2012年4月30日月曜日

クラウド家電=ミニクライアント+デバイス

従来の情報家電はミニサーバ+デバイスであった。
クラウド家電はミニクライアント+デバイスと考えた方がよい。
ここで、デバイスは何でもよい。ビデオレコーダーでもプリンターでもよい。問題はそれらを制御するマシンの方だ。
従来の情報家電では、サーバ機能が不可欠だった。そのためルーター並みの設定を要求したり、許したりしていた。それは高機能だが不便だ。
サーバの機能はクラウドへ移行すればよい。
そこでクラウド家電に残るのはデバイスをクラウドに接続するためのクライアントだけだ。
今はまだクラウド化されていないデバイスが多い。そこでそれらのデバイスをクラウド化するための汎用クライアントに需要がある。PCなら十分だが、もっと安いクライアントが欲しい。ARM Linuxに期待している。

2012年4月24日火曜日

クラウド時代の家電のあり方

かねてから主張していることなので、繰り返しになるかもしれないが、クラウド時代の家電のあり方をもう一度まとめておきたい。
まず、家電には無線であれ、有線であれ、インターネットに接続する機能が必要だ。通常は、DHCPでLANに接続するようにする。次に、特定のFQDNあるいはIPアドレスに対して自身のIDをHTTPで送信する。このサイトが家電のインターフェースとなる。
後は、PCでもスマートフォンでもよいから、そのサイトにアクセスしてユーザ登録したのち、家電のIDを入力する。これで家電とユーザが関連付けられる。
そうなればインターフェースはすべてWebで行う。アプリ経由でWebサービスを利用してもよい。どちらもWebとして扱う。
FW超えのためにプライベートLAN内部の家電からサイトへ定期的にポーリングする。最後にアクセスした情報をサイト側でキャッシュしておけば使用感に問題はないだろう。ポーリング間隔は動的に変更できるし、少し古いかもしれないがComet等の方法もある。

Pogoplug vs Buffalo

Pogoplugの調子が悪い。原因はわからない。今まで順調に使えてきていたのに、つながらなくなった。そのつながり方も奇妙で、PCでは問題なくつながるが、AndroidやiPhoneからはつながらなくなってしまった。スマートフォンへの転送に使っていた経緯もあり、代替手段を探した。
Buffalo LS-VLがよさそうとの話を聞き、比較してみた。
まず、LS-VLは設定が面倒で、初心者が使えるものではない。また、やはりPCではつながるが、iPhoneではつながらない。それどころか、iPhoneにはマニュアルに掲載されているアプリがなくなっている。残っているのは高機能版のようだが、入力する値が多すぎて、よくわからない。おそらく対応していないのだろう。余りにも違いすぎる。そうなると、結局使えないという結論が出た。
無理に使おうとすればローカルでのネットワークドライブにはなる。まるきりの無駄ではないが、ほとんど無駄と言ってよい。しかし、それだけならまだよい。
むしろ、ダメなのはWebインターフェースだ。LS-VLのインターフェースはまるでルーターだ。ルーターも素人が使う時代だが、ハードディスクの増設にルーターレベルの知識を要求するとは常軌を逸している。とても一般客を相手にしているとは思えない。きっとマニアしか対象としていないのだろう。Pogolugの簡単かつ使いやすい(不満は大いにあるが、比べ物にならない)インターフェースとは段違いだ。日本のメーカーは、この程度の製品しか作れないのかと暗澹たる気持ちになる。
大手メーカーのハードディスクレコーダーもほぼすべてそうだが、まるで試作品のようだ。完成度が非常に低い。このような製品は国際競争力をうんぬんする以前のものだ。もう一度、徹底的に細かなところまで作り込む「モノづくり」の精神を取り戻す必要がある。
このようにいうと、かつてはそのような「モノづくり」が行われていたような言い方だが、もしかしたらそれこそ勘違いなのかもしれない。もともと、この程度の製品しか作ってこなかったのに売っていたのかもしれない。日本のモノづくりについて考えさせられた。

