程度の小規模なテストベッドは各担当者が持つべきだ。
100程度の中規模テストベッドは組織単位で持つべきだ。
1000以上の大規模テストベッドは組織間で共用すべきだ。

災害時におけるセンサーネットワーク

災害の復旧にセンサーネットワークを役立てようという動きがある。
しかし、災害が起きてからセンターをばらまくのは難しい。
救助を優先すべきときにセンサーをばらまく手間をかけることは困難だ。たとえ、それが最終的には救助に役立つとしても、目の前にいる被災者を助けるだけで手一杯のはずだ。
もっともヘリコプターや飛行機で空からばらまく方法は考えられる。しかし、この方法は災害でも山火事のような場合に使われる方式で、都会の地震等には適さない。
したがって、災害が起きてからセンサーをばらまくのでは遅い。
しかし、災害前にセンサーをばらまくと無駄になる。
一般的にはそのような無駄を許容できない。
そこで、既製品にセンサーを兼用させることが重要だ。
無線LANはセンサーのプラットフォームとして十分な機能がある。同様の情報家電をうまく活用することが重要だ。
しかし、これらの情報家電は電力供給が遮断されると機能しない。
そこで、太陽電池で動作する街路灯などを活用する方法が考えられる。

バリアフリー

ホテル、旅館はバリアフリーであって欲しい。
しかし、実際には多くのホテル、特に古い温泉街の旅館ほどバリアフリーでない。
バリアフリーであるためには、段差があってはならない。
しかし、実際には微妙な段差があったり、時には玄関自体がバリアであったりする。
団体客を受け入れるには、バリアフリーである必要がある。
とくに、これからは高齢化社会であるからバリアフリーが重要になる。
ホテル、旅館業界は今すぐに対応するべきだ。
一番簡単な対処方法は、移動式のスロープを用意しておくことだ。
それを必要に応じて設置すれば、特に大きな改装などしなくても十分バリアフリーになる。

高速道路といっしょに鉄道を

高速道路や鉄道の敷設には用地買収が大きな問題になる。
そこで両方をいっしょに作ってはどうか。
たとえば2階建てにして1階を鉄道、2階を道路で使い分ける。
もっと手軽な方法は高速道路の上にモノレールを付ける。モノレールでは十分なスピードが出ないかもしれないが、値段で勝負する。
車は燃費がよくなったとはいえ、まだ鉄道の比ではない。しかし、鉄道は敷設の際に多くのエネルギーを使う。それを最小化できれば理想的な交通手段に近づく。

ブログは暇度のバロメータ

9月に比べて10月の投稿は少なかった。
やはり10月になり仕事が忙しくなるとアイデアを考える時間も、それを投稿する時間もなくなる。
やはり、暇でないとブログは書けない。
ブログを主な仕事にするならともかく、これが個人の余暇の限界だろう。

手作りアイス

地方に行くと手作りアイスを売り物にしていることがある。
本当においしい場合もあるが、いかにも素人っぽいものもある。
ある温泉旅館で名物とされるアイスは、まるでシャーベットのようだった。
手作りアイスは結構高い。
値段で言えばハーゲンダッツに匹敵する。
やはり味のほうもハーゲンダッツと肩を並べるくらいであって欲しい。
残念ながら多くの手作りアイスはハーゲンダッツの足もとにも及ばない。
手作りアイスはハーゲンダッツの味を一つの基準に考えると良いだろう。
味に絶対はないと思う。少し特徴を出せば十分商品価値は出ると思う。