2010年11月23日火曜日

スキャンミスのチェック

だいぶ自炊になれてしまった。
しかし、そうなると、作業時間の中で手間取るポイントが前とはかなり違ってくる。
前は裁断に手間取っていたが、これは道具を使うことで非常に簡単になった。実際、裁断時間よりスキャン時間の方がはるかに長くかかる。
しかし、単純な裁断だけでは不十分だ。実際には裁断した後、きちんと各ページが分離しているかどうかチェックする必要がある。これを怠ると読み取りエラーが起きるだけでなく、紙を破いてしまうこともある。そうなるととりかえしがつかない。
この裁断の確認が手間だ。
もう1つはスキャンミスのチェックだ。紙送り式では一度に二枚以上の紙を送ることがある。この機械的なエラーは決してなくならない。どれだけエラーが少ないかは機種に依存し、カタログスペックには現れない。個人的な経験ではScanSnapの方が、DR-150よりエラーが少ない。しかし、ScanSnapでもエラーが起きないわけではない。
そこで、ページ数でチェックを行う。目次とイメージ数との差が最初から最後まで一貫していれば一応全ページスキャンできたものと判断する。しかし、この方法とて完ぺきではない。ページ番号のない個所をチェックできていないからだ。目次前と解説の後だ。とくに後者には参考文献などの重要な情報も含まれるので、見逃さないようにしなければならない。また、コミックのたぐいはほとんどページ番号がつけられていない。あるいはページ番号を隠すように絵が描かれている。よって、ページ数のチェックは難しい。

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