2012年4月18日水曜日

目覚ましアプリ

Fitbitのときに目覚ましが必要だと書いた。
後から考えたら、これはアプリで十分だと考え直した。
そして必ずしもFitbitアプリである必要もない。
しかし、Fitbitアプリなら睡眠時間情報も自動的に転送してくれるので便利だろう。
APIさえあればサードパーティの方がよいアプリを作成するかもしれない。

2012年4月17日火曜日

Fitbit

Fitbitを始めた。毎年健康診断の前になると不節制の付けを払うように健康に気を付けるようになる。
今回は、研究の意味も兼ねて、おそらく今一番進んでいるだろうFitbitを使ってみることにした。
USBメモリ大のデバイスでいろいろな記録を付けることができるようだ。しかし、実際に使ってみるまでは本当の使い勝手はわからない。
1日しか使っていないが、決して魔法のデバイスではないことが分かった。かなりの部分を人間が入力しなければならない。
まず、当たり前だが、食事と摂取カロリーは入力する必要がある。しかし、よく食べるメニューなどをあらかじめ設定しておけば入力の手間が減るように工夫されている。この辺はさすがだ。
体重も入力する必要がある。ただし、こちらは体重計が近日中に発売されるようだ。この体重計は買いたいと思っている。
睡眠モニターも兼ねるように宣伝されているが、就寝時間と起床時間は人間が入力する必要がある。せめて、寝たときと起きたときにデバイスに記録できればよいのだが、夜帰ってから一日分の記録を入力するのは面倒だし、忘れてしまう。入力も時間も両方忘れる。ちょっと無理がある。どうせなら目覚まし時計も発売すればよい。寝る前にセットし、起きたらリセットする。それだけで就寝時間が測定できる。

2012年4月14日土曜日

ブラウザはクラウドの支店

データセンターを本店とすれば、ブラウザはクラウドの支店だ。
確かにブラウザとクラウド本店の間はネットワークの大海で隔たっている。しかし、ブラウザは既に一歩クラウドの中に踏み込んでいると考えた方がよい。いうなれば空港のようなもので、出国ゲートの向こうは外国なのだ。
GoogleはChromeを用いてGoogle Printを実現している。クライアント側にブラウザのような支援者がいなければユビキタスなプリントサービスは実現できなかった。
ブラウザがクライアントにあることで、クラウドはクライアントの機能をほぼすべて利用することができる。Chromeがカバーできていない範囲は、(Internetではない)Explorerだ。Chromeがローカルファイルのナビゲーションをうまく扱えるようになると、Explorerが使われなくなる可能性がある。そうなれば、Pogoplug cloudのような特別なソフトを使わなくても、すべてのストレージがクラウドに統合される。

Google Docsのフォームでファイルを添付したい

Google Docsのフォームは手軽なアンケートの定番になっている。
しかし、ファイルを添付できないので、その利用範囲が限定されている。
Google Ddocsのファイルとして共有したアドレスを記入するという方法も考えられるが、アンケート回答者に大きな負担を強いることになる。回答しなければならないような強い理由がない限りうまくいかないだろうし、操作できない人も多いだろう。
そこで、Google Docsのフォームでファイルが添付できるとよい。
しかし、フォームの仕組みからして簡単には実現できない。
フォームの回答はスプレッドシートに保存される。1つの回答が1行のデータになる。つまり、添付したファイルがスプレッドシートのセルに入らないことに問題がある。しかし、添付したファイルへの参照がセルに入ればよいので、やる気さえあればできないことはないだろう。
このような改善がなされるとありがたい。
世の中のほとんどすべてのフォームをDocsで実現できてしまう。

2012年4月5日木曜日

インスタントシロップ

かき氷のシロップは、様々な味を試したくなり、買いすぎると長く冷蔵庫に残ってしまう。捨てればよいが、それももったいない。逆に、コンパクトにして長く置いておけるようにできるとよい。そこで、インスタントコーヒーならぬインスタントシロップはどうだろう。実現するのに、それほど困難はないように思える。利用するときは、水で溶いて使えばよい。どうせ、氷にかけるのなら、同じようなものだろう。