2014年3月5日水曜日

自炊からKindleへ

Kindle版書籍が充実してきた。
(宅配不要で)読みたい本がすぐに読め、自炊の手間も減り、Amazonで保存もしてくれる。
とても便利だ。
昔の本がKindle版として復刻されているのもよい。
角川文庫の横溝正史が、あのおどろおどろしい表紙で復刻されているので、おもわず大人買いをしてしまった。老後の楽しみにとっておく。
しかし、まだ課題はある。
まず、すべての書籍がKindle化されているわけではない。これは時代の流れとともに解消されるだろう。紙の本はなくならないが、減っていくだろう。
Kindle書籍は基本的に共有が難しい。個人の複数端末ではクラウドで共有できるが、別人がアクセスするのは著作権的にNGだろう。しかし、一般的に家庭内共用は多くの場合認められている。電子化により厳密化されると家族内家庭内共用も難しくなる。端末自体の共用で補う必要がある。特定の端末にだけ閲覧可能なリストの作成などといった機能をクラウド側で提供する必要があるだろう。
最後に、Kindle書籍を図書館はどう扱うのだろう。端末貸し出しが現実的だろうが、あまりにコストが高い。

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