2010年11月10日水曜日

クリアポケット

いわゆる自炊で役立つのがクリアポケットだ。
ポケットタイプのクリアファイルのことだ。
なるべく透明度の高いものがよい。
何に使うかといえば、カバーなどを折りたたんでスキャンするのに役立つ。
本、特に文庫はカバーがなければそっけない表紙しかない。
だから、ぜひともカバーも保存しておきたいのだが、カバーを伸ばしてスキャンすると用紙サイズの上限を超えてしまう。
素朴な疑問だが、シートフィーダ方式のスキャナになぜ縦幅の上限があるのか理解に苦しむ。任意サイズを許しても構わないと思うのだが、実際にはA4くらいで打ち切られる。読み取ったところまででもデータが残ればよいが、たいていはエラーとして全体が破棄される。つまり不定形の長すぎるカバーはスキャンできないのだ。
このようなとき折りたたんでA4以下のサイズにすればスキャンできる。しかし、ローラーが折りたたんだ個所を無理に伸ばしたりしてうまくスキャンできないことが非常に多い。
そこで、クリアポケットの出番となる。折りたたんだままクリアポケットに入れておけばうまく読み取ってくれる。
しかし、これが通用するスキャナとそうでないスキャナがある。
DR-150ではうまくいく。しかし、ScanSnapではうまくいかない。紙送り機構の差でポケットを送れないのだ。
ScanSnapの紙送りは、違っているかもしれないが、上下逆方向の摩擦を与えるようで、ポケットが上下で逆方向へ動こうとする。これは確実に1枚ずつ紙送りするにはよいしくみだ。実際、ScanSnapではDR-150より確実に紙送りのエラーが少ない。しかし、その結果、ポケットを紙送りすることができない。
ちなみに、クリアポケットは10枚入りが100円ショップで売られている。

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