2010年6月22日火曜日

ジェノバの海

港町という感覚がしない。町に十分な観光資源があるためだろう。あるいは観光自体に経済の軸足を置く必要がないのかもしれない。相対的に海の存在感が小さい。
その性か海が臭くない。日本の海辺の町はほとんど例外のないほど臭い。海にいろんなものが流れ込んでいるのだろう。これは海を活用していることの負の側面だ。よほど環境にこだわりがない限りうみは臭くなる。しかし、ジェノバの海は臭くない。これはジェノバが海から脱却していることの間接的な証であるように思える。

